2003年08月31日

Solutiaという会社 と ボストンファン

去年の11月10日に「雑記」に次のような記事を書いた。

アラバマのある町で、恐ろしい有害物質PCBが、MonsantoというPCB製造会社(現在はSolutia)によって、1929年から1971年までの40年以上にわたって垂れ流しにされてきたという。そのせいで、空気や土壌や自然は汚染され、住民は、河の魚を食べることや河で泳ぐこと、芝を刈ることさえも禁止されたという。
しかも、アメリカ環境保護局はこの事実を知っていながら、長いあいだ指導もせず、かつ、このSolutiaのクリーンアップ作業の期限を緩めたのだ。
http://www3.azaq.net/bin/diary/read.cgi?01/mougo+14

構造的には、日本の水俣に似ていないこともないように思えるが、この事件の訴訟が和解になったそうだ。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A22884-2003Aug20.html

ただし、今日の「60Minutes」によれば、Monsantoは間違ったことをしたとは認めてないという。

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今日、ボストンのフェンウェー球場でレッドソックス対ヤンキースの試合が行なわれたのだが、その試合でヤンキース側は、ロジャー・クレメンスが先発した。クレメンスは今年限りで引退を表明してるので、レッドソックスがプレーオフに出場しヤンキースと対決しない限りは、クレメンスがフェンウェー球場で投げるのは、これが最後になる。

周知のように、クレメンスはかつてレッドソックスのメンバーであり、192勝している。そして、1996年のシーズン後にレッドソックスを去ってトロントに移った時には、ボストンのメディアはクレメンスをこの世の最大の裏切り者であるかのように書きたてた。クレメンスの投手としての偉大さを讃えていたかと思うと、一夜にして裏切り者となじるボストンのメディアが、オレにはダブルスタンダードに見えて、気に入らなかった(実は、ダブルスタンダードはボストンメディアの十八番で、この他にも沢山あるのである)。

その後、トロントからニューヨークと渡り、ついこの間300勝を達成した時にも、未だに快く思ってないメディアやファンがいたのである。クレメンスは、人格に少々問題があるとも言われるが、選手としては敬意を表すべき選手である。

そのクレメンスの最後の登板に当って、ファンがどう反応するか興味があるというか心配していたが、彼が7回に降板するときには、観客の90%がスタンディングオベーションをしたという。ホッとした。
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2003年08月30日

伝統のイッセン

今日の昼間は、ボストン・レッドソックスとニューヨーク・ヤンキースの試合が、テレビで中継される。しかも、レッドソックスはペドロ・マルチネスが先発である。

しかし、仕事が忙しくて昼間は見ている暇がないのだが・・・。

そうだ、ビデオという、つよーい味方があったじゃあ、ございませんか!
マルチネスの投球を何回も観て、彼の投球を研究したかったところだ。しかも、相手はヤンキース、ちょうどいい!
ちょうどいい、そうそう、ビデオにとろう!!

というわけで、(安売りの)ビデオテープも買って来た!

試合前に、セッティング終了!

念のために、少し頭出しオーケー!

昼飯も作った!これで、最初の一,二回は、飯を食いながら観れるな!(万が一、失敗した時のためにな!)

完璧だ!!

試合は、初回でボストンが3点を先行。おお、これで、安心して仕事ができるではないか!

二回の裏まで見て、昼食後はテレビ画面を消して仕事をした。(うちのはテレビとビデオが別なので、テレビを消してもビデオがとれるのだ。) 途中、テレビをつけてビデオが取れていることを確認する。

ふふふふふ、と夜が楽しみであった。

夕方まで根を詰めて仕事をしたが、疲れてしまってうまく行かない。
ま、いいさ・・・、ふふふ、今夜は、伝統の一戦を堪能するぜ!!

さて、飯を用意し、ビールを注いで、さぁ、とビデオをつけた。
二回までは観ているので三回からだな・・・、どれどれ・・・・・

・・・・・・

・・・・・・

ありゃ? 4対5で逆転されている・・・・。回は八回・・・・八回???
よく観ると、マウンドには、ペドロがいない・・・

三回から八回まで、飛んでいる・・・・。

ペドロが打たれたことよりショックで、しばらく立ちなおれなかった・・・。
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2003年08月28日

露路3号

やっと車が手に入った。今日、全ての手続きを終えたところだ。
今度の車には、なんと、羽根がはえている(飛び立ちかねつ、とりにしあれば・・・)

しかし、今回の件では、実のいろんなことを経験した。

命に関わりそうな危ない目にあったのが、3回。

夜、お回りさんに、サーチライトを当てられ、拡声器で

Don't Move!!

とやられたのが2回。(ホント、撃たれるかと思ったぜ)

AAAの対応に怒り狂ったのは、数知れず。(本が書ける)

しかし、そのかわり、トラックの運ちゃんとか、人のいいメカニックとか、元中距離トラックのおじいさんとか、心温まる人たちに会えたのは、不幸中の幸いだった。そして、この社会にずっと近づいたような気がする。

それとは逆に、善良そうな日本人の方が、子供だましの嘘を言ったり偽善的なことをしたりしたのには、ちょっとがっかりした。
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2003年08月27日

わたしを買って!

原因が分らないのだが、ここのところお腹の具合が思わしくない。しかたなく、必要時以外はできるだけ家でおとなしくしている。

ジャンクメールを丹念に見たりする。しかし、実に色々なメールが来るものである。こんな会社がこっちの住所をどうやって調べたか、などと考えても無駄である。この国では、個人的情報は、会社同士が地下で結びつき合った“メイトリックス”ワールドで簡単に売り買いしているのだ。こういうジャンクメールビジネスは、年に何百万ドルも動くという。

さすがに最近はヴィクトリアズシークレットのカタログは来なくなったが、一度も買ったことはないのに、あいかわらずLLビーンのものは来る。年に4回は来るから、送る人数を考えると確かにものすごい費用だ。

ピザの割引券、芝刈り機のセール、ケーブルテレビの「新しいパッケージディール」(この新しさは日本のパチンコ屋並みである)、マーケットの「今週だけのお徳」、デパートの「今だけの特別セール」・・・。

いろいろ面白いものも多い。

「コレは、あなたの生活をスピーディーにし、潤おし生き生きさせます。必要なときはいつもコレ。多くの女性が、コレなしには生活できない、という声を上げています・・・」最後まで「コレ」がなんだか言わない。ペーパータオル・ホールダーである。

「潤い」をむしろ取り去るのでは? いや、「ホールダー」だからなぁ・・・。

「あなたの先祖がなにか知りたくないでしょうか?! この膨大な宇宙で、われわれは色々なものと繋がっています。あなたは、もしかしたらヨーロッパの貴族やある王国のお姫様と繋がっているのかもしれません!庭の素晴らしい菩提樹が、自分に霊的に繋がっていることを知って人生が変ったという声もあります!」

「膨大な宇宙」は空間的に広がるのであって・・・いや、野暮なことは言うまい。しかし、自分がどこぞの悪徳政治家や、糞にたかる蠅だったなんて(あ、同じか)、知りたくもありません。

「MACA」というアルゼンチンだかチリだかから来たとかいう「なかなか手に入らない」薬草は、「あなたとあなたのパートナーの夕べを特別のものにしてくれ」るそうで、「忘れられないパフォーマンスで、二人の愛を確かめましょう!」と謳ってある。見てみれば、媚薬らしからぬ愛想のないカプセル錠を、女が持って微笑んでいる。

こんな効くの?どなたか試したことあります?
コレは知りたい!
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2003年08月25日

日本で何が起ってるのでしょうか

このサイトの一応メインのページ「酔眼妄語」に、日本からアクセスが異常に増えた。

しかも、サイトのサーバーが分析してくれたところによると、「ビル・ジェームス 野球」や「野球 セイバーメトリックス」という検索語でアクセスしてくるケースが多い。この数は何かを表わしているとしか思えない。

日本で何が起ってるのでしょうか。すみませんが、どなたか、教えていただけませんか?
もし、何か分りましたら、「MAIL」をクリックして、お願いします。
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2003年08月23日

女性の脚に異常な関心を抱く男

例のフジテレビ番組と王監督の問題を探していたら・・・。

困った事件ですが、この記事の書き方は、暑い夏のちょっと涼風のつもりでしょうか?

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20030821ic09.htm
女性を刃物で脅し「脚見せろ」、大阪で類似事件続発

「大阪市浪速区で、マンションのエレベーターなどで1人になった若い女性を狙い、ナイフなどを持った男が体を触るわいせつ事件が、今年に入って9件相次いでいることが21日、わかった。・・・同様の犯行は一昨年7月に起き始めたといい、昨年までの発生分を含めると、この2年間で計16件に上る。浪速署は、すべて同一犯とみて強制わいせつ容疑で捜査、警戒を強めている。

・・・・・
 男は20歳代とみられ、1メートル70前後。・・・平日の深夜、エレベーターや非常階段など、人目につきにくいところで、刃物を突き付け、・・・・脚を見せるよう脅すのが共通している。

 浪速署は、女性の脚に異常な関心を抱く男とみて捜査。マンションやコンビニなどに約4000枚のチラシを配り、深夜帰宅する女性に注意を呼びかけるとともに、パトロールを強化している。」
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2003年08月22日

ヘルスケア予算の遣い方

アメリカでは、国や州のヘルスケアのための予算がない、足りない、とよく言われる。各州も火の車のようだ。

お尻に火がついてしまった各州の知事は、今回の処方箋薬についての法案を支持するといっている。そんな記事がニューヨークタイムスに載っている。

Governors Unite to Urge Shifting Costs of Medicaid
http://www.nytimes.com/2003/08/18/politics/18GOVS.html

しかし、この「予算不足」、もしかしたら、そのお金の使い方が悪いためではないかと考えているのは、オレだけではなかろうと思う。

実際、予算が、事務手続きや官僚に回りすぎている、と指摘する記事が同じニューヨークタイムスにあった。

Health Costs Compared
http://www.nytimes.com/2003/08/21/national/21INSU.html

これによると、$1につき、31セントは、そういう「諸経費」に回ってるらしい。(トップクラスの給料にも、大いに回ってるんだろう、とオレは思う。)それは、カナダでの経費の二倍である。

アメリカさんよ、カナダ直輸入の薬を批判する前に、自分ですることがあるんじゃないかなあ。

BOSTON, Aug. 20 ―― A comparison of health care costs has found that 31 cents of every dollar spent on health care in the United States pays administrative costs, nearly double the rate in Canada.

Researchers who prepared the comparison said today that the United States wasted more money on health bureaucracy than it would cost to provide health care to the tens of millions of the uninsured. Americans spend $752 more per person per year than Canadians in administrative costs.
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2003年08月21日

La force de l'age

フランスの哲学者、ボーボワールは ―― よく言うように、単に「あのサルトルの愛人だったボーボワール」と世紀の哲学者サルトルのおまけの様にいってしまうと、彼女に対してあまりに不当だろう。彼女は、サルトルより遥かに優れた書き手といわれている ――、ボーボワールは、かつて、『La Force de l'Age』という小説を書いた。

訳せば「年の力」「追い寄せる年齢の勢い」ぐらいか。年を取るとともに、われわれは。肉体上、精神上の変化・衰退に気づかざるをえない。女性は、その変化にもっと敏感かもしれない。彼女は、そのどうしようもない「自然の力」に焦点を当てつつ、一種の自伝を書いたのである。

最近、この言葉をよく考えるようになった。「年の力」というだではなく、《外から来る抗い難いものの力》のことを。

自分の期待とは無関係に否応なしに起る「現実の力」。

それを前にしては、個人の影響力など塵のごとくの「社会や群集の力」。

こちらがどんなに努力しても、こちらの配慮とは無関係にモノ(それがどんなに愚劣な独善的なことであっても)を言ったりしたりする「他人の(エゴの)力」。

そして、ふだん忘れていて、天災などが起こると再確認する、巨大な「自然の力」。

もしかしたら、ボーボワールはこうしたもの全部を、個人としての人間の中に潜む「La Force de l'Age」として、描いたのかもしれないなどと思うのである。
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2003年08月20日

カスタマーサポート

今日の怒り

アメリカでは、いろいろなシステムがよく整備されている。つまり、“スピリット”は良い。しかし、人間が絡むと、ロクなことが起きない。コンピューター関係のカスタマーサポートもその一つである。

Dellというコンピューター会社からあるものを購入し、今日受け取ったのだが、商品が一部壊れていた。箱はなんともないのだが、中のシールパッケージが破られている。包装の時にやられたとしか思えない。

そのシールに曰く。「もしこのシールが破れていたら、配達した者の目の前で開封し、どのようなダメージがあるか目撃してもらうこと」。

???箱を開ける前には中が壊れているかどうか分らんのに、どうしろっちゅうねん?

しかたなく、Dellのカスタマーサポートに電話したが、一時間以上たらい回しにされたあげく、出てきた人にいろいろ情報を提供しても、けっきょく何の進展もない。

とどめは、これだ。
あるラインに繋がって「待ち時間は3分以内です」と言った。
思いっきり、ホッとすると同時に、ある女性が出て名を名乗った。

「は〜い、わたし、アンジェラですぅ〜(はぁと)♪ 元気〜?」

(おっ、やっとでたか、やれやれ・・・)
「あ〜、もしもし、良かった、やっと繋がった。あのう・・・」

「あのねぇ、今たーくさん電話がきてるのでぇ〜、あと一時間したらまたかけてね〜(はぁと)。じゃね〜」(ブチッ←電話の切れる音)

(な、なにー!?レコーディングじゃぁねえか。くっそーっ。こ、こ、この怒りを、だ、だれに・・・)ブチッ←本人の切れる音

それと、英語話せる人、雇えよな〜。移民どうしじゃあ。ラチがあかんよ。(グスッ)

Dellのカスタマーサポートなんて、だいっ嫌いだぁ〜

まったく、心臓に悪いぜ (ぼそっ)
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2003年08月19日

ポール・ニューマンのシャレ

ニューヨークタイムズなどのアメリカのメジャー紙と、日本の大新聞が大いに異なると思うことの一つは、アメリカの新聞には著名人や有名人が頻繁に投書したり、コラムを書いたりすることであろうか。

今日のニューヨークタイムズに、俳優のポール・ニューマンが小さなコラムを載せている。
http://query.nytimes.com/gst/abstract.html?res=F70A13FC3B540C7A8DDDA10894DB404482

Foxテレビ局といえば、アメリカでは保守派の最先端を行く局であるが、リベラル派の論客など対して妙な攻撃をするのでも有名である。

最近、アル・フランケンという政治風刺作家が本を出し(彼は、「サタデーナイト・ライブ」という土曜の深夜に放送するお笑い番組の作家でもある)、そのタイトルに「Fair and Balanced」と付けたという(オレは読んではいない)。Fox News Network は、その報道局トレードマークの「Fair and Balanced」を使われ著作権ならびに利益を侵害されたと、アル・フランケンを訴訟で訴えた。

この動きに対して、ポール・ニューマンは、絶妙な風刺をそのコラムでしている。もしそんな訴訟が可能なら、政府の「住居区市街地域開発部Department of Housing and Urban Development(略してHUD)」は、彼が主役を演じた、1963年の映画『HUD』の著作権を侵害してる!一体どうしてくれる?、というのである。

なかなかしゃれっ気のある男である。

しかし、驚いたことに、ニューヨークタイムズ・インナーネット版のディスカッションサイトでは、この皮肉の利いた冗談が理解できない人たちが、ごろごろいたのだ。
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2003年08月16日

映画『Swimming Pool』

どんな小さなものでも、進歩とは嬉しいものである。

ジムに通い続けて何ヶ月かたち、最近では、持久力と筋力が上がった、というかやっと元に戻った。毎週少しずつ伸ばしていって、2マイル近くを走っても息が上がらなくなった。腕の筋トレが、苦でなくなってきた。

少々(強調)ハラも凹んできたし。

しかし、このハラっていうのは、少しサボると、すぐ出てきますね。生き物のようです、って生き物の一部ですが…。

しかし、続けていたバットの素振り300回は止めてしまった。我侭なものである。(苦笑)

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フランス映画『Swimming Pool』というのを観た。

なかなかよくできた話である。

主題は、ある女性作家の心理劇なのだが、センチメンタルさをまったく廃して、徹頭徹尾、冷徹な眼で描いている。しかも、物語や各シーンを描くタッチが、繊細であると思う。

絵画にたとえていうと、それぞれのシーンを、絵ブラシであまり多くの色は使わずに描く。その刷毛のトーンが少しずつ違い、それでいて、全体の調和はうまく取れている、という感じだろうか。

リアリズムでいながら、最後に、ストーリーを一気に幻想の世界に引き込むような、どんでん返しも控えている。この監督、まだ若いらしいが侮れない存在である。

主人公を演じるシャルロット・ランプリングという俳優が、これまた良い。
ほとんど無表情で立っていても、葛藤や苛立ちを含めて何十種類もの心理を表現できてしまう。

この繊細さは、ほとんどのアメリカ映画には、絶対ない。
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2003年08月15日

停電・続報

先頃わが家の壁に風穴を空けて行った、あのレッカー車のその後だが、こちらのかなりフォーマルな手紙が効いたのか、やっと見積もり金額分のチェックを送ってきた。

もちろん、家の壁の修理というのは塗装代などもかかり、この「見積もり」は全体の十分の一にもならないのだが。

しかし、この話はどこまでもこうなのか、わが運のつきというのか、送られてきたチェックは、なんと右下の部分が破かれていた!

大家からそれを見せられた時、「なんという偶然の“ひねり後方回転”」と、思わず笑ってしまった。大家もニヤニヤしていた。

さて、どうなりますか・・・?

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マサチューセッツにある電力監視センターの発表によれば、オハイオの電力所に何らかの故障が発生、それがなだれ式に障害を引き起こしたという。

一方、ワシントンポストによると、すでに2年前に問題は指摘されていたらしい。

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A61117-2003Aug15.html

確かに、専門家たちも別に驚かないという態度だった。この国は21世紀の電力要求を前世紀のシステムで供給している、と言っているのだ。

各州のトップ達は「電力の信頼性監視○○組織とか、今まで聞いたこともない組織がたくさんあることを、昨日知った」と、暢気なことを言っている。

「電気使用権」の売買に眼を奪われ、インフラを整備しようとせず、
また、「送電線使用権」を得たり売ったりするための部分的な送電線を扱う会社はあるのだろうが、高くつく全体的な送電線システムを管轄する会社はない、

と、そんなところだろうか。
目先の利益を追った、その場凌ぎの開発のツケかもしれない。

まだ原因の公的発表はなく、アメリカとカナダはお互い責任を擦りつけ合っているという。
最初の発端がどちらにあろうと、安全装置がまったく働かずこんな広範囲にわたって停電してしまうネットワークを作った責任は免れないと思うが。
それさえ、気づかないのだろうか。

こんな反応自体が、この国の「電力行政の意識の低さ」を物語っている。

ラジオを聞いていたら、
電気供給システム・ネットワークの整備は政府がすべきだという声に対して、
政府高官が「そんなことを連邦政府がする必要はない」と発言した、
と伝えていた。

結局、何度もいうようだが、この国に「公共の視点」が欠落していることに尽きるのかもしれない。
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2003年08月14日

大停電

夕方、カナダ南部からアメリカの東海岸一帯にかけて、停電になった。ニューヨークやシカゴやトロントを含む地域で5000万人が被害にあっているらしい。オレのいる所は、幸い、なんでもなかった。

最初、みな、テロではないかと疑ったが、そうではないらしい。停電後、大統領以下、すぐテロの可能性を否定したそうだ。(もちろん、コンピューター系がウィルスでやられた可能性は、まだ完全にゼロではないだろう。ちょうど、新しいコンピューターウィルスが出回っている時期だし。)

しかし、当局側は、原因の特定には慎重のようだ。ニュースによると、アメリカ側はカナダに責任を押し付け、カナダはアメリカの責任を指摘しているらしい。

いずれにしても、こんな大領域で同時に停電が起るのは、信じ難いことである。そのシステムかネットワークに問題があるからだろう。一説によると、その経路は「直列型」だそうだ。もちろん、こんなネットワークができているのは、それで儲けている奴がどこかにいるからだろうが。(数ヶ月前のカリフォルニアの電気危機も、それが理由だった。)

テレビやラジオで解説する電力会社・産業側の者も、実に歯切れが悪い。National Academy of Enginnering という不思議な名前の電力産業機構の代表のピーター・ブレアというのがテレビに出ていたが、キャスターの質問に、奥歯に物が詰まった言い方ばかりして、まともに答えられないのだ。

キャスターが、どうしてこんな広領域で一気に停電になったのかと訊くと、「いやこうしたことは、システム上あり得るので、26年前(1977年)にも、同様なことが起った」などと暢気なことをいう。すぐさまキャスターが、「しかし、26年前に打撃を受けた人口ははるかに少なかったですよね」と言っても、その26年前の教訓をどう生かしたのかも説明できない。

26年前に似たようなことがあって、何の対処もできなかったとは考えにくいから、システムを改善するためにあえて何もしなかった、と考える方が自然だろう。
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2003年08月13日

OFF会 (下)

やがて、Moさんの作ってきてくださったプリンとMさんの作ったケーキを、Nさんがカナダはナイアガラから密輸して来たというアイス・ワインとともにいただく。カナダはワインなど作らないように見えるが、あにはからんや、とても旨いワインの産地が多いのである。特に、アイス・ワイン(貴腐ワインのこと)は有名で、Nさん、今回は皆の所望の一本を、無理やり脅されて持ってきたというわけである。アイス・ワインはもちろんのこと、プリンもケーキもとても上品で美味しかった。もちろん、プリンにもアイス・ワインにも目がないロジ、またひたすら頂く。

デザートを食べながら女性と男性の違いの話をしていたら、Kさんが、アラジンの魔法のランプから出てくるジーニーのジョークを言う(皆さん、ご存知?)。ある男がランプをこすったら、あの美女の魔法使いジーニーが出てきて願い事を三つだけかなえてやろう、と始まるあれだ。そこで、ロジは、「美女が、しかもそんな半裸で出てきたら、それで願い事の二つは叶えられたみたいなもんだな〜」と言って、皆の白い目のひんしゅくを買う。(このジョークは、女性のココロを理解する難しさを言ったもの)

というわけで、Nさんを囲むOFF会なのに、Nさんの近況だの、最近興味を持ってる登山だのは、ついに話題に出ずじまい・・・。Nさん、申しわけない!! これに懲りずに、また来てくれー。(アイス・ワイン、また、よろしく)(←冗談ですから)
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OFF会 (中)

Mさんが用意してくれた夕食は、これまた、眼を見張るものであった。完全和風で、料理が盛ってあるお皿も含めてプレゼンテーションが完璧である。茶碗蒸し、蛸のサラダ、大根の、、、等々とここに書いたら切りがないような豪華版。Mさん、普段から、スポーツ・スーパー・ウーマンとしか思ってなかったが、その隠された才能を充分に見せてくれる。Moさんの持っていらした「豚の何とか漬け焼き」も、これまた完璧であった。(すみません、Moさん、名前忘れた。でも美味かったです。)

こうした旨い料理を目の前にしても、皆の話題は留まるところを知らない。しかも、テーマに手加減はないのである。あるテーマに、みんなが自分の立場と経験に基づいて考えを提供して、そのテーマが豊かなふくらみを持っていくのを見るのは心地よいものである。

しかし、話はどんどん飛ぶのである。話が、なぜか、「ホモセクシャル」の話題になった(なぜか、と訊いても無駄である)。なぜ人間はホモセクシャルになるのか、どういう仕組みなのか、ということを滔々と語りだしていた不思議な科学者U氏は、話の途中で「ペ○ス」と言う。不思議な科学者U氏の名誉のために言っておくが、U氏は、もちろん、完全なる科学者的冷静さをもって言ったのである。なんと、こんな上品な料理を目の前にしてそんなことを言ってしまうのか、と一瞬のけぞるロジ。しかし、まわりの何もなかったかのような自然で冷静な反応を見て、さらに自分を恥じるロジ。

その危うい隠語を言った直後、座が車の話題になったとたん、不思議なU氏は、車に関する百科全書的な知識を披露する。それに絶妙な合いの手を入れるNさん。車の運転は、実は超一流のMさんも熱心に話しに加わる。(お連れ合いのこういう話には慣れているのか、まあそんなものね、てな感じで冷たく見つめるMoさん。)
恐るべし、このグループ・・・。
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OFF会 (上)

このあいだの月曜の夕方に、妄語の読者が何人か集まってOFF会をした。平日なのであるが、今回は、このHPの一番古い読者で去年カナダに移られたNさんが、アメリカに一時帰国したのを機にそのナジミで集まろうという趣向である。これは、そのかなり遅れた報告である。

ジャーナリスト常岡浩介氏流に言うと、これは、まさにギャルギャルの会である。参加者は、まずオレことロジとNさん。その他に、昔からの美人常連のMさんと、そのMさんのナゾの○人Kさん。比較的新しい読者であるが、誰よりも熱心な突っ込み役美人ギャルMoさんと、そのお連れ合いで、化学でも生物学でも何でも詳しく、しかし実は車にはもっと詳しい不思議な科学者U氏、というかなーり恐いメンツである。

場所は、Mさんのお宅にお邪魔させていただいた。Mさんは先頃ここに引っ越されたばかりで、ついこの間は 物置状態、いや 荷物が山の様であったが、いまやMさんの良い趣味を反映した落ち着きあるお宅になっている。

あいにくその夕はものすごい驟雨で、初めてのNさんがちゃんと着くかどうか心配であったが、いつもオーガナイズ抜群のNさん、オレが着いた時にはすでに待っていた。カナダの気候のせいなのか、はたまた水が合わないのか、Nさんかなり瘠せたように見えたが、これは最近始めた登山のせいらしい。

まず、Mさんがアピタイザーとして出してくださったものに、驚いた。実に上品である。たとえば、蓮根を輪切りにした上に紫蘇を重ねて、その上にチーズが載ってたりする。ロジは一番最後に到着したのにもかかわらず、Nさんによりもそのアピタイザーに心と眼を奪われ、最初に手を出して、皆のひんしゅくを買う。しかも、ロジが持って行った缶ビールはグラスにあけるときれいな泡が少しずつ液状に変っていくはずのものであったが、長距離を運転してきたために、生温かくなって肝心の泡が立たず、その泡も立たない生温いビールをMoさん達に無理やり勧め、また場の沈黙を引き起こす。

もうありとあらゆることが話題であった。アメリカ人の運転の仕方、経済、トロントのSARS、医療、ブルーベリー(なぜ話題に出たか不思議)、などなど。喧々囂々話していて、ちょっと気を緩めると、もう違う話題に移っている。科学系の話は、不思議な科学者U氏の懇切ていねいな解説付きである。
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自然の摂理

日が沈んだ後、外を車で走っていたら、空に明るい光が走るのを見た。

車を止めた。あまりに明るい光で、一瞬、花火かと思ったが、雲の間を走る稲妻であった。南の青い空に、巨大な積乱雲がにょっきりと突き出していた。かなり高い所にあるのだろう、日は沈んでいるのに、雲の大部分は明るかった。

空が一面に見渡せる広場に行った。積乱雲の中を稲妻が走るたびに、雲全体が、いびつな形の電球のように点滅した。音も聞こえない。見ていると、青い空を背景に、雲と雲の間に黄白い電光が走ることもあった。電光は鋭く激しく、まさに科学かなにかの放電の実験のように、超自然的な感じである。

この巨大な出来事のあまりの凄さ、そして、それが自然界で起っているという自然の摂理の偉大さに心を打たれて、しばらく見とれていた。
これに比べたら、人間が作るものなど、なにものでもないな。
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2003年08月11日

食べて健康・・・

こんな朝飯、食ってみたいが。

http://www.mainichi.co.jp/life/kenko/cooking/200307_09/0708.html

ふむふむ・・・。

『病院の食事相談を行う管理栄養士、幕内秀夫さん(50)は「朝食抜きの背景には夕食時間の変化がある。午後9時過ぎに重い食事をとれば、朝は食欲がなくても仕方ない。パンをコーヒーで流し込むなら無理に食べないほうがいい」という。
・・・
自炊できない人には「通勤途中で買うおにぎりとお茶」を勧める。パンはご飯より水分が少なく、「バターやジャムを塗り缶コーヒーで流し込むことになる。病院の患者を見ると塩分より、砂糖と脂肪の取り過ぎのほうが問題だと思う」』

そういえば、去年、病院で食った朝ごはんはうまかった。

さて、おにぎりでも作るか・・・・
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2003年08月10日

大リーグ・小さな球団の巨大な実験

日曜の午前中には、よくボストンで草野球やソフトボールををする。

以前にも書いたように、直ぐエンジン全開になる体ではないので、思い通りにプレーをしようと思えば、一週間以上かけて、徐々に基礎トレをしておかなければならない。その効果あってか、まあ、何とか最低限のレベルのプレーは維持している(といっても、我ながら不満だらけ)。

しかし、その後の反動がデカイ。真剣に試合に集中した後などは、体内にもう何も残ってないような気になる。何も喉に通らないのだ。歩くのも大儀である。

むかし、日本のプロ野球、ロッテに村田兆児というベテラン投手がいた。マサカリ投法といって、左脚を頭より高く上げ全身で投球する独特なフォームから投じられる剛速球で人気があった。晩年、試合のあとは、しばらく何も喉を通らないと言ってたが、それがすこしばかりだが分かるような気がする。たいてい翌日も、オートミールか液体くらいしか喉に通らない。

それでも、野球はする。負けても勝っても、気のいいチームメートとの軽口や冗談のやり取りは、それまでのストレスと忘れさせてくれる。しかも、今日のグラウンドは、時おり川面からの涼やかな風が吹き、生きている気分が充実していた。

緑も眩しいくらいに清々しく、こんな時は、まさに夏の贅沢な一瞬であると、体のそこから感じる。
って、その後しばらくは、生きている気がしないのだが。プラスマイナス・ゼロってことか。

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酔眼妄語に、これまで延ばし延ばしになっていた「大リーグ・小さな球団の巨大な実験」をアップしました。

大リーグの「勝利を金で買う」風潮にたいする新しい動きについてです。日本にもありますかね・・・?
お読みいただければ、あり難いです。

http://www.memorize.ne.jp/diary/72/41937/
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2003年08月09日

日本のスポーツジャーナリズム

イチローや松井の活躍で、大リーグが日本人にも身近なものになった。野茂がこっちで活躍した頃は、その活躍は単なる驚きに近いものだったが。

新聞記事も、イチローや松井の活躍を刻々と伝える。試合の時など、一打席ごとの結果を20分と遅れずに伝える。他の重要な国際ニュースなど、丸一日以上かかることもあるのになぁ(チクリ)。

そういう新聞記事を読んで、常に思うことがある。ここでは、いわゆる「スポーツ新聞」の大げさな記事を言うのではなく、朝日・毎日などの、メジャー紙について語る(もちろん「スポーツ新聞」にも冷静な分析記事が載ることはある)。

幾つかあるが、まず典型的なのは、大リーグのプレーなら全てが素晴らしくいいプレーのように書くこと。見た者なら分るように、大リーグでも凡プレーを連発することがある。

そして、イチローや松井の「活躍」を、何でも本人のせいと礼賛してしまうこと。もちろんこの二人は実にすぐれたプレーヤーであるが、試合中の全てのプレーが選手個人の力によると言うのは、その監督やチームスタッフの努力・貢献を考えれば、あまりに無邪気すぎるだろう。

その良い例が、今日のイチローのプレー。これはヤンキースとマリナースの試合で、イチローと松井の直接対決と騒がれた試合だ。この試合は、行き詰る投手戦の中、ランナーとして三塁に出たイチローが外野フライでタッチアップし、それが決勝点となった。朝日は、その判断がイチロー自身のものであるかのように書いている。
(「積極姿勢でタッチアップ イチロー、決勝のホーム」 http://www.asahi.com/sports/update/0810/047.html)

普通こうした場面での判断は、ベンチつまり監督の判断である。それは、「選手が勝手に」本塁突入しアウトになると周りから責められるということからも分る。

具体的には、外野フライが上がった時点で三塁ベースコーチがランナーにタッチアップするかどうかの指示を出す。事実、Foxテレビでの生中継では、解説者は三塁ベースコーチが大声でイチローに指示しているところをリプレーで示して、コーチを褒めていた。

誰でも見てすぐ分かるところだけを伝えるのは、事実を伝えてはいるかもしれない。しかし、全体的なピクチャーを無視して、それに色々尾ひれをつけて解釈してしまえば、それはジャーナリズムとは言えないかも知れない。

日本のスポーツジャーナリズムでイライラする点である。
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2003年08月08日

ブッシュ政権のすること

しばらく自称「トラの穴」に籠もっていましたので、雑記のアップが遅れました。失礼しました。
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さて、今日のニューヨークタイムズに、現ブッシュ政権が、さまざまな政策についておのれの主張を通し、また自分達の支持団体の利益になるように、これまで科学的データを改竄・偏向してきたという記事が載っていた。House Committee on Government Reformという部署がまとめたものである。

地球温暖化政策、教育費問題、医療政策その他もろもろの政策が、自分達に都合が良くなるように、何度も科学データを操作してきたという。

かなり重大なニュースだと思うが、これまでメディアで騒がれた形跡はない。NYタイムズの扱いも、第14ページの国内版の片隅に小さく載っているだけである。

いちおうリンクを、
http://www.nytimes.com/2003/08/08/politics/08REPO.html

朝日新聞にも、その情報ソースは明らかにされていないが、似たような記事が載っている。(ちなみに、情報ソースは明らかにしないのは、いつも日本の新聞の問題点である。ひどい記事になると、NYタイムズの翻訳みたいな記事が、その新聞の名前も挙げずに載ってたりすることも。)
http://www.asahi.com/science/update/0809/002.html

上記の記事の大事な部分:
「ブッシュ政権は、性教育やがん、労働安全、国立公園など幅広い分野で科学に介入してきた」と指摘。同政権の支持基盤である宗教右派か産業界の主張や利害に関係していると分析した。

 主な介入パターンは、(1)各種の科学諮問委員会を人事面で操る(2)科学的データを無視するか歪曲(わいきょく)する(3)予算面で研究を妨害する、の3つという。

 例えば、ノートン内務長官は01年、アラスカの石油採掘に関連した「トナカイの繁殖に悪影響がある」とのデータを無視し、「害はない」と議会に報告した。

 国立がん研究所は昨年11月、「妊娠中絶と乳がんに関連はない」というホームページの記述を、「両者の関連を肯定する研究と否定する研究がある」に修正させられた。

 ほかに、▽環境保護局の文書から地球温暖化の項目を削除した▽ロケット燃料による環境汚染の実態調査を国防総省が中止した▽環境衛生の諮問委員会に産業界に近い人物を相次いで採用した、などの例があるという。

もっともっとあるはずだ。
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2003年08月06日

新しいブーム:ルバーブ

出会いというのは不思議なものである。
人生を変えることもある。

それは、思いもかけず、突然やってくることがある。
ある夜、道頓堀を酔っぱらって歩いてたら、向こうから突然やって来た「こいつ」に、したたかお面を打たれたのである・・・。かの小林秀雄は、モーツァルトやランボーとの出会いをそんな風に語った。

それは、一冊の本かもしないし、一章節のメロディーかもしれない。
一片の複製の絵かもしれないし、あるいは、忘れられぬ「女」の一言であるかもしれない。

小林の喩えを使うと、「そいつ」は月曜の夜、なにげなく現れた。そして、こちらのヒタイ、いや、ミライをしたたた打ったのである。

先日のOFF会に、参加者のMoさんが、ルバーブ(Rhubarb)のジャムというのを持ってきてくださった。ローカルの農場でできたものというのが、なんとも嬉しい。

ルバーブというのは、セロリに似た形の赤みがかった野菜である。巨大な蓮のような葉がついているが、シュウ酸が多く食べられない。シベリアからチベット辺りが原産と言われ、ヨーロッパやアメリカでは茎をジャムにしたりパイにする。(下註参照)

なめると、ほのかに甘く、レモンのようなすっぱさが、やさしく舌の上に広がる。
これを、毎朝パンにつけて食べるのが楽しみである。
Moさん、本当にありがとうございました。これは、人生変えました。

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詳しくは、
http://www.t3.rim.or.jp/~neru/rhubarb.html
「お通じがよくなり、スリムになってニキビもなくなる”美人ジャム”」だそうだ。 

ジャムの作りかたは、
http://allabout.co.jp/gourmet/homemade/closeup/CU20010919E/index.htm?FM=lt
に詳しい。
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2003年08月05日

リベンジの思想

今日は「広島原爆の日」。自身が手を下したとはいえ、むろん、そんな“遠い外国”のことは、ローカルニュースは伝えもしない。

今日のボストン・グローブ紙のあるコラムが、「ヒロシマ」が起った明かな理由はアメリカに根強い「報復の思想」、つまり、時の大統領トルーマンは、「急襲されたパールハーバー」に対する報復として原爆を使ったと説明している。その後、公文書上からはこの理屈は消えたが、と。

曰く「When we want our revenge; we take it 」

もちろん、この「報復の思想」は9.11およびその後の展開と呼応している。

しかし、この論理は、なぜ二発目の「ナガサキ」が起ったのか、つまり、なぜ広島の《ウラニウム爆弾》ではなく長崎には《プルトニウム爆弾》が落とされたのかを説明はしない。

もっとしっかりしろよ、ジャーナリスト!

http://www.boston.com/dailyglobe2/217/oped/America_s_habit_of_revenge+.shtml
(早く読まないと、タダで読めなくなります。ボストン・グローブですから)

Tomorrow marks the 58th anniversary of the atomic bombing of Hiroshima. Oceans of ink have been spilled on the questions of whether Harry Truman's decision to use the bomb was justified; whether the Japanese would have surrendered without it; whether the bomb, therefore, was truly an alternative to a bloody invasion; whether the bomb was actually aimed at intimidating the Russians; whether, in fact, given the momentum of war, Truman's decision was really a decision? Such questions never go fully away because each has some claim on the truth, even if only partial. But the ''fundamental assumption'' underlying the bomb's use is rarely addressed.

・・・・・・

Every justification offered for the use of the atomic bomb would be clouded by ambiguity except one - revenge. It was the first justification Truman offered, speaking the primal truth, and it was the only justification the American people needed by then. But soon enough, revenge would disappear from all official explanations, and even Truman's critics would rarely address it except obliquely. Much better to debate the necessity of that invasion.
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2003年08月04日

許してください

今日は、OFF会がありました。たいへんお世話になりました。その模様は、後日に。
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昨日の、「待つ宵の」の俳句につけた解釈にクレームが寄せられた。
『男性が書く女性監視協会(SAWM=Supervison Association of Women written by Men)』の会長を名乗る方N氏(女性)で、曰く、 

「この男性が書く女性、リアルにみえない。」
「こんなヒロイズム言うガキはいない。よしんばそんなこという子がいたとしても、そういう気取ったやつが、手紙をもらって浮かれるなんて考えられない。」
「率直な感想は、ガキんときからそんな阿呆な男を好きになるようなやつだから、大人になっても阿呆な男にだまされるんじゃ、って感じです。」

ということであった。暗に削除のプレッシャーをかけて来たわけである。
一(いち)ウェッブ亜流ジャーナリストとして、ここは、表現の自由のために体を張って戦おうと思ったが、再読してみて自分の無能を自覚もしたので、削除することにした。あいたたた。

これは、白旗ではないぞ。文筆家としての自分のプライドが、そうさせるのである。

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最近は、整髪料でもシェービングクリームでもデオドラントでも、アメリカで手に入るものは何でも、妙な化学的な香りがついている。

問題は、店で買う時は、周りに雑多な匂いや香りがありすぎるため、それがどんな香りかどうか分からないことである。女性に比べて嗅覚が弱い(と言われる)男の中でも、とりわけ鼻の利かないオレは、それでとんだ失敗をよくする。最近買ったデオドラントは、シトラス系の軽い香りが付いてると思っていた。

昨日、外にいた時、妙な匂いがしたので、なんだスカンクでも死んだかあ、しかしスカンクにしちゃあ弱すぎる匂いだしなんだろう、と辺りを見回した。家にいたら同じ匂いがするので、家中をあちこち探したが、それらしいものは何も見当たらない。

さんざ探し回ったあげく、ついに、それが自分の匂いだと気がついた。例のデオドラントの香りと、この日の暑さで滴り落ちる汗が一緒になり、(たぶん)化学変化合成を起こし、さらに腐敗した汗の成分と一緒になり、あげくにこんなひどい匂いになったらしい。

悲しいことであるが、昨日会った方々、さぞかしイヤな辛い思いでしたでしょう。申し訳ない。オレが臭いんじゃないんです。たまたま臭かったんです。
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2003年08月03日

待つ宵の

行き行きて、あずまのかた慕州沌なる街に至りぬ。ときのはげしき雨にて、しばらく雨宿りしようとて、みどり色なる暖簾(のれん)を下げし、みてくれ卑しからぬ茶屋に入りぬ。

ふと、時雨ふり込めるカフェのうちにて、ひとり、アンニュイに窓のそとを眺め、もの想いにふける淋しげなむすめを見て、詠める、

           待つ宵の 簾をゆらす 時雨かな
                     
註:万葉集巻第四、額田王の歌に「君待つと吾が恋ひ居れば吾が屋戸の 簾(すだれ)うごかし秋の風吹く」という、細やかな恋の情味を謳ったものがある。

寸評:
金沢と富山を舞台にした『風の盆恋歌』という小説の中に、恋する中年の男女のあいだで歌が遣り取りされる場面がある。「日暮れ待つ青き山河よ風の盆」や「夜半にさめ 来し方思ひ 枕辺を 包むしじまに 憎しみ覚ほゆ」などと強い熱情、しめやかな情感を謳ったものあるが、それらも連想させる歌である。どうやら「恨めしい恋」のようである。

評価:
「次はもっとがんばりましょう。」
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2003年08月02日

金を賭ける「政府運営の政策分析市場」、支持派が反論

Hotwired Japan に、先日述べた「政策分析市場」の続報が載っている。

先日述べたように、テロ攻撃などに関して将来を予測し、一般からも賭け金を集めて「政策分析市場」を開始するという米国防高等研究計画庁(DARPA)の計画について、米上院は即座に破棄を求める決定を下した。しかし計画支持派は、通常の方法で機密情報を収集するよりもクリーンな方式であり、市場方式はかなり信頼性が高いと反論している。選挙予測やさまざまな社会現象に関して、こうした方式で驚くほど信頼性が高い結果が得られているというのだ。

http://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/story/20030801202.html

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酔眼妄語に「名人伝(マツイ物語)」をアップしました。
どうぞ、よろしく。(ふ〜〜、疲れた)。
「酔眼妄語」からどうぞ。
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2003年08月01日

処方箋薬 その後

我が熱心な読者Nobuさんが、掲示板で、例の「処方箋薬(Prescription Drug)」論争について、自治体がカナダからの薬輸入を始めた旨を伝えてくれた。
http://www.usfl.com/Daily/News/03/07/0730_029.asp

前に掲示板その他で指摘したメイン州やオレゴン州の試みは、同じようなものだろう。

「(アメリカ)連邦政府の食品・医薬品局(FDA)は『カナダ政府は米国に送られる薬品の安全を保証していないため、安全性についてはすべて自己責任になる』と警告、同制度を止めるよう助言している」と書いている。

もし完全に「自由マーケット」システムを謳歌したいなら、当然こういう直輸入を認めるべきではないだろうか。FDAの言い分は、一部のアメリカの製薬会社が主張ような自由マーケットシステムに反するし、アメリカの製薬会社の保護政策にしか聞こえない。もちろん、背後には製薬会社の強力なロビー活動があるのだろうが。

(おそらく)法の規制が及ばない、ウェッブ上では、すでに事実上解禁されてるようだ。

http://www.peoplerx.com/  PeopleRx Canada Pharmacy (Save 35-80% on Prescription Drugs;Free Shipping too.)
http://www.affordablerx.com/
http://www.qualityprescriptiondrugs.com/

ちなみに、PeopleRx Canada Pharmacyは、自社の薬について、「Q&A」でこんな風に書いている。FDAはなんと反論するのだろうか。(大事な部分だけ和訳)

Q: How do Canadian drugs compare to their US counterparts?
A: The Canadian Government has very strict standards for the manufacturing of drugs. In fact, Canadian standards meet or exceed FDA drug safety requirements. Some drugs sold in Canada are actually manufactured in the United States and repackaged for sale in Canada. (カナダ政府は、薬の製造について極めて厳しい基準を設定しています。実際、カナダの基準は、FDAの薬の安全指針に見合うかそれ以上のものです。カナダで売られている薬には、アメリカで製造されカナダで販売するため包装し直したものもあります。). As for Canadian generic medications, all are manufactured under the stringent requirements of Health Canada and the Canadian Health Authority. These important rules and guidelines are among the reasons Canada's health system is ranked among the best in the world.
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