2005年11月30日

枕、その後

枕、先日、ついに買いました。あのカスタマイズまくら。

いまや枕を高くして、って?ノン、ノン。

いぜん使ってたのは、高すぎたのですね。
自分の首にあった適切な高さを測ってもらって、新しいのに換えてから、首の痛みも、おかしいぐらいなくなりました。

熟睡が怖いくらいですよ。

肩幅が広いため(“歩く国会議事堂”)、横を向いた時のために、ずっと高めのを使ってきたのですが、いや、もうこれまでの人生、なんて無駄なことしてきたのか、と思いますよ。一日の三分の一ですからね。

しかし、誰が言ったんですかね、「枕を高くして眠る」なんて!?
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2005年11月29日

耐震強度偽装問題は風穴を開けるか

耐震強度偽装問題で、日本中が、大変なことになっている。

ヒューザーの小嶋進社長の、毎回笑顔での説明の三転四転の“臭さ(?)”はいうに及ばず、
関係者は、責任をお互いに擦り付け合い
http://www.asahi.com/special/051118/TKY200511290391.html
参考人招致では、怒号が飛び交い
http://www.asahi.com/special/051118/TKY200511290387.html
これまで建築業界の甘い蜜を吸い続けてきたんではないか?と思われる政治家たちも、業界保護発言から一転 「徹底した究明を」などと言い出している。
http://www.asahi.com/special/051118/TKY200511290356.html

おそらく日本中の誰も、建築業界のテータラクがこれきりだとは、思ってはいまい。過去に欠陥マンションは山ほどあったが、そのたびに、住民が修理費の全額補償なぞ得られることはまれだった。それはとりもなおさず、この国で、建築業界が保護されてきたことの査証だろう。

被害者の方々には心から同情し、責任関係者に怒りが高まる。その一方で、今回のことで、建築業界の膿(ウミ)が、どんどん出ればいいと思う。

ただ、今回の件に引きずられるように、道路工事の記録写真の改竄(かいざん)などが出てきたのは、どうにもタイミング的に解せないが。そんなこと、もっと前からあったんじゃないのですかね?

しかし、分らないのは、こうしてイモヅル式にさらにいろいろ出てくれば、建築業界はまさにマグニチュード7くらいの激震に襲われるだろうに、最初に「姉歯事務所の件」を指摘した国交省の役人は、そんなことが読めなかったのだろうか?

それとも、そんなことも意図してやったのだろうか?まさに、鞍馬天狗?
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2005年11月28日

現場にいれば?

東京大学で行われた、公開シンポジウム「ケアと自己決定」を聴いて来た。これは、21世紀COE研究拠点形成プログラム『生命の文化・価値をめぐる「死生学」の構築』の一部として行われたもの。
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/shiseigaku/ja/yotei/yo_051126.htm

うーん・・・。こういうシンポというのは、こういうものなのかね。出席した哲学者、社会学者とも、「ケア」という言葉をよく定義もせずに議論が行っていてた気がする。

しかも、学者さんの性格によるのか?「そういう」とか「それは」とか、いわゆる、こそあど言葉(指示詞)だらけで、どうも話が明瞭でないのは、他の出席者の明晰な発言に比べて、あまり宜しくないと思いますよ(話の深さは、また、別の話だが)。

それにしても、上野氏の、「現場からの声が一番大事だ。哲学は、その点、何をなしえるのか」なんて振られたケンカに、出席者の哲学者、かんたんに土俵を割ってたのは、ナサケナイと思いますねー。(上野氏ご自身は、女性学をやり、自分が女性であるから、それでいいのだそうだ・・・。)

“現場”にいればそれでいい、というのは、あまりにも危険で、ナイーブだと思うがなぁ。
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2005年11月26日

耳に入らない言葉

ある種の人々の言葉(特に、公演や講義でよくあるのだが)が、まるでこちらの頭に入らないことがある。それは、書いた物を読んでいても起こることがある。

そういう文章をよく見てみると、誰でも言いそうな決まり文句・常套句や、お定まりの言葉の羅列でしかないように感じる。典型的には、政治家の答弁みたいなものだ。

「たいていの人は話していない、引用しているだけだ。・・・そうした言葉は単に上から与えられてきたものであり、成立の瞬間に生まれたものではないからだ」と言ったのは、ドイツの詩人・アフォリズム作家、クリスティアン・モルゲンシュテルンだった(『Stufen(階段)』)。

ふぅむ、そういうことなのだろうな。自分の言葉――生み出された瞬間、発言者(言葉を発する者)によるこの世界の“切り口”を示し出し、発言者とその切り取られた世界とのノッピキならない関係を成立させるような――そういう「自分の言葉」を発する人には、なかなかめぐり合えない。

かくして、ぼくは、今日もアクビをした。
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2005年11月25日

Look West

カフェでコーヒーを飲んでいたら、となりの女性二人が話をしていた。一人が、自分の人生観を語っているらしい。

「あたし、日本じゃ、ぜったい子どもを生まないわ。だって、今の日本じゃ、生まれた子どもがかわいそうだもの!」

しかし、相手が、どんな子どもだったら欲しいかと訊くと、「そうねー、白人みたいな子どもだったら、ぜーったい、ほしい、生みたぁい。」

こんにち、若い娘たちのLook Westの思想を解読するには、フロイトの分析の力が必要なようだ。
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2005年11月24日

ブッシュ政権の目の上のたんこぶ

イギリスの新聞によると、アメリカのブッシュ大統領が、カタールの衛星テレビ、アルジャジーラの本部を攻撃しようとしたという。

実は、このアルジャジーラ、イラク戦争のみならず911テロ直後から、その報道姿勢が、アメリカ政府の神経を逆なでしてきたようだ。

オサマ・ビンラディンが映像に登場した時には、ブッシュ政権は、他国の報道機関であるにもかかわらず、かなりけん制したのだった。そのことを2001年10月に、以下のようにやや茶化して書いたことがある。(このページからトップに行き、「911の記憶」に掲載。)

2001年10月1日(月)
■ 言論統制

 9月19日に反テロ法案が議会に提出された。この法案によれば、政府当局は「疑わしき者」の電話でもインターネットでも堂々と盗聴できることになるのである。むろん、「疑わしき者」とは当局がそう思えば十分なのであるから、事実上すべての者に対してそうしたことが許されることになる。いつか来た道。
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(流行のHP風に仕立ててみました)

 アメリカに、言論統制が敷かれた。

 といって、こんな事を書いていると、いつ何どき、彼らのパージにあうか分らないのであるが。

 まず、あるTVトークショーのホストがやられた。

 びるまーというタレントが、Politically Incorrect というトークショーをやっていて、ふだんは、幼稚でしょーもないことを言っている他のタレントに比べると、はるかに理路整然としたことを言っていたのであるが、ある時そこで、「テロリストはひきょー者(臆病者)だ」と言ったゲストに対して、「うんにゃ、ひきょー者は、2000マイル離れたとこから すかっどミサイルぶち込む米軍じゃろーがー」と、やってしまった。

すかさず、政府報道官のアリおじさんが、「ほったらことで、いいんかぁ?もっと言葉を慎まなぐぢゃぁ、だめだべぇ!」と叱ると、それまでびるまーの毒舌を快く思っていなかったジャーナリストたちは、「せや〜せや〜、そんなこと言うて、なに考えておますのや〜」と便乗した。

 それまで友人づらしていたタレントにも、「あったらヒコクミン、友達でもなんでもないで〜」と退いてしまう情けない脳天エンズイゲリもふさわしい奴(こういうのは「奴」で十分である)も、いたそうなのである。

 それまで彼の人気をあてにして広告を出していた巨大スポンサーのいくつかも、「わしゃ〜知らんで〜♪」と降りてしまった。

 たりばーんが作ったというおさまの映像がTVに流れ始めると、政府は「ちょっとーっ、テロリストのー、攻撃をー、促すぅ、合図になるかもー」と心配し、その直後、らいす補佐官というえらーいおばさんが、自ら国内のテレビ局の重役らに電話し、「あら〜、おたくね〜、こういう映像、適切だとおもってるん?ちょっと、よ〜く考えてねぇ〜(はぁと)」と、プレッシャーをかけたのである。

 そのことがメディアにばれると、例のアリおじさんがでてきて、「こりゃぁ、『お願い』だす。検閲ではないだす。判断は各局にまかせてあるんでね、だから、表現の自由は、ちゃ〜んと保証されれてるんだす」と、ゴタクをならべたらしい。論理は、言い逃れをする中学生並みである。ほとんどのTV局は、ビデオを短縮して放送。ある局は「これは相手のプロパガンダだヨ〜ン」という、バカごていねいなコメントまでつけた。

 アメリカ政府は、それでも飽き足らないようなのである。カタールの衛星テレビ局アルジャジャーラは「中東のCNN」とまで呼ばれ、かなりの公正さ・中立さを保っているといわれているが、テロ後、政府は、外国の放送局であるにもかかわらず、おさまのことを放送し過ぎるべーと、堂々とイチャモンをつけた。

 アメリカの歴史上の辞書に、「内政干渉」という言葉はないようなのであるが、“公明正大な正義”の名のもとなら何でもできると思っているのであろう。

 どこへ行くのか、あめりか。

米大統領「アルジャジーラ攻撃を計画」 英紙報道で波紋 22日付の英大衆紙デーリーミラーが、昨年4月の米英首脳会談で、ブッシュ大統領がカタールの衛星テレビ、アルジャジーラの本部を攻撃する意向を明らかにし、ブレア首相がそれを制止していたと報じ、波紋を呼んでいる。報道が首相府の極秘メモに基づいていることから、ゴールドスミス法務長官は英主要紙に対し、メモの詳細を報じた場合、国家機密を漏出したとして訴追される可能性があると警告。各紙は「言論の抑圧」と反発している。(朝日新聞11月24日)
http://www.asahi.com/international/update/1124/003.html
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2005年11月23日

高くして眠るために

アメリカにいた頃から、探していたモノがある。

枕である。日本に来てからは、表面にそばガラ入りの綿素材のものを使っているが、これのせいか、最近、朝起きると、首が痛くて仕方がない。痛いのは、週末の手荒い武道稽古のせいばかりではないと思う。

テン○ュール枕が良い、と聞いてはいたが、枕ごときに2万円近くも払う気になれなかった。アメリカを立つ時、それらしいマガイモノをもっと安く購入して来ようかとも思ったが、なんとなく気が進まなかった。

それが、ここに来て、首筋の痛みがほぼ毎週のようになると、いささかの投資もやむをえない、と思うようになった。

そこで、ついに、デパートに行ってみた。いや、数千円で手ごろなのが手に入ると思ったのは、甘かった。テン○ュールも含めて、“まとも”なのは、かるく1万数千円は超えるのだ。

枕工房なるものがあり、そこで首から頭の「差」のようなものを測ってもらって、自分にぴったりなる枕を見つけてくれるのである。前後左右の6つの小さく仕切られた部分を組み合わせて、仰向け、横に寝返り、どのようにしても無理のない枕をカスタマイズしてくれるという。もうそれだけで、感謝ものなのに、さらに1時間も居座ってあれこれ相談に乗ってもらった。

○○デパートの△△さん、どうもありがとう存じました。今度行ったら、きっと決めて買いますから・・・。
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2005年11月22日

木田投手に日本球界からの声かかる

つい先日(19日)、アメリカ大リーグマリナーズの木田投手の進歩をほめたたえたら、今日、日本のプロ野球チームから声がかかったというニュースを目にした。

今日のスポーツ紙で、ヤクルトの古田選手兼任新監督の「おメガネにかなった」という記事を読んだ。

とても嬉しいことだ。日本球界に復帰すれば、きっと、あちら仕込みのタフネスさを見せ付けてくれることだろう。

ヤクルトが木田獲り、古田仰天補強第1弾
 ヤクルトが今季マリナーズからフリーエージェント(FA)となった木田優夫投手(37)の獲得に乗り出していることが21日、明らかになった。古田敦也選手兼任監督(40)をはじめ現場の要望があり、それに球団側が応える形で交渉を進めている。今季の木田はメジャーでの活躍はかなわなかったが、3Aではリーグ4位の22セーブと好成績を収めた。投手陣の強化を目指すチームにとって必要な戦力と判断され、古田監督の「メガネにかなった」補強第1弾として白羽の矢が立った。

 古田ヤクルトがいよいよ来季の戦いに向けて動き出した。多菊球団社長はこの日都内で、木田獲得について言及した。「取りに行っているということは聞いている。現場からそういう要望があったから」。1年目から優勝争いを目指す古田ヤクルトにとって、最大の強化ポイントはやはり投手陣。巨人、オリックスを経てメジャーで経験を積んだベテラン右腕が、古田兼任監督の補強構想の1番手にリストアップされた。(日刊スポーツ11月22日)
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/p-bb-tp0-051122-0002.html
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2005年11月21日

環境に優しい音楽

ジムで、二週間ぶりに、チャールズに会った。

彼はロックやブルースなどの音楽好きで、金曜の夜などにたまたまジムで会うと、
「これから、パブにバンド聴きに行くんだけどさぁ、いっしょに行かないかぁ。なあ、いっしょに行こ〜よう〜」
と、かなりうるさいのである。

それはさておき、今回会ったら、
「おい、これを買ったんだ、見てくれ」
と、自慢げに、持っている音楽機器を差し出した。

チャールズの持っているのは、MDではない――なんと、ウォークマン。

きょうび、なん人の者が新しくウォークマンを買うだろうか・・・。カメラのサクラヤで安かったのだと、嬉しそうに言う。
「しかも、これを見てくれ、これを!環境にやさしいんだぜ!!」
とさらにホクホク顔で、付け加えるのだった。
ウォークマンのフタの下のところに、なにやら、小さく、しかも青々と書かれている。

Vegitable Based Plastic 野菜を使ったプラスチック


ああ、チャールズ、災害にあったり、山で遭難したら、そのウォークマン、喰えるわけだ。一石二鳥だよなあ・・・。
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2005年11月19日

別人の木田投手

スポーツ紙のサイトに、今季、マリナーズに所属した木田優夫投手の話が載っている。

アメリカにいたとき、木田投手を見たことがある。彼がまだデトロイト・タイガースに在籍していたときに、ボストンに試合で来たのだ。

試合前に外野でウォーミングアップのために遠投をしていたのだが、体格的にも表情的にも、はっきり言って、非常に華奢(きゃしゃ)な印象を受けた。隣で、ボストンのエースで大リーグ屈指の右腕、ペドロ・マルティネスが遠投をしていたのだが、マルティネスが先発予定だったこともあろうが、その目つきがまさに獰猛で、木田投手の華奢さが一段ときわだっていた。

しかし、今回の記事での写真を見ると、まるで別人の印象を受ける。

MLB-Kida(Marinners).jpg
体格がグッとよくなった。肩幅と胸周りが大きくなり、腰は締まり、下半身もしっかりしているのがわかる。木田投手は、どちらかというと、下半身が細い印象を与えたが、そんな感じがなくなったように思う。特に、左脚のひざ・腿から、右腕にかけてのラインの繋がりとバランスがいい。踏み込んだ左足を軸にして、投げる腕をコイルのように振り出す感じが、とてもよく出ていると思う。かなり筋トレを続けたのだろう。

こんな立派な投手になれて、本場のアメリカ大リーグで苦労した甲斐があったのではないだろうか。

木田が来季日本復帰も、自信のFA選択
今季、マリナーズに所属した木田優夫投手(37)が、来季は日本球界復帰も視野に入れていることを明らかにした。今後のことは代理人に一任し、メジャー昇格を狙えるチームを探すことになるが「アメリカだけに限定するつもりはないです」と語り、日本の球団とも交渉する考えがあることを示した。

 木田は、すでにFAとなっている。若手へ切り替えるマリナーズの方針もあり、10月10日にマ軍バベシGMから40人枠を入れ替えたいとの連絡を受け、そのままマイナーにとどまるか、ウエーバー公示を経てFAとなるかの選択権を与えられた。木田は後者を選び、同21日にFAとなった。

この選択は自信の表れでもある。今季はメジャーでの登板は1試合にとどまったが、3Aではシーズン途中から抑えを任され53試合登板で3勝6敗、22セーブをマーク。プレーオフ進出の原動力となった。3Aのオールスターにも選ばれた。2年前はキャンプ直前の交通事故に遭い、昨年は開幕前にヘルニア、シーズン後に右ひじ手術と、万全な体調でシーズンを過ごせなかった。しかし今季はもっとも望んだ「4月に野球をしていられる状態」をクリアし、シーズンを通して安定した投球ができた。

 すでにロサンゼルスでの自主トレを終えた木田は、日本時間今日10日に帰国する。これから来季、プロ生活20年目の活躍の場を決めることになる。
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/mlb/p-bb-tp2-051110-0005.html
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2005年11月18日

「一部だけ」の話?

あいかわらず、小泉首相は、“信念の発言”が多いお方だ。昨夕、テレビを見ていたら、下の発言のニュースが、目に飛び込んできた。

明らかに、靖国問題を指してるのだが、「一部だけ見ないで、全体を見て友好関係を発展させていかなきゃならない」とは、どういうことだろう?韓国の方々の過去への「こだわり」が、理解できないのだろうか?

南京虐殺を一例として、この国には、こと過去の戦争行為にかんして、被害者の気持ちを推し量らず「過去は過去として未来を見よう」などという方々が、多いような気がする。一方で、「ヒロシマの悲劇は忘れるな」なんて、毎夏、言ってるじゃあありませんか。

以前は、小泉さんの意図的なパフォーマンスと思ったこともあったが、これは、どうも、ほんとうにお分かりになっていらっしゃないんじゃないか、と思えてきます。

こりゃ、日本は、ますます孤立するだろうなあ。

小泉首相、APECへ出発 「日韓関係は良好」と強調
 小泉首相は18日午前、韓国の釜山で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため、政府専用機で羽田空港を出発し、釜山の金海(キメ)空軍基地に到着した。

 首相は出発に先立ち首相公邸前で記者団に対し、同日夕に行われる日韓首脳会談について、「日韓関係は良好。今までになくあらゆる面で交流が拡大、進化している。一部だけ見ないで、全体を見て友好関係を発展させていかなきゃならない。そういう認識で話し合いたい」と述べた。10月の靖国神社参拝が両国関係の障害にならない、との見方を示したものだ。また、首相は、こうした自らの主張に対する韓国側の理解について「私は得られると思う。長い目で見なきゃいけない」と強調した。(朝日新聞11月18日インターネット)
http://www.asahi.com/politics/update/1118/006.html
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2005年11月17日

知らないこと

映画『ソフィーの選択』を、久しぶりに、ビデオで見た。(1982年作、監督アラン・J・パクラ Alan J. Pakula、主演メリル・ストリープ)

重く辛い映画だが、《人間は過去によって生きる》という――ありきたりだし、ふだんは考えたくもないが、否定しようのない――真理を明瞭に語っている。「知っている(経験している)」と「知らない」の差は、歴然としているのだ。この映画に登場する男女の差は、まず、そこにあると思うよ。

もちろん「知らない」「知ることができない」ことは、どうしようもない(新たに知ろうとする努力は大事だけど)。しかし、「知らない」が、重要だと感じられること(それには、謙虚さが必要だろうが)に、敬意を払うことはできるだろう。(それが、しょせん違う過去を背負った男女同士ができる、最良のことじゃああるまいか?)

最近の若い者は・・・というと、そんなえらそうなコトをいえる身分ではないし、なんか自分の無能さを露呈するようなナサケナイ言い方だが、とにかく、電車の中などで見かける若者たち、会話や振る舞いなどから察するに、
自分の無知を恥ずかしげもなくさらけ出し、
そのくせ、みょうに自信満々な傾向がある
ような気がしてならないな。

なんなんだろうな。ありゃ。
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2005年11月16日

自慢

朝晩、かなり冷えるようになった。

こんな時期、ホームレスの人たちはどうしているのだろうか。と、いつもジムに行く途中にある広場の多くの“テント族”の方々を見ながら、思っていた。

今日、そんな広場のわきを通ったら、あるホームレス(?)と思しき男性が、他の知り合いたちに、見つけたばかりのダンボールを自慢していた。
「こりゃ、ブ厚くて、いごこちイイぞぉ・・・。」
「ホォー、どこで見つけたんじゃね。」
またしばらく行くと、別の男性が、もっとブ厚そうなダンボールを腕いっぱいに抱えて、嬉しそうに、みんなのいる方向に歩いていた――。

なるほど。釣り好きが獲った魚の大きさを自慢したり、女性が買ったブランド物をひけらかしたりするのと同じなのかしらん。

どこの世界も、同じじゃな。いや、“テント族”の方々は命がかかってるだけ、もっと真実味があるか。
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2005年11月15日

寝転がる子ども

夕方、通りを歩いていると、道端で寝転んでいる子どもがいた。3メートルほど離れて、お母さんらしき人が、ちょっと突き放したように睨(にら)んでいる。

わたしを含めて、それを見た周りの人の反応がおもしろかった。
ある通りがかりの中年女性は、そのお母さんを、わざとらしくマジマジと見つめた。子どもをこんな風に、公道でのさばらせて、と責めるように。

子どもは、そういう態度で、(無意識に)自分の思う通りにならない親を罰しているんだろう。

わたしはといえば、通り過ぎながら、足元に転がる子どもを、ジッと見た。
コラ、オレにとっちゃそうはいかんよ。キミのふるまいは、キミの責任だ、というように。

子どもは、一瞬、泣き止んだ。
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2005年11月14日

甲府、緑山

先週の休日に、甲府の山へ紅葉を見に行ってきました。

KoufuTakakawaMt10.jpg 残念ながら、この不順な天候のせいで、紅葉にはまだずいぶんと早いようでしたが、きれいな緑を見ることが出来ました。

高い山ではないのですが、頂上からは、南にボンヤリと富士山(裏富士?)も見ることができました。

KoufuTakakawaMt11.jpg

KoufuTakakawaMt13.jpg 頂上には、登山客が住み着いて犬になったのかと思われるような、ちょっと人面っぽい(?)犬がいて、不思議なお山でした。どうやら登山客のお昼が目当てらしいのですが、朝晩はどうやってしのいでるのか、気になります。

KoufuTakakawaMt25.jpg 山のふもとには、神社があって、そこの狛犬は、ちと妙な雰囲気があります。






山に登っている最中、杖を見つけて登るのに使いましたが、とても具合がよく、これは仙人さまの置いていった杖ではないかと思いました。あまりにも気に入ったので、東京に持って帰りました。

その杖を持ったまま、帰りにスーパーマーケットに寄ったら、駅のホームでお婆さんに疎ましげに見つめられ、お店では店員の顔に妙な緊張感が走り、駅前では、ホームレスのようなオッサンに胡散くさげな一瞥(いちべつ)をもらいました。

KoufuTakakawaMt37s.jpg こんな杖です。左にかかっているダ・ビンチの絵が、心なしか悲しそうです。


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2005年11月11日

並ばない子ども

わたしは、毎週末、ある武道の稽古に行っているが、そこで気になることによく出くわす。

稽古の後、水を飲みに行くのだが、水呑み場の前で並んでいると、ちょうど練習を終えたばかりの子どもたちがやって来る。この子どもたち、列を無視して水を飲んでしまうのだ。子どもだから当然といわんばかりに、こちらの顔を見ながら、列に割り込んでしまう。

実はこんなことは、他でもよく見かける。多くの子どもたちが、列に並ばないのだ。知り合い訊いたら、やはり、あちこちでそういうことがあると言う。

どうやら若いお母さんやお父さんたちも、そんな傾向があるらしい。社会性のないのが特権みたいな学生だけではないようなのだ。

若い人たちに、何が起こってるんだろうか?
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2005年11月10日

がんばれ、早川智子さん

有名なメトロポリタン・オペラ。子どものコーラスも質が高い。その子どもたちを面倒見るのが、愛情あふれたエレナ・ドリア(Elena Doria)先生だ。

このコーラスには、どんな子どもでも、才能さえ示せれば入ることができる。お金のあるなしではない。その歌の試験は、なんと「ハッピーバースデー・トゥユー」。(アメリカのある報道番組『60 Minutes』で紹介された話。)
http://www.cbsnews.com/stories/2004/12/21/60II/main662251.shtml

この子どもコーラスから、優れた歌い手も巣立っていった。たとえば、映画『オペラ座の怪人』に出たエミー・ロッサム(Emmy Rossum)。

いぜん、日本では、お金がないと声楽家になれない、と聞いたことがある。

朝日新聞朝刊の10月26日から昨日までの毎週水曜に、早川智子という声楽家の話が載っていた。

学費を払うお金がなく、朝6時から夜11時まで複数のバイトをし、土日は競馬場で餅の売り子をしながら、学校に通った。同級生たちは海外旅行をし、歌のレッスン用に高価なドレスを買っていた。早川さんは、バイト代で中古のドレスが買える店を探した。役をもらえなかったが、歯を食いしばって卒業後も、研究生、助手になった。

それでも、夢見たオペラの役は回ってこなかった。教授に理由を聞くと、「品がない」と言われたという。友人たちは、プロのオペラの役をもらう代わりに、数十万円のチケットを購入する。

こんな話は、今はじめて聞いたわけではない。こんな風土が、日本の声楽家が飛躍する舞台を奪っているのだろうか?日本の悲しき“家元制度”ゆえだろうか。

負けるな、早川智子さん!
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2005年11月09日

キティちゃん

言っておきますが、日本のなにが苦手かって、あの「キティちゃん文化」です。

いや、「キティちゃん」などと、けっして、けっして口が裂けても言いません。

今日、郵便局で、アメリカの友人に小包を送ろうとして、ふとカウンターの上を見ると、キティの切手が販売中。友人の娘さんが、キティの大ファンで、キティ関連なら何でも集めているのを、思い出しました。

そこで、郵便局員に言いました。「キティちゃんの切手シート、下さい」。

「ちゃん」はないだろ、「ちゃん」は。いい中年男が。オレは、自分が恥ずかしい。
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2005年11月08日

人種差別発言

「国連」は、海の向こうの、さらに向こうの出来事。

しかし、そこで議論された日本のことは、もう少し注目浴びてもいいと思うな。

石原慎太郎都知事が、国連人権委員会で、名指しで批判されました。

「人種差別だ」と言われたんですぜ、みなさん。アメリカだったら、蜂の巣を突付いたような騒ぎになるはず。

「人種問題」を問題視しない(人種差別をする人も含めて)のは、人種差別にあったことがない人じゃないでしょうか。


石原氏の演説、「差別的」と報告 国連人権討論
 人権問題を扱う国連総会の第3委員会で7日、国連人権委員会の人種差別問題に関する特別報告者のディエン氏(セネガル)が、人種差別や外国人差別に関する調査報告を行った。ディエン氏は日本についても言及。質疑応答の中で「東京都知事の外国人差別的演説」についても取り上げた。

 ディエン氏は、今年7月に行った日本での現地調査の結果として「日本には外国人差別や外国人排斥が存在する」として、在日韓国・朝鮮人や中国人、新たにアジアやアフリカ諸国から来た人々が差別などの対象になっていると指摘。中国代表の質問に答えて「東京都知事の外国人差別的発言に対して、日本の当局がよりはっきりした態度を打ち出すなど、人種差別と戦う政治的な意思が求められる」とした。

 石原慎太郎都知事は2000年4月に「三国人(さんごくじん)、外国人が凶悪な犯罪を繰り返しており、大きな災害では騒擾(そうじょう)事件すら想定される」と発言するなどしている。(2005年11月08日付け朝日新聞)
http://www.asahi.com/international/update/1108/008.html
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2005年11月03日

UFJ銀行その後

10月26日の朝刊(朝日新聞)に、UFJ銀行の「お詫び広告」が出たのを見た。その翌日、インターネットに「お詫びとお知らせ」として、
弊行ATMコーナーをご利用のお客さまへ
 今月18日に公表いたしましたとおり、弊行の複数の店舗外ATMコーナー(無人店舗)で、ATM機に何者かがカメラを隠し入れた小箱を付着し、操作画面等を盗撮していたことが判明いたしました。ご利用のお客さまには大変ご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます。 http://www.ufjbank.co.jp/ippan/oshirase/ufj_20051019.html
とある。しかし、これが10月19日付けの謝りもしない告示を(ウェブのアドレスはそのままで)抹消し差し替えてしまったものであることは、先日も述べたとおりだ。

公安からのお叱りが効いたようで、「お詫び」を言ってはいるのだが、あいかわらずだなと思うのは、その直後に事実経過の説明が何もないことである。カメラは既に撤去していること、当行から電話やインターネットメール等で暗証番号を訊くことはないこと、暗証番号は他人に知られないように厳格に管理してほしいこと、といういつも言っていることを列挙するだけ。木で鼻を括(くく)ったような、とはこういうことを言うのか。

11月1日にも、似たような告示がインターネットに上げられているが。
http://www.ufjbank.co.jp/ippan/oshirase/ufj_20051101.html
どうも、なんか、誠意が感じられん、と思うのは私だけですか?そもそも、この銀行は、先ごろ、不祥事件で、かなり犯罪に近い証拠隠滅ことをしたのではなかったっけ?
なんで、そんな会社が「信用商売」をし続けてるんだろ?

被害にあわれた方々は、ちゃんとした扱いをしてもらっているんだろうか?非常に気になる。
posted by ろじ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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