2003年04月28日

内幕暴露本

以前にも書いたが、「湾岸戦争」前のイラクのクウェート侵攻時の出来事のいくつかは、「でっちあげ」だったという。たとえば、流出した石油にまみれて死んでいく海鳥たち、テレビで繰り返し流されたこの映像も、でっちあげだったそうである。

そうした「でっちあげ」に関して、現物が手元にないので「伝聞調」でしか言えないのだが、非常に興味を引く本があるそうだ。

かつての「湾岸戦争」は、イラクによるクウェート侵攻がその軍事・政治的動機とされているが、この「侵攻」それ自体が、実は、アメリカの計画的謀略によるでっちあげだったという、衝撃的な内容である。

著者は、なんと、元アメリカ司法長官のラムゼー・クラーク氏。本は『ラムゼー=クラークの湾岸戦争 ―― いま戦争はこうして作られる』(訳本、中平信也訳、池湧社、1994年)。

米国の内部文書資料の証拠をもとに、ワシントン政権がイラクの石油利権を支配する計画を進めてきたことを、暴露しているという。
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2003年04月27日

苦労は、買ってでもしたもんだ

せっかく昨日、どしゃぶりの雨の中、

戦後の買出しもかくあるべきや、という感動をしながら

米の大袋を買ってきたというのに、

今日の昼は、具も満足にないラーメン、

夜は味気ない饂飩であった。

人生こんなものである。

と言うか、オレの人生を象徴している・・・。

自分の渾身の努力を裏切るのには、慣れているけれど、

こんなこと続けていると、買い物にも行かなくなるなあ。

苦労は買ってでもしろ、というあの若い時はもう帰らないのだから、

自分の使ったエネルギーの反動は、すぐ帰ってくるのは知ってるくせに。

若くないんだから、自分の苦労は、少しはねぎらわなくちゃ。

さあ、握り飯でも、作るか・・・。
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2003年04月26日

日記

今日は、「妄語」の読者の方の集まりに突然呼んでいただき、急きょ、プチオフ会とあいなった。あり難いことである。

あいにくの大雨で、しかも会の場所が分からず30分以上も遅刻して行ったのだが、皆さんちゃんと待っていてくださって、恐縮至極であった。
集まりは美人の方ぞろいで、これまた緊張、しかし嬉しい限りであった。
しかし、初めての方がいらして、年甲斐もなく照れてしまい(シャイなので)。またまた恐縮至極。

自分は究極の世間知らずであるから、ファッションや人間関係の観方など、観察眼と洞察力が優れた女性と話すのは、とてもタメになったのである。しかも、聞き上手話し上手の方々と話すのは、いつもホントに気持ちのいいものである。話してエネルギーをもらえる方というのは、やはりいるのです。

落ち着いた、含蓄のある会話をしていただいて、時間の経つのもあっという間であった。外に出れば、少々肌寒いものの桜が7分咲き、しっとりとした感じがぴったりであった。

楽しいひと時でした。ありがとうございました。
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その後、中華街に米を買いに行った。(言っておくが、米は、いつもないわけでない、たまたまなかったのである。味噌はあったのである。)
同時に、「燕の巣」のジュースとかいう、アヤシゲナものまで購入。なんに効くんだ?
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2003年04月25日

独酌

じゃこを肴に、酒を飲む。

ラジオからは、なぜかシャンソン歌手、ジャック・ブレルの「Ne me quitte pas (「行かないで」、英語のタイトルは、なぜか If you go awayである)が流れている。今年は、彼の没後25周年なのでベルギーではいろいろな催し物があるはずだ。

胸詰まるようなその歌詞を聴きながら、オレは図らずも、自分の情けない過去を思い出した。数多くの苦いこと辛いことが、軽い胸の痛みを伴ってよみがえる。

シャンソンといえば、つい先ごろ、歌手のニーナ・シモンがフランスで亡くなった。このアメリカ人ジャズ歌手は、晩年はフランスにいたが、若い頃はアメリカで渋いブルース、ジャズを聞かせて玄人に好まれたという。しかし、エラ・フィッツジェラルド、ナンシー・ウィルソンのような、いわゆる pale skin(黒人だが白っぽい肌)ではなく、純粋のAfrican-American の黒い肌だったので、ファンが少なかった、と聞いたことがある。彼女が社会運動に傾いたのは、そのせいか。

ぐびぐび、飲む。

花間  一壷の酒
今宵  松影の下

書に飽き
人間(じんかん)に倦み
翻って  独り
盃の中に  宇宙を観る

こうべを  廻らして  月に唸れば
応えるもの  悲しき百舌の 声のみ
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2003年04月24日

立ち聞き

今回は、話が尾篭にわたって、誠に恐縮であるが、職場のトイレに入った。二人先客があり、一人は洗面所に向かって手を洗っており、もう一人は「個室」(つまり大の方)に入っている。薄いとびらを隔てて、二人は大声で話をしている。

話はもう長く続いていたようで、個室の中の男の話は「そんでさあ…」と、とどまることがない。洗面の前の男は、相槌を打っている。

どうやら、話は個室の男の私生活のことのようだ。奥さんとのことなど、かなり突っ込んだ、赤裸々な話をしている。友人同士でもここまで打ち明けないだろうと言うような、すごい内容である。

そのうち、手を洗っていた男が、「そうだよね、じゃあ」と言ってトイレを出てしまった。個室の男はそれに気がつかず、まだ話している。

自分のビジネスをしながら、「こいつ、まだ話してるよ、困ったもんだね」と考えていたが、ふと、ここでこの男が出てきたらどうなるんだろう、という考えが頭をよぎった。

男が出てくる気配。
(や、やばい、ここで顔をあわせたらマズイ)と、あせるオレ。
急いでトイレを出ようとしたら、ばったり、眼と眼が合った。

凍りつく男の視線。それを見て、ますます言葉を失うオレ。
すかさず、「やあ、いい天気だね」とわけの分からぬことをいうオレ。
「あ、あう、いやあ、さむいね」としどろもどろに答えるおやじ。

お年のわりにはすごい・・・、いや、その・・・。

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2003年04月23日

愛に飢えたエラ

春とは思えぬ肌寒い夜、エラ・フィッツジェラルドのジャズを聴く。
彼女の歌は、どんな楽しい曲でも、なにかもの悲しさが漂う。

エラはみなしごであった。
ニューヨークの孤児院に入れられ、そこで育った。
その悲惨なままで終わるはずの人生がそうならなかったのは、ひとえに彼女の持って生まれた美声のおかげであった。
当時の女子向け孤児院は地獄であった。看守による暴行や強姦は、日常茶飯事であったらしい。
いわゆる歌合戦で優勝し、エラがスターに登りつめた後、その孤児院を営む者に、ぜひ来院して歌ってほしいと頼まれた時、エラは、言下に断ったという。
二度と思い出したくない過去であった。

スターとなり、13個のグラミー賞を取り、4000万枚以上のレコードを出して、富と名声を手にしても、エラは孤独であった。
常に伴侶を求めながら、叶わなかった。
その代わりに、愛する相手は聴衆であった。常に聴衆を喜ばせたかった。
そのために、スケジュールは日に日に殺人的になったと言う。

ビバリーヒルズに豪邸を買い、ひとつぶ種の男の子と暮らしていたが、
過密なスケジュールのために、会う機会も少なく、
やがて、息子が家を出てしまうと、彼女の心理的な拠りどころは、ふたたび聴衆となった。
ファンを家族と感じていたそうだ。

その疲れを知らぬエンターテイナー活動は、晩年、心臓病で倒れるまで、そして退院してからも続いた。

彼女は謳う。
     「わたしは、誰かが必要なの。
            ・・・・
      わたしは、自分を一人にしたくないの。
            ・・・・
      これはわたしのもの。もう誰も奪えはしない・・・。」
             (I want someone who needs me)
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2003年04月22日

二次曲線

意気消沈するようなことが、立て続けに起こった。

人生は、正の二次曲線、いつかきっとそのうち上向きに・・・、

いや、負の二次曲線でないことを、願うばかりだ・・・(苦笑)。
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2003年04月21日

予算不足

今日のニューヨークタイムズ紙に、アメリカの各州が、第二次大戦以来最大の予算不足に悩んでいる、という記事があった。
ニューヨーク州、ニュージャージー州、カリフォルニア州などが特にひどいらしい。

一言で予算不足というが、その影響は大変なものである。
そのため、図書館や博物館を閉じ、
痛んだ道路も直せず、
病院への補助が減り、
警官の数を減らし、
精神病院は閉鎖の憂き目にあい、
監獄さえも囚人を置けなくなる。

だから、あなたが、もし、地区の図書館へ行ってみてもあいにく閉まっているので、頭にきてブラブラしていると穴の開いた道路にけつまずき、くじいた足を引きずって歩いていると、警官もいないので野放し状態の悪い奴に襲われて財布を奪われ、痛々しい体でなんとか病院にいっても、救急室は閉まっている可能性が大いにあるのである。こんなふうに、「風が吹けば桶屋が儲かる」「犬も歩けば棒にあたる」以上の確率で悪いことが起こってしまうのは、なんと恐ろしいことであろうか。

これは、大雪などの自然災害のせいで市や州が金を遣ったこともあるが、もっとも大きな理由は、テロに備えて警備その他でかかる、莫大な費用のためであろう。

ブッシュさん、このままでは、国の土地が枯れ、人民が疲弊してしまう日は遠くないと思いますよ。「強いアメリカ」、コストがかかり過ぎるかも…。
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2003年04月20日

石油と文化財

イラク国立博物館その他の文化財保護の建物から、貴重な文化財が略奪され破壊されている。ブッシュ米大統領の文化財諮問委員会のサリバン委員長が「米国が略奪阻止のために動かなかったからだ」と抗議の辞任をした。

http://www2.asahi.com/special/iraqattack/TKY200304180139.html

委員長は「略奪は避けられたはずだ。先制攻撃の戦争というのなら、こういう事態に準備しておくべきだった」と語った。

アメリカ政府は、「紛争終結近くの真空の時間帯に起こってどうしようもなかった」と言い訳したが、政府は戦争前も戦争中も「これは何ヶ月も前から、練りに練られた計画だ」と言わなかったかい、オイ?

しかも、石油の方は、しっかり(計画通り)守っているらしい。石油を管理する石油省は、米兵が警備を固め業務再開の準備を進めている。イラクの他の省庁では次々と略奪があり、破壊されているのに。いかにも、ブッシュの方向性を表してるなあ。

石油と文化財 ―― ブッシュが大事にするものとしないもの?

http://www2.asahi.com/special/iraqattack/TKY200304190110.html
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2003年04月16日

Iraq's 55 Most Wanted

イラク戦争は、巷で予想されたとおり「連合軍」の勝利と終わり、
あとはサダム・フセイン以下、かつての政権にいた者たちを
「殺せたのか、それでなければ捕まえられるか」という段階に来たそうである。

そういうまだ所在が分からぬ為政者たちを捜しだすため、
アメリカ政府はかなりの知恵をしぼったようである。
その案とは、誰も予想しなかったようなウルトラC。
なんと、トランプの表に、フセイン以下、各人の顔を印刷してばら撒いたのだ(なんという、考え抜かれた徹頭徹尾巧妙な手口!!)

さてその55枚のトランプ、新聞にも載ったのだが、
今日メールが来て、「世界で一番の指名手配たちのトランプ!はいかが?」
と書いてある。通信販売で買えというのだ。
ご丁寧に、Iraq's 55 Most Wanted Deck of Playing Cards Issued to Each U.S. Soldier by the Dept. of Defense と説明まで付いている。

送ってきた住所と名前を見ると、発送元はアメリカ人のようだが、
フセインを忌み嫌っているアメリカ人に、
どういうトランプゲームをしろと言うのか?
これって、どうよ。
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2003年04月07日

冷や水

ジムに行った。

いつものように、マッチョたちがたむろしている。

軽いジョッギングのあと、ウェートトレーニング室へ。

自分がやるルーティンは、決まっている。腕を押し広げて胸郭筋(というのか)を鍛えるマシン(バタフライと呼ぶらしい)の前へ。

しかし、すでにそこではある若者がマシンを使っている。100パウンドはあるらしい負荷をかけて、グイグイとやっている。

フンッ、俺だって、若い頃はね、そのくらい軽く上げたものだぜぇ。
おらおら、ペースが落ちてるじゃん。
ダメじゃん、そんな風にアゴあげちゃあ。
フンッ、まったく、しょうがねぇぜ。

さて、自分の番が来た。フンッ、見てろ、ホンマものの鍛え方をした者がどうやるか、見せてやっから・・・。フンッ。



                            ・・・・
                            ・・・・

                        ごきっ

左肩名誉の負傷。以来、左腕上げられず。
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2003年04月06日

思いやり検閲?

日々、新聞を開けると、そこには、戦場からの「絵柄」が載っている。

新聞はこぞって、子供と遊ぶアメリカ兵士や、傷ついたアメリカ兵や、アメリカ兵の葬式を写した写真を載せている。
破壊された病院の片隅に横たわるイラク市民や、
家族をなくして嘆きにくれるイラク女性が写っていることもあるが、
これだけが「戦場イラク」の現状では、あるまい。

重症のイラク兵士、
腕が吹っ飛んだイラクの少女、
足がグシャグシャになった市民がいる、
というのはニュースの字面か音声だけで知れることである。

そういう生々しい写真は、アメリカ人家庭のお茶の間に入ったり、
朝からアメリカ人の気分を害することのないように、
新聞社が《自ら判断して載せない》(つまり自己検閲)ようにしているのだ、
とラジオのNPR局で、新聞記者がインタビューで言っていた。
思いやり検閲、というわけだろう。それがアメリカ文化にかなう、とも言っていた。

しかし、そんな「思いやり」も「事実を隠す」ことにしかならないのではないか。
何人のアメリカ人が、自国の兵士が傷ついたよりもさらに甚だしい傷・苦痛を、
イラク市民が味わっているのだ、と感じているだろうか。

これは、メディアの罪といえるかもしれない。
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2003年04月01日

従軍記者

昨日の続き。従軍記者をアタマから信じてはいけない理由は、他にもあると思うのだ。

考えてみてほしい。
軍と共に前線にいる従軍記者は、手に入った情報を全部公開するだろうか。
これからどんな作戦に出るか、これからどこに行くか、明日はどんな武器を展開するか、
こうしたことは軍の「機密」に属することだろう。
ニュースとして報道すれば、結果的に敵にも知られることになり、作戦が筒抜けになってしまう。

そう考えれば、「従軍記者」たるもの、これから軍がすることは一切報道しないだろうし、
せいぜいこれまで行なってきたことを知らせるだけだが、
そうした「すでに起こったこと」はすでに他のニュースで報道されている可能性が高いだろう。
従軍記者の存在価値は、「すでに起こったこと」を前線の観点から報道することに尽きるとさえ言えるのではないか。

Foxテレビ局から派遣されたヘラルド・リベラ氏の前線からの追放は、
結局、そういうことに関してではなかったかと思われる。
彼は、これから軍がどこに行くかを、地面に地図を書いて報道したがために、軍から追いやられることになったのだ。
「これから軍がどこに行くか」は作戦の一部なのだから、これは、当たり前のことである。

前線にいれば、その報道が信用できるとは、限らないのである。

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戦況も定まってきて、アメリカは「戦争後」を見つめだした。
パウエル国務長官はヨーロッパ各国を巡り、関係修復を始めたようだ。戦後復興がアメリカ主導では、反感を買うだけだから、これは当然の動きである。
アメリカは、手のひらを返したように、国連に寄り添い、それを利用しようとするだろう。

同時に、イギリスのブレア首相も、今回の戦争でアメリカに利用されたと感じ始めたのか、ヨーロッパ各国に近づき始めた。
フランスは?国連は?どういう位置を手に入れるだろうか。
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