2003年07月31日

オンブズマン制度

2年ほど前、ニューヨークタイムズ150周年を記念して、その編集方針について、褒めたことがある。
(自らを映そうとする「社会の鑑(かがみ)」)
http://members.tripod.co.jp/mougo/journal.html#NT

しかし、編集方針に関して、メジャー紙ではこのニューヨークタイムズだけがオンブズマン制度を導入していなかったのを、不思議に思っていた。オンブズマン制度とは、その新聞社から独立した第三者がその紙面への批評や意見を自由に同紙に書くという、いわばお目付け役を設置するようなものである。

ワシントン・ポスト紙にはもちろんあり、(オレがふだんは批判的な)ボストン・グローブ紙さえある。日本では、朝日新聞が例の「伊藤捏造記事事件」直後に設置した。

そのニューヨークタイムズ紙が、今回の一連の記事捏造事件を教訓に、オンブズマン制度を導入するという。

http://www.asahi.com/international/update/0731/008.html
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2003年07月30日

テロギャンブル・プロジェクト続報

今日のNYタイムズは、昨日書いた「プロジェクト」が停止に追い込まれ、それを推進したオフィスが、共和党・民主党の双方の議員達からの非難を浴びている、と伝えている。

http://www.nytimes.com/2003/07/30/politics/30TERR.html

同時にその「社説」は、その渦中にいるジョン・ポインデクスター氏を批判し、彼をクビにすべきだと提言している。

昨日書いたように、ポインデクスターはレーガン政権の国家安全保障アドバイザーを務め、その時に「イランコントラ」に絡んで、偽証罪で6ヶ月の禁固刑を食らった。しかし、ポインデクスターが控訴してその判決が覆されたことは、あまり知られていない。

その後、現ブッシュ政権に拾われて、9・11事件以後、Total Information Awareness なるプロジェクトをぶち上げた。これは、国民全員を、そのクレジットカード番号などで「電子」的に監視しようという案であった。これは、議会がマッタをかけた。

今回のプロジェクトも、Total Information Awareness も、どうも考えることは、大学生なみのようだ。

**************************

今日学んだこと:
モルモン教は、一夫多妻で有名だが、この宗教、古くはかなり“残虐な”(と歴史家には見られているらしい)教えがあったらしい。そしてモルモン教徒は、それをあまり話したがらないそうだ。

それは、罪を犯した者の罪は、その血を流して償わなければならないというもの。歴史家によれば、そのためにかなりの虐殺行為があったという。

ユタ州(モルモン教教徒の一番多い州)だけが、極刑の死刑が、一般的な薬物注入と「銃殺部隊(Firing Squad)」による銃殺から選択できる、というのもそれと無関係ではないという。
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2003年07月29日

戦争の犠牲者、アメリカ兵士

第二次世界大戦から現在にいたるまで、60年以上もの間ずっと、米軍は、兵士たちの注意力を高めるために、覚醒剤(デキストロ・アンフェタミン、通称「スピード」)を配布してきた。しかも、これはほぼ強制に近く、パイロットの場合は、服用を拒絶すれば飛行任務を解除されるという。

しかしこの薬剤には深刻な副作用があり、精神病性の異常行動や、抑鬱、不安、疲労、偏執症、攻撃性、暴力的行動、意識障害、不眠、幻聴、気分障害、妄想などを招く懼れがある。昨年アフガニスタンで発生した誤爆事件では、兵士の弁護士が、空軍の処方した覚醒剤が誤爆の原因だと主張した。
つまり、「間違いを起こしたのは、兵士ではなく、覚醒剤のせいだ」と。

ならば、もし兵士が大勝利の成功を修めたら、それは「兵士ではなく、覚醒剤のせいだ」とか「アメリカじゃなく、覚醒剤のせいだ」と言うべきじゃないかね、ブッシュ司令官?

http://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/story/20030501202.html

参考:「米軍は、戦闘に臨む人間がどのようにエネルギーを蓄えたらいいかという常識的なルールには無頓着である。」陸軍大佐で戦史家のS・L・A・マーシャル『夜襲(Night Drop)』(1962年刊行)
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あーーーーー

この国が、なんでも金に結びつける、金で換算してしまう傾向があるとは思っていたが、ここまで酷いとは思わなんだ――。

昨日の夕方、テレビのABCニュースで「政府がテロ・戦争の将来予測に賭けをするプロジェクトを推進」「それに対して、一部から猛反発」というのをやっていた。

これは、インターネットのウェブサイトを使ってオンライン上で、中東地域でのテロ・戦争・紛争・ある国のトップの暗殺など、将来起こりそうな事件に誰でも金を賭けられるというものだ。そのウェブサイトは、「政策分析市場(policy analysis market)」と名づけられ、www.policyanalysismarket.org で見ることができる(批判の後、政府は大幅にその内容を変えてしまった)。

このプロジェクトおよびサイトは、米国防総省の研究開発部門「国防高等研究事業局 (DARPA= the Defense Advanced Research Project Agency)」によって勧められ、レーガン元大統領の国家安全保障アドバイザーを務めた、ジョン・ポインデクスター氏が関与している。今年、300万ドル、2005年までに800万ドル(約9億6000万円)の政府予算が見込まれた。

たとえば、例えばイランの首脳がいつ暗殺されるか、ヨルダンの君主制がいつ崩壊するかといった予測に対して、投資家に賭けさせるのである。米国防総省は、これを「将来起こるテロを防ぐ最も広範な方法」などと位置づけた。

さて、このグロいニュース、日本の新聞がいつ取り上げるか気になっていたが、30時間以上たって、朝日、読売はまったく取り上げず、毎日だけが扱っている。
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030730k0000e030023000c.html (米国防総省:テロ、戦争の将来予測に「賭け」 反発受け中止)

こういうところ、日本の新聞は、まったくわけが判らない。テリトリー意識なのだろうか?

NYタイムズは、もちろん翌日に取り上げている。(上の要約は、NYタイムズにもとづく)
http://www.nytimes.com/2003/07/29/politics/29WIRE-PENT.html
http://www.nytimes.com/aponline/national/AP-Terror-Market.html (これはAPのニュース)

しかし、こういうプロジェクトが話にのぼる段階で、誰もその品の悪さ・悪趣味さを問題にしないのだろか。
この国のトップは、国際政治をコンピューターゲーム程度にしか見れないアダルトチルドレンのアタマなのか??
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2003年07月28日

やっぱり北海道

皆さんの、ご想像どうり、ちゃーんとありました。「いかようかん」の対抗品。
しかし、「いかようかん」の、あのインパクトには及ばないようです。

しかし、わたしも、ヒマですね〜。


http://www.wagashi.or.jp/tokyo/shop/1302.htm

http://www.sakura-utopia.ne.jp/meishokudo.derica/01.html

同じ蛸なら、これっです。写真をぜひ見て見たいですな。
http://www.joqr.co.jp/minimap/htmls/data_0427_003.html


http://www.wagashi.or.jp/tokyo/shop/3819.htm

http://www.wagashi.or.jp/tokyo/shop/2603.htm
        「初代がシベリアに抑留中に、故郷魚野川を登る鮎を思い・・・」という部分が、
        涙なしには読めません。

ミミズク
http://www.wagashi.or.jp/tokyo/shop/2901.htm
        名前がちょっと・・・。
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2003年07月27日

からくり箱の世界

昔から、オレは、食間にどうも血糖値が下がって体調が悪くなり、頭もボウッとしてしまう。三食は食べているのだし、どうしたらいいものかずっと悩んできた。が、糖尿病を患っている友人に勧められて、フルーツジュースを飲むことにした。

アドバイスによると、理想的には、一日の間、少しずつ六食を食べるのが良いんだそうである。「もちろん、誰もそんな時間はないけどね」と言っていた。
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今日は時間がないので、こんなものでお許しいただきたい。 

単純で、かつ、不可思議な、しかも美しい「からくり細工」。気に入っています。
コーヒーカップは、驚きますよ。

亀井明夫のからくり箱の世界
http://www.karakuri.gr.jp/karakuri-j.htm

***********************

どうでもいいことなんですが、こんな検索で、わが「野球コラム」のページがトップに出てきたそうで、なんか、我がコラムも一人前に認められたような気がして、嬉しいです。
       ―― いいんです、「気がする」だけなんですから、放っておいて下さい・・・。
                  (←そんな暇があったら、たまったシリーズを、早く書きなさい!>自分)

http://search.msn.co.jp/results.aspx?q=%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%93%E3%80%80%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%BD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9&FORM=SMCRT
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2003年07月26日

地域復興

「いかようかん」が、かなり受けたようなので、同じネタです。

インターネットが普及したことを反映してか、最近は、地方都市もホームページを持つものが増えたようである。

しかし、こういうことを、役場の人たちは、議論したんでしょうか・・・?

仙台
http://www.police.pref.miyagi.jp/minami/song/song.html
            あつい、熱いぞ!仙台! しかしなあ・・・

http://www.city.sendai.jp/kankyou/resaikuru/wakerukun/index.html
            見よ!ワケルくんのアツい頬を!! ワケルくんのテレビCMも見て下さい。 
            ぼくも欲しい「ワケルくん壁紙」!!

青森
http://www5b.biglobe.ne.jp/~aomo/
            マジですか?「キミの運命を、主要12キャラに重ねるがいい!!」
            そして、「おしながきへ急げ」!!

福島
http://www.anoshimayori.com
            アンディ・ウォーホールばりの、野口英世の顔がシュールです。

ゆったり、のんびり、イイねえ、東北。
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prescription drug 論議

ワシントンポストという新聞は、時の話題を、冷静な、しかも深みのある分析を、判りやすく解説してくれるので好きなのですが、例の薬(prescription drug)論議をシリーズで特集しています。

この薬問題、メディケアが、1965年7月30日に成立したときの欠陥が反映されてるようです(もう直ぐ40周年)。つまり、大まかに言うと、このメディケアでは、病院での治療・医療行為、そしてその行為の一部としてもらう薬には保険が効くのですが、医者から処方され薬局に自分で買いに行く薬には効かないのです(アメリカでは、家でのむ薬は、医者から処方箋を書いてもらって薬屋で手に入れます)。

余談ですが、日本の新聞も、ニューヨークタイムズばかりでなく、またニューヨークポストばかりを追いかけず(たとえば、松井の話題、ちなみにこれは“ダブロイド”新聞、いわばイエロージャーナリズムに近いものです)、たまには、ワシントンポストを引用してほしいものです。

まだ全部読みきってませんが、包括的なシリーズのようです。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/politics/specials/fiscal/medicare/

右の方の、「Graphics」も助けになります。
http://www.washingtonpost.com/wp-srv/politics/daily/graphics/medicare_062703.html
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2003年07月25日

同性愛判決の ヒ・ミ・ツ?

昨日の「雑記」について、読者からメールを頂きました。
北海道の厚岸町という所には「牡蠣もなか」というものがあるんだそうです。うーん、何が入ってるんでしょう?

さすが、北海道は独創的です。新しい物にすぐ跳びつく、という噂も…。

*******************
アメリカの連邦最高裁が、17年前のみずからの判決を翻して、国民の同性愛の自由を認める判決を下したのは、つい一月前(6月26日)。

これは、保守的な13州に今だに残っている「sodomy law」(辞書を調べたら「反自然的性交取締法」とあるが、簡単にいうと同性愛、主にホモセクシュアルを禁じる法律)が、違法であることを決定したもの。

つまり、ベットルームの中で何をしようと当人の自由であり、国が関知するべき問題ではないということである。同性愛者の「自由」が認めるという、考えてみればごく当たり前のことだと思うのだが、それが、17年もかかったのだ。

驚くことは、もっとある。この判決が、保守派が多数を占める最高裁判事たちによって下されたということである。一体どうなってしまったのか?
その後どう発展するか興味を持ってメディアを見ていたが、別に議論がそれほど発展することもなかった。

もちろん、保守派の大勢はカンカンだった。

この最高裁判決の後、ブッシュ大統領とホワイトハウスは「ゲイ同士の結婚」について明確な立場を示さなかった。そのため、保守派は意見が分かれ混乱しているように見えた。
(参照:7月2日付け、White House Avoids Stand On Gay Marriage Measure
http://query.nytimes.com/gst/abstract.html?res=F00B17FB385E0C718CDDAE0894DB404482 )

最高裁のこの手のひらを反したような判決と、保守派のこのアタフタの裏には、実はある事実が隠れていると思っている。

それは・・・
アンチ同性愛の方は、以下を読まないほうがいいでしょう。



いいんですか?


後悔しますよ・・・!

ホントにいいんですね?

かつて、ホワイトハウスが同性愛者に反対する法案提出しようとした時、それを黙って握りつぶした人がいた。

誰か?



あの、チェイニー副大統領ですよ。

なぜか?

彼の娘さんがレズビアン(同性愛者)だからです。(マイケル・ムーア『Stupid White Men』より)

オレは、この事実が、最近のホワイトハウスの同性愛者に対する態度に、反映されていると、睨んでいます。
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2003年07月24日

いかようかん

北海道の方って、独創的だとは聞いてましたが・・・。
ちょっと怖いです。睨まないでください。 

http://www.ii-uchi.com/yanagiya/ika.htm
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2003年07月23日

薬の値段 と シュワルツコップ

昨日のニューヨークタイムズに、以前「妄語」にも書いた、この国での「薬の値段」についての記事が載っています。

画面右の方の、

      MULTIMEDIA
       Chart: Comparing Drug Costs

をクリックすると、USとカナダの値段比較が出ます。
ぜひ見てみて下さい。

Premarin、Prevacid、Synthroid、 Zocor などの価格の差には驚くものがあります。特に、Toprol-XLの値の差は、信じ難いくらいです。

http://www.nytimes.com/2003/07/22/politics/22DRUG.html

*********************

ジムのテレビで、ケーブルチャンネル、MNBC局の「ハードボール」という番組をやっていた。

テレビ局の司会(しかめ面した、いかにも社会の良識はオレが背負ってます、みたいな顔をした男)が、元司令官ノーマン・シュワルツコップにインタビューしていた。彼は、第一次湾岸戦争で有名になった男だ。

イラク戦争について、彼は、「われわれは、サダムが化学兵器・毒ガス兵器を持っていることは知っているし、知っていた」、「WMDは見つからなかったが、理由はどうあれ、戦争が始まってしまった以上、われわれは勝たねばならぬ」などと力説していた。

「サダムが化学兵器・毒ガス兵器を持っている」ことが、ブッシュ政権によってどう正当化されるのか。
WMDだけが理由だったのか。
もしそうだとしたら、それは、現在ブッシュ政権が自己弁護のために言っている理屈と異なるのではないか。
こういうことには、まるっきり答えていない。

しかも、「理由はどうあれ、戦争が始まってしまった以上、われわれは勝たねばならぬ」だと??? どんな馬鹿な戦争でも、「正しい、正当化された戦争」だというのか? そういう考えが、ベトナム戦争にアメリカを引っ張り込んでいたんじゃなかったのか?

それにしても、この司会の男、しかめ面の知識人ぶりしているわりには、突込みがぜんぜんなくて、実のあることを全く言わないのだ。こういうやつは、どうも好きになれない。あらかじめ書いてあることを読むだけなら、大学生でもできるんだぜ、オイ!
このMNBCというのは、けっこう「御用テレビ局」だね。
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2003年07月22日

まぬけ二題

買い物に行くと、なぜか、そこの店員とまちがわれることが多い。

中華料理屋で店員と間違われるのは、まあ、驚くにあたらない。中国人が話しかけてくるのも、どうかと思うが。

服装店で、ジーンズを探してたら、

「ねぇ、そこのぼーやぁ、この柄で、もっと大きいサイズな〜い?」

と、あるカッコイイあんちゃんに訊ねられた。その時は別に店員と同じ服装をしていたわけではない。一張羅の白いポロシャツを着ていたのだ。

バーゲン品を覗いていると、

「あなた! このお金はあなたに払えばいいのかしら?」

と、おねえさんに言われた。くそ、貰っちまえば良かった。

スーパーマーケットで、トマトを物色していると、おばさんが

「これ、パウンドあたり、いくらなの?」

と訊いてくる。

昨日、ウォールマートに雑貨を買いに行った。洗剤売り場を覗いていたとき、突然わき腹が痛くなり、あまりの痛さにその場にしゃがみこんだ。
「あ、あいたたたぁ〜、げ、源さん〜、さ、刺しこみが〜」と悶絶してると、

「あのね、ゴム手袋とモップはどこかしら?」

という声が上から聞こえた。
はじめ、ごむ手袋ヲ探セ、サスレバ刺シコミハ治るデアロウ、という神の声かと思ったが、なにがなんでもゴム手袋とモップは、奇跡すぎるであろう。モップ持って、指圧のココロは母ゴコロってか?

見上げると、おばあさんが、「おまえ何をこんなところで油売ってるんだ」という目つきでこちらを見下ろしていて、眼と眼が会った。その日は、ジーンズにTシャツ(黒地に、お気に入りのミロの絵が描いてある)を着ていた。だからだろうか。
立ち上がれないので、しゃがんだまま「すいません、店員じゃないんです」と言おうとすると、近くを通った別のおばさんが、これまた質問があるという風に覗きこんだ。

(いかん、このままでは、ウォールマートの店員にされてしまう!)

と、我慢して立ち上がり、笑顔を作り立ち去った。

買い物に行くのが恐ろしい。
******************

続く
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2003年07月21日

武道家(マーシャルアーティスト)イサイア

今回の件では、不便なことばかりだが、おかげでいろんな人に会えて、なかなかエキサイティングな経験もする。

先日のトラック野郎のマイク爺さんに、また会った。ディーラーに行くのに、ピックアップサービスを使用したのだ。また顔をあわせると、ニコニコ笑って「元気かい?」と言った。

また、いろいろ話した。マイク爺さん、車はパワフルなトラックがお好みだそうだ。
「今度買うやつは、わしの最後の車になるな」
「何いってるんですか。あと40年も乗り回せますよ。どうせ丈夫な車になさるんでしょう?」
「ああ、V6じゃ駄目だ。V8じゃないと」
(おおっーーー、すげえぞ、この爺さん)
「ボートを、湖から引っ張り上げなくてはいかんのさ」
「かっこいいねえ、爺さん」

話が弾み、ディーラーに着くと、いろいろな話題のお礼を言った。すると、「ああ、面白かったねえ」と嬉しそうに笑った。
「そのうち、また会っていろいろ話を聞きたいですよ。そのうちビールでも飲みに行きませんか」
「わしゃ、酒は飲まん」
「じゃあ、コーヒーでも」
「ああ、わしは、いつでもここにいるよ」

忘れ難い出会いであった。

****************

その後、ある車のボディーショップに行ったら、武道家という男に会った。話している最中、誰かが事故にあったという電話がかかり、その話をしているうちに、それは彼の道場の生徒であることが分かった。

名前はイサイアといい、プエルトリコから来たという。ひどく若そうだが、話し振りも落ち着いていて、かなり成熟した感じがあった。後で聞いたら、24歳だという。クンタオ柔術というのをし、他のいろいろな武道も勉強していると言った。

なんとこの歳で、「武術の殿堂」に表彰されたのだそうだ。

会話が、お互い興味ある合気道の話になる。オレも合気道をする(した)ので、興奮気味になり2時間も話し込んでしまう。いったのは夕方だったのだが、店が閉まってからも二人しかいない店内で、相手の腕を掴んだり技をかけあったりする。

店の外面は、ショーウィンドゥーのような大きな窓である。道行く人たちが、ここで何が起こったのかまさか喧嘩かという顔をして、通り過ぎていく。黒人の子供達が、窓ガラスに顔をくっつけて、眼を見開いている。

そのあと、「ねえ、これを見て!」と、自分の双子の息子、先生、仲間、両親などの写真を見せてくれた。なかなか純粋なやつだ、イサイア。
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2003年07月20日

検索のトップ

こんな検索で、このサイトに来られた方もいらっしゃるようです。
間違っていないだけにグウの音も出ません。

http://websearch.yahoo.co.jp/bin/query?p=%a4%ef%a4%af%a4%ef%a4%af%a5%db%a5%eb%a5%e2%a5%f3&hc=0&hs=0

サイト名を「焼肉な人生」または「焼肉妄舌」と変える予定です。

**********************************

カフェで友人と話していたら、その知り合いとかいう男が、話に加わってきた。

話の流れで、人種のことが話題となり、その拍子に男は「あなたは、中国人でしょう」と言った。
まあ、こういうことは良くあるし、日本人だって、たとえば、東欧の(元)ユーゴスラビアやマケドニア人たちをちゃんと識別できはしないから、腹は立たない。

しかし、男は、こっちが日本人であることをすぐ忘れてしまう。

しゃあない、大サービスして、「カンフー」の真似事でもしてあげますか。
アタァ〜、トゥ〜、フォリャ〜・・・とか。ブルース・リーの真似。
これ、こどもにはよくやります。
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人種差別

この国の保守主義には、もはや白人黒人の差別はない、みな平等だ、と言い張るものがいる。(これを、やや皮肉を込めて「平等主義者」と呼ぶことにする。)

先日ここで述べたラッシュ・リンボゥーはその一人である。彼の、論理は、たとえば、「もしまだ差別があるなら、なぜ、マイケル・ジョーダンが英雄でいられるのでしょう」(そして決まって、そこで話を止めてしまう)というものだ。

かつて、この国は、オリンピックの100M金メダリストを、彼が黒人だったというだけで、帰国後、馬と競走させて金儲けに使った。たしかに、今はそういうことはなく、黒人でもスポーツのヒーローになれる。ただ、それまで、長い時間がかかり、多くの有色人種(ネイティブアメリカンを含む)が犠牲になったが。

こういう論理は、あまりに前時代的で、子どもっぽくてお話にならない、切り捨てることは簡単だが、しかし、問題はこういう「白人」たちが沢山いることであり、リンボゥーの議論にもならない議論を支持する人たちが多くいることだと思う。。

今日のボストン・グローブ紙に、マサチューセッツ州では、有色人種のほうが、スピード違反のチケットを受けやすい、という記事があった。

載っている統計は、かなりショッキングなものだ。白人(特に女性)は、スピード違反をしても、警告(チケットを切られず、もしまた違反したらチケットをもらう)ですむことが多い。ある女性など、一週間に3回も警告で済んだというというケースもある。

一方、ある日の統計では、有色人種は、警告がまったくない。ひどいケースでは、ハイウェーで5マイルから10マイルオーバーでチケットを切られた者もいる。このくにでは、10マイルオーバーはごく普通だ。

平等主義者は、なに見てんだろうなあ。というか、こういう事実が出るたびに、眼をつむっているのだろうか。
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2003年07月19日

芸術的開眼について

「酔眼妄語」に、上記タイトルのエッセーを書きました。
お読みいただければ幸いです。

http://www.memorize.ne.jp/diary/72/41937/
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2003年07月18日

イラク情報操作疑惑

忘れないように。
 
イラク情報操作疑惑、CIAが昨秋に誤り指摘 米紙報道
 「イラクのウラン購入計画」という誤った情報が1月の一般教書演説に盛り込まれた問題で、ブッシュ政権の説明と矛盾する事実が相次いで明らかになっている。ホワイトハウスが昨年秋の時点で同計画の怪しさに気付いていたことを示す新事実も表面化。ブッシュ政権に対する風当たりは強まる一方で、米中央情報局(CIA)長官の進退問題だけでは情報操作疑惑が決着しない可能性も出てきた。
http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/TKY200307120296.html

「イラクのウラン購入計画」巡り米政権、釈明に躍起
 「イラクのウラン購入計画」にからむ情報操作疑惑の打ち消しに躍起の米ブッシュ政権のライス大統領補佐官やラムズフェルド国防長官は13日、「ウラン問題だけが開戦の理由ではない」「問題は解決した」とテレビで釈明した。だが、疑惑の追及は収まる気配がなく、アフリカ訪問から帰国したブッシュ大統領にとって、厳しい状況が続きそうだ。

 ライス補佐官は「サダム・フセイン(元大統領)がウラン購入を試みた、との理由だけで大統領が戦争を始めたと考えるのはばかげている」と説明。大量破壊兵器(WMD)を製造・保有していた旧フセイン政権が世界の脅威だったことを改めて強調し、購入計画を盛り込んだ「一般教書演説は正しかった」と語った。
http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/TKY200307140071.html

しかも、おろかな英国政権

英政府、BBCへの圧力強める イラク兵器巡る報道 
 英政府がイラク兵器の脅威を誇張したと報じたBBC(英放送協会)に対し、ブレア政権が圧力を強めている。ブレア首相やストロー外相が報道の訂正と謝罪を求めたのに続き、フーン国防相は9日、情報源を明らかにするよう迫った。BBCを屈服させることで、「戦争を強行するために国民を誘導した」という疑惑を解消する狙いのようだ。
http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/TKY200307110089.html
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2003年07月17日

老人マイク

車の最終診断を受けるために、ディーラーに持って行った。

車を一晩あずけることになったので、帰りをそこのスタッフの車で送ってもらった。そういうサービスがあるのだ。

その車の運転手が、けっこうな爺さんで、耳が遠いらしく叫ばないと聞こえない。しかし、話はとても面白かった。

名前はマイクという。4年半前に63歳で引退するまで、中距離トラックの運転手をやっていて、週に2300ドル稼いでいたそうだ。「いいか、まあ、聞いてごらん。2300ドルだぜ」と、微笑みながら自慢げに言った。
「じゃあ、三つ目の家をビーチに持ってるんだろうね」と相槌がわりに言うと、そうだと言う。一つは、ここから車で4時間ほど北に行ったメイン州に、サマーハウスを持っていると言う。

トラック組合(ユニオン・トラックという)に属していたので、身分が保護されていて、給料はよく、一日10時間か500マイルを越えて働く必要がなかったそうだ。しかも、夜は車中ではなく、モーテル泊まり。トラック組合メンバーの特権だと言う。トラック組合に入るためには、難しい試験が必要だそうだ。

「しかもなぁ、引退後、月にいくら貰っていると思う?4466ドルだよ。」
「へえ、そりゃすごい。普通に働いている人だって、そんなに貰わないですよう」というと、へへへと嬉しそうに笑った。
話していて、「しかし、月4400ドルとは・・・」というと、「いや、66だよ」と、その度に訂正したのが可笑しかった。

第二次世界戦争には行ったのか、と訊くと、いやほんの子どもだったと応えた。ティーンエイジャーにもならなかったのだろう。大戦後、16才で軍に入り30年間エンジニアとして勤めたと言う。

だいぶ親密になってきたところで、「パールハーバーをどう思いますか?」と訊いてみた。
「いやぁ…」
「わたしは、オープンマインドのつもりです、どうぞ言ってください」
「あれは戦争だったからねぇ…」
「やっぱり、だまされた、と思いましたか?」
「…ああ、そうだったなぁ…。…戦争はどんなものでも良くない…」
「イラク戦争も?」
「うーん、あれは、難しいなあ。奴はオカシかったからね」とフセインのこと言った。「戦争はいけないが、仕方がないこともある…。」

というころ、家に着いた。
「いろいろ話してくれて、ありがとう。すごいですよ、$4400ドル…」と言うと、
いや「4466だよ」と笑い、「早く結婚しいや」とウィンクしてくれた。
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2003年07月16日

翻訳機

ラジオのトークショーホストに、ラッシュ・リンボゥーという右派・保守強硬派のスピーカーのような男がいる。この男が、この秋から、ケーブルテレビのスポーツチャンネルESPNで、日曜のアメリカンフットボール番組を持つそうだ。

この男は、これまでラジオで、有色人種、フェミニスト、同性愛者にさんざん侮辱、(根拠のない)非難、罵声をあびせている「論者」である。なにより、彼の番組を聴けば一目瞭然だが、彼のアタマの中では「黒人=犯罪者」という図式が出来上がっている。

アメリカンフットボールといえば、ほとんどが黒人のスポーツだ。ESPNのトップと番組のプロデューサーは、何を考えてんだろなぁ。
全く住みにくい世の中だぜ。

**************

いろいろと忙しくて、「妄語」を書く時間がない。

実は、この大リーグオールスターを機に、ヤンキースでがんばる日本選手についての「松井物語」を上綴するつもりであった。しかし、こう忙しくてはそれも適わぬ。

かといって何も書かぬのも申し訳ないので、御蔵に入ってるものに手を加えてアップしよう。テーマは、古典的なものである。

自動翻訳機なるものがあって、ウェッブでもすぐ試せるものである。例えば、
http://www.infoseek.co.jp/Honyaku?pg=honyaku_top.html 
この翻訳の優劣を確かめるために、日本語を入力して英訳し、さらに和訳してみるという方法がある。

     論より証拠
        ↓
     Proof of the pudding is in the eating
        ↓
     プディングの証拠は食べることの中です。

(これは冗談ではない。本当である。試されたい。)

かつての妄語の「薬という神話」から、漫才のせりふはどうだろう。まず英訳してさらに和訳すると。

     いや、効くことは効きますが、すでに売られていてもっと安く手に入る
     普通の薬と変わらへん、という話や。
             ↓
     いいえ、既に売られており、それが有効であることは有効ですが、
     安値で手に入るのは通常の薬の話および奇妙なストローへんです。

などとなって、こりゃ、何のことやねん、となる。これで、「翻訳機てんまつ記」が書ける、というわけだ。

というわけで、妄語を書きましたので、読んでいただければ。下をクリック ↓↓↓
http://www.memorize.ne.jp/diary/72/41937/
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2003年07月15日

オールスターの夜

大リーグ・オールスターの夜である。もちろん観るのである。

今年は、勝ったほうのリーグが、ワールドリーグ(ALとNLのチャンピオン同士が戦ってアメリカNo1を決める)のホームチームを取ることになる。ホームチームが、一試合多く本拠地で試合ができるのである。

これは、心理的にえらい違いだが、こうなったのも、去年のオールスターが引き分けに終わりファンの大顰蹙を買ったためである。しかし、この決定には多くの選手が反対している。所詮、エキシビションだし、このひのき舞台に選手全員を登場させること(それは監督にとって大変な仕事である)と勝つことは、両立が難しいのだ。

ホームチームは、バスケットボールのように勝率の一番チームが取ればいいだけのことである。

最初は、この6月に他界したラリー・ドービー(Larry Doby)に敬意を表する黙祷から始まった。ドービーはアメリカンリーグの最初の黒人(African-American)選手だった。

考えてみれば、ここまで来たのは感無量である。大リーグができてから、最初のユダヤ人選手がプレーするまでに長い期間がかかった。その頃、すでに黒人リーグの「ニグロリーグ」があったが、この二つのリーグが一緒にプレーすることはなかった。レベルはニグロリーグの方が上だったそうである。それから最初の黒人選手が大リーグに入るまでには、多くの月日と試合を必要としたのである。

今や日本人や韓国人さえプレーしている。しかも、大リーグ選手の40%以上が外国人である。う〜ん、なんという変わりようだろう…、などと考えていたら、もう最初のピッチングが始まっているではないか!おい、ビールはどこだぁ?

なかなか、えがった。
最初の、ポップシンガーのねーちゃんによる国歌もちと軽くて甘すぎたが、渋いチェロの伴奏つきで、えがった。(しかし、こんな甘ったるいアメリカ国歌聴いたの初めてだぜ。)

その間、アナウンサーのジョー・バックと解説者のティム・マカーヴァーが何も言わず、静かに美声を聴くことができた。えがった。この二人は、野球の知識も豊富で、いつもいい解説をするのだ。えがった。

ヒェ〜、ピッチャー、最初っから、内角攻めをしてるよ。勝敗がかかってるので、ピッチャーも真剣。選手が怪我をするのはイヤだが、まあ、試合に緊張感があって、えがった。

試合は、ALがホームランで逆転勝ち。残念ながらバリテックは出なかったが、えがった、えがった。
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2003年07月14日

夏の出来事

車がないので、歩いている。

健康にはいいが、最近ジムに行ってないので、せっかく始めた筋トレが頓挫している。

この夏ソフトボールのチームに入ってるが、この年になると普段から体を作ってないと、いざという時に動けない。特に今年はピッチャーを任されたりするので、特別に体を作らねばならない。そう思って、肩、腹筋、背筋、上腕を徐々に筋力トレーニングしてきたのだった。お陰で、いいピッチングができた様だが。それも一からやり直しだな…。

夕暮れに、そんなことを考えながら歩いていると、傍を走っていった車から「あ、あいつはどうだ?」という声が聞こえた。ぼうっと見送ると、少し先で停まり、中から数人の若造が降りこちらへ駆けてきた。

「まずい!」と思った。

ここはアメリカだ。どこでも絶対安全ということはないが、夏には若者の血が騒ぐのか犯罪が増える。ここは大都会ではないが、猛り狂った若造の考えることは、小さな町でも変らない。

普通、グループになってする。車で通りすがりに卵を投げたり、水鉄砲で人を狙ったりするのはまだかわいい方である。たまさか、人を襲ったり、拳銃で脅して女性を強姦しようとするケースもある。何年か前、似たようなグループに追われたことがあった。その時は、自転車だったので無事だった。また、ある夜、自転車で家に帰ろうとしたら、向こうから走ってきた車からペッパースプレーを顔にかけられ、視覚を完全に失ったこともある。その時期アジア人を狙ってこうした「事件」が多かった。ただ、あれは冬だったが…。

オレは、その瞬間、走りだした。
若造どもは、こっちがこんなに早く気づいたのが意外だったのか、「おっ」と叫んで加速し始めた。
オレもひたすら走るが、サンダルを履いているので思うように走れない。

うまく地面がけれないので、サンダルを引きずるようにして跳ぶ。
あと少し・・・あと少しで、曲がり角だ。
しかし、その後はどうする?
何を持っているか、分かったものではないのだ。

走りながら脳ミソををグルグルと回転させ、周りを見る。
相手が複数では勝てるものではない。どうする?

角を曲がると、まっ直ぐの一本道だった。これでは直ぐに判ってしまう・・・。

ふと左手を見るとドライブウェーがあった。そこに駆け込み、さらに建物の裏に回り影に隠れる。

彼らは「どこ行きやがった」と言いながら、去って行った。激しい息が喉からもれた。
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2003年07月13日

危機管理

イラクの大量殺人兵器が見つかる公算は、ますますなくなっているようだ。

イギリスの政府高官が「ダメだな、もうないだろな」と言ったり、イギリス情報局がかつての資料の捏造を認めたりしている。大西洋のこっちでも、CIA幹部が、「あれはないと初めから知っていた」と言ったり、それ以前にアフリカに調査に行ったグループが、「イラクのウラン輸入はありえないと、政府に助言していた」と明かしたり・・・まあ、今さら驚くほどでもないが。

ブッシュ大統領の周りも、この事態に及んで、いわゆる「危機管理」に腐心している。ブッシュをアフリカ歴訪に追いやって、「反テロテロテロ」と叫ばせている間に、高官たちはあちこちのメディアに出演して、ああでもないこうでもない、と言っている。ラムズフェルトなどは、3大テレビ局全部にでて、言い繕いしている。

しかし、全体の様子を見ると、みな責任逃れで、それは誰それが言った、俺はああは言わなかった、みたいな言い訳ばっかだ。ついこの間、イラク侵攻の兵力予測の誤りの責任を引退する幹部に負わせたように、今回は、どうやらCIA長官が詰め腹を切らされる羽目になるらしい。

いま政府の椅子に座っている人たちは、「ネオ保守主義」と言われるインテリたちだ。これは、アメリカ中西部「バイブルベルト」といわれる地区出身のかつてのキリスト教保守主義と、ウォールストリート派、そして民主党から「目覚めて」共和党に鞍替えした者達をあわせた、新しい知的グループである。大企業をバックに、その金づるは政府の奥の方まで浸透していると言う。代表は、副大統領のチェイニーである。

しかし、この「インテリ」たちが、こんな簡単に、責任逃れのゴタクを並べるとは、思わなんだ。

まあ、それも問題なのだが、一番の問題は、ここまで嘘をつかれていたことが分かって、アメリカ人大衆が怒るかどうかだと思うのであるが・・・。

アメリカ人よ、いいかげん怒らんかい!! 正義、正義などと、ほざいてたくせに!!

い、いかん、また自制心を失ってしもうた・・・。
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不当採用?

ニューヨークタイムズの国内ニュースをなにげなく見ていたら、「ルックスで雇用。しかし差別の危険アリ」という記事があった。

なんでも、シカゴの「アバクロンビー&フィッチ」というデパートは、美人が店内に入ってくると、そこで働かないかとスカウトするのだと言う。エリザベス・ニルという大学生のねーちゃんは、もうすでに三回もスカウトされたんだそうだ。

エリザベスちゃんは、白人ブロンドの超美人、まあ、ルックスでアピールするのは間違いない。

記事には、「魅力的な人を雇うのは、必ずしも違法ではないが、これはある年齢層の、ある性別の、ある傾向の人種のみを好んでスカウトするわけだし、その点で差別禁止法に抵触するかもしれない」と書いてあった。

確かに不当かもしれんが、しかしなあ、バーのウェイトレスとかを考えればわかるように、ルックスで勝負する職業もあるし、デパートもまあ客商売だ。面接に行ったって、表向きは「差別なしに雇用」なんて書いてはあるが、(職種によっては)鼻の下を伸ばしたオヤヂとかに気に入られる美人の方が、採用率は高いに決まっている。よほど嫉妬されなければ。

そういえば、太っているがために解雇されたスチワーデスが、飛行機会社を不当解雇で訴えたが、会社側が勝ったというのがあったなあ。

そう考えると、「アバクロンビー&フィッチ」は、ふだんコソコソやられていることを、堂々とやったにすぎぬのかもしれん。

人生は、不平等なもんだが・・・。やっぱ、美人美男に生まれて損はないよな。天は二物を与えず、なんて嘘だしな・・・。

ふんっ、つまらん。
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2003年07月12日

BBC版「フレンズ」

アメリカのテレビ番組に「フレンズ」というのがある。ニューヨークに一緒に住む、3人の男と3人の女のドタバタ劇のコメディーである。大人気番組らしいが、あまり好きではない。

6人はまともな職も持ってないのに、NYのけっこういいアパートに住んでいるというシュールな設定も気になるが、そもそもどうも面白くないのだ。これは、アメリカ文化を共有してないからかもしれないが。

金曜の夜に、PBS局で似たような番組がある。「Coupling カップリング」という番組で、イギリスのBBC製作だ。同じような、3人の男と3人の女のドタバタ劇のコメディーなのであるが、こちらの方が、はるかにウィットと機知にとんでいて好きである。

しかも、かなりキワドイテーマ(Sexなど)やHな会話もあり、BBCもここまでやるかね、と驚く内容だ。

なにより、知的なヒネリが、よく効いていておもしろい。

たとえば、男の一人が、バーでこの世のものとも思えぬ美女に会う。しかし、女はイスラエル人でヘブライ語しかできない。もちろん男はヘブライ語が喋れない。しかし、男は意を決して、女性に話しかける。当然、英語対ヘブライ語の会話だ。男が英語で相手を褒めちぎり、女性は不審気にヘブライ語で応える。その後、シーンは変わって、今度は、同じ会話を、男がヘブライ語、女性は英語でやったらどうなるかを見せる。一見うまく行っていた様子の二人だが、言葉を代えてみると大笑いという設定だ。

その「カップリング」が、いつの間にか中止になっていた。惜しいことである。
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2003年07月11日

その後

今回の事件で、今週は雑記や妄語のネタにはいろいろ困らなかったのであるが、疲れて書く気もしない。「ネタにしたら面白い」出来事を、箇条書きにする。

*火曜日に更新の確認のためAAAに電話したら、会員料金を二重払いしていると言われた。二度ともクレジットカードは異なり、それに払ったのは昨日になっている。
つまり、日曜に電話で言い張ったように、AAAは更新に必要な情報を得ていたのだ。そして、こちらに言われて慌てて更新したのだ。二重取りになるのもかまわず。しかも、オレが電話しなければそのままだったのである!
AAAは信用ならん!!

*AAAには、言いたいことが他にもあるが。

*極めつけは、これであろう。ある朝、車をレッカーしてもらった。その前に、懐に現金がないので銀行に行くかどうか迷う。銀行は歩いて10分、走って5分程の所。どうせレッカーはすぐには来ないだろう。なぜか逡巡し、なんとなく諦める。
その後レッカーが来た。レッカーに載せてもらって出発。銀行のそばを通る。その時、運ちゃんが「オイ、あれ見ろ」と銀行を指さした。銀行の周りには御回りが沢山いる。ついさっき、銀行強盗があったのだという。
流石に、背筋がゾッとした。

−−−−−−−−−−−
楽しいこともあった。金曜にレッカーしてくれたジェイクというおじちゃんは、気配りがきき、気の良い男だった。話がまた面白かった。

「昔、16才の頃よ、マイアミで日本食レストランで働いてたけど、鉄板の前でコックがナイフなんか投げるやつさ。うまかったねぇ〜。日本人の主人は皆、親切だった。夕方店が開く前にテーブル一杯の食事を出してくれる。店を閉めると旨い酒を出してくれた。日本語でハッピーバースデーが歌えたんだが、もう忘れちまったなぁ。ほら、お客のために歌わないといけないだろ?いい想い出だ。」

「レッカー業界と車修理業界は、みな、イタリア系さ。やつら商売はうまいぜ。(そういえば、ここの前の市長はイタリア系だったねえ、コネクションに良かったんだろね、と言うと)ああ、レッカー業界が5000ドルの賄賂送ってたってやつだろ?なに今のもそうさ。やつはギャングの弁護士だったんだぜ。そりゃぁ、・・・おっとっと、アブねえ!見たか?今のキチガイ野郎の運転よ〜」

てなわけで、ここには書けない様な「秘密」をいろいろ教えてもらった。
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2003年07月10日

薬事情・続報

バリテックが、オールスターに入りました!!

3百21万票以上(3,210,509)を獲得し、トップでした。投票してくだすった皆さま、この3,210,509票の一票が、貴方の票だったのです! ありがとうございました!!

下のサイトに言うように、キャッチャーとしての技術は文句なしなのです。打撃の方は、才能はあるけど、キャッチャーという苛酷なポジションゆえ、シーズン最初の好調を維持するのは難しいのです。二年前に、今年こそと思わせましたが、試合中の事故で左肘を骨折して離脱してしまいました。

http://boston.redsox.mlb.com/NASApp/mlb/bos/news/bos_news.jsp?ymd=20030709&content_id=417680&vkey=news_bos&fext=.jsp&c_id=bos

お〜、祝杯だ、祝杯。酒はないか〜、酒は〜? えっ、もう、きのう飲んじまったって?困ったね、こりゃぁ。いくら、前祝って言ったって、全部飲んじゃあ、話にならんな。まあ、ほれ、そこの水にキッチンワインを入れて持っといでな・・・。

***********************************

以前「妄語」のほうに書いた、この国の薬事情の続報である。

テレビABC局のニュースによると、処方箋による薬は、ますます価格が上がっているそうだ。ゾーコアは過去一年で10%上昇。全体では、過去五年に30%以上の値上がり。レペトアなど、50%を超える。

理由は、「儲けるため」だそうである。「profit, profit, profit, big profit」とアナリストは言っていた。広告競争も熾烈さを増し、広告費は研究費の二倍の伸びだそうだ。

その結果、老人達は薬を買えなくなりカナダに走る、と報じていた。

製薬会社の次の手は ―― 政府に働きかけて(ロビー活動)、価格に上限(キャップという)を付けさせないようにすること、だそうである。これまで薬に関して国のコントロールがまるでないのも、ロビー活動のためである。政治家が金で動く、良い例だ。

野放しドンヨク資本主義
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証拠がなかった戦争

「見えた」とは、なんじゃい?

ラムズフェルド米国防長官は上院軍事委員会の公聴会で証言し、「開戦前にイラクの大量破壊兵器(WMD)について新たに劇的な証拠は持っていなかった」と述べた。開戦に踏み切った理由については、同時多発テロを経験したため、既存の情報であってもイラクに新たな脅威が見えたからだと説明した。ブッシュ政権は旧フセイン政権が過去に化学兵器を使用したことなどから「イラクにはWMDの脅威がある」と強調していた。 (朝日新聞速報)

http://www.asahi.com/international/update/0710/006.html

それにしても、朝日さん、ちょっと速報が遅いんじゃ・・・。それに、これに絡んだCIAや他の調査の話とか、イギリスの元高官が「WMDはもう見つからないだろう」と言ったことなど、まったく報道してませんぜ。
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2003年07月09日

あなたも、いま、投票を! オールスター

もうすぐ、夏の祭典、大リーグ野球オールスターが、開催される。

これは、ファンの投票、全チームの選手と監督の投票、そしてアメリカン・リーグ(ア・リーグ)とナショナル・リーグ(ナ・リーグ)の監督の推薦で、メンバーがほぼ決まる。

「ほぼ」と書いたのは、各チーム最後の一人は、両チームの5人の候補から我々のインターネット投票で決まるからだ。

ア・リーグの候補には、レッド・ソックスのキャッチャー、バリテックが入っている。

バリテックほど、アンダーレイテッド(正しく評価されない)選手も、いるまい。オールスター一般投票ではNYヤンキースのポサダがトップだが、それはニューヨークの巨大な票田があるからだ(それが人気投票の問題点)。

バリテックは、キャッチャーとしての技術はトップクラス。キャッチャーというのは、ただ座ってボールを受けているようだが、トンでもない。時にファールボールを体に当てられながら、ピッチャーの難しいボールを受けなくてはならない。打者によっての配球、内野の守備陣と全てに配慮しなければいけない。彼は、それが絶妙なのだ。しかも打者がゴロを打ったら、一塁手のカバーのために、(あの重い防具をつけて!)一塁まで走るのである!!

打撃もトップクラス。現在、キャッチャーで最高の成績を残している。しかも、左右打ちのすばらしい素質(特にその手首!)。球界全員が認める努力家、チームの牽引役でもある。ただ、その物静かな性格ゆえ、目立たずスポットライトを浴びることはない。

世界の妄語ファンの皆さん!
そこの、あなた様!
ぜひあなたも、この機会に、このすばらしい選手を、オールスターに入れてやってください!!
締め切りは、今日です(米国東海岸18時)。最後の、最後の、お願いまいりました〜(←おいおい)。
バリテックを、よろしく〜(彼のサインもらったから、言うんじゃありませんよ)。

投票は、ここ。ア・リーグは「J.Varitek, BOS」と書いてあります。ナ・リーグは適当、いや御自由に。Eメールアドレスが必要です。
http://outfield.mlb.com/mlb/events/all_star/y2003/mlb_final_vote_form.html

レッドソックスのHP(英語)
http://boston.redsox.mlb.com/NASApp/mlb/index.jsp?c_id=bos
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2003年07月08日

子どもの処刑

今日は、手続きいろいろなことがうまく行かず、疲労困憊。
個人で嘘をつくのは解るが(腹は立つが)、組織全体で嘘をつくとは、まったく許せん。

***************************************

イラン、パキスタン、ナイジェリア、サウジアラビア、イエメン。

これは、なんのリストか想像がつくだろうか。

新しい「悪の枢軸」ではない。これにアメリカ合衆国がはいり、「世界でたった6ヶ国」となる。

これは、少年犯罪者や精神障害者にまで死刑を適用している国だ。また、この国は、子どもの権利に関する国連協定に調印していない世界でたった二ヶ国のうちの一つである(もう一つは、ソマリア)。それは、その中に、18歳以下の子どもの処刑を禁ずる項目があるからである。

先進国の中で、子どもに死刑罪を適用してるのは、アメリカだけである。(ちなみに、先進国の中で、死刑があるのは、アメリカと日本だけ。)

アメリカは、中国は「人権問題」があると言う。しかし、その中国でさえ、18歳以下の子どもの処刑を禁じている。

さらにおかしいのは、この国では、16歳以下では、まともな「大人の意識」を持っていないと思われているのだ。たとえば、車の運転は16歳以上、また、なんらかの契約書にサインができる能力があるとみなされるのは17歳以上である。

この国は、子どもを処刑する自由を、なんとか保持しようとしている。
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2003年07月07日

ロジ号の最後 (続)(前)

話の続きは、こうである。

荷台に車を載せて、やっと家までやって来た。家にはガレージがあるが、道路からそこに至るまで家の脇にちょっとしたドライブウェーがある。けっこう細いのだが、悪いことに反対側には車が二台停まっていた。

「これでは不可能ですねえ」と、あんちゃんに言うと「へぇ、おもしれえ、やってやろーじゃないか!」と言った。後から考えると、あんちゃんはオレの言葉を一種の挑戦と受け取ったようだ。あんちゃんは、トラックの後部からドライブウェーに進入し始めた。

バックミラーを見ると、ほとんど家の壁際に後退してゆく。大丈夫かいな、と思ったが、また睨まれるのもイヤなので、黙っていた。

突然、トラックが止まった。その瞬間、急ブレーキをかけたのだと思った。あんちゃんは「あ、やべ!(Shit!)」と言ったのだが、疲れていたせいか気にも留めなかった。2階に住む大家が出てきて、なんじゃあこりゃあ、という顔をした。その時は、レッカーがそんなに珍しいかの、大げさな、ぐらいにしか思わなかったのである。

あんちゃんはドライブウェーに入るのを諦め、車を離れたところに降ろし、二人で押していくことにした。

無事、車をガレージに入れると、あんちゃんは、そそくさと帰って行った。やれやれ、とんだ一日だった、と荷物を降ろした頃、大家がまた降りてきて、激怒しながら、「これを見ろ!」と、家の壁を指差した。なんと、そこの壁はひしゃげ、目茶目茶になっている。

あっ、と叫んで、大家の顔を見た。「あいつがやったんだよ。気づかなかったのか?」と、大家はイライラしながら言った。炎天下で疲労困憊だったせいか、その時まで、全く気がつかなかったのだ。
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