2007年02月28日

正中線

正中線

毎日、フラフラ。

剣道家を見習いたい。

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2007年02月27日

買い物をするジャック

いつも行くスーパーで買い物をしていたら、例のジャックが買い物をしていた。
サンドイッチと大きなビールのビンを2本。
同じ列に並んでいる人は、引くでもなく、平然としている。 

いったい金をもっているのか、誰が払うのか、とおもった
レジの外でジャックを見つめる男。

レストラン・ド・クール(心のレストラン)のメンバーかもしれない。

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2007年02月23日

「担保する」

 こんな記事が。ちょっと長いが、最近のインターネット事情を反映して少々おもしろいので。

ウィキペディア頼み、誤答続々 米大学が試験で引用禁止
                                                                                200702230259

 米バーモント州にある名門ミドルベリー大学の史学部が、オンラインで一定の利用者が書き込んだり修正したりできる百科事典「ウィキペディア」を学生がテストやリポートで引用することを認めない措置を1月に決めた。日本史の講義をもつ同大教授がテストでの共通の間違いをたどったところ、ウィキペディア(英語版)の「島原の乱」(1637〜38)をめぐる記述にたどり着いたことが措置導入の一つのきっかけになった。

  日本史を教えるニール・ウオーターズ教授(61)は昨年12月の学期末テストで、二十数人のクラスで数人が島原の乱について「イエズス会が反乱勢力を支援した」と記述したことに気づいた。「イエズス会が九州でおおっぴらに活動できる状態になかった」と不思議に思って間違いのもとをたどったところ、ウィキペディアの「島原の乱」の項目に行き着いた。
  ウィキペディアに基づいて答案を書いたと思われる例は以前からあったという。「大変便利で、調べごとの導入に使うことに全く異存はないが、一部の学生は書いてあることをそのまま信じてしまう」と教授は言う。

 同大史学部では1月、「学生は自らの提供する情報の正確さに責任をもつべきで、ウィキペディアや同様の情報源を誤りの言い逃れにできない」として引用禁止を通知した。ドン・ワイアット学部長によると、「同様の情報源」とはウェブ上にあって多数の人間が編集することができ、記述の正確さが担保できない情報源を指すという。

 学生の多くは納得したが、「教員が知識を限定しようとしている」との不満も出た。他学部には広まっていないという。

 島原の乱をめぐる記述はニューヨーク・タイムズ紙がこの問題を取り上げた21日、修正された。

 ウィキペディアの創始者のジミー・ウェルズさん(40)は「慈善的に人間の知識を集める事業であり、ブリタニカと同様以上の質をめざして努力している。ただ、百科事典の引用は学術研究の文書には適切でないと言い続けてきた」と話す。
http://www.asahi.com/international/update/0223/002.html

 日本の新聞の外国関係の記事ってかなり恣意的、なぜ他のを差しおいてこれを取り上げるのか奇妙、ということはここでは置こう。おもしろいけど、なんでいまさら?という感じである。アメリカにいた頃から、良識のあるちゃんとした先生はウィキペディアどころか、インターネットの情報を引用現にすることを禁じていた。


 ところで、この「担保」という語、気になる。もともと法律系用語であることはわかる。(広辞苑では「債務の履行を確保するため債権者に提供されるもの。抵当権や保証の類」、大辞泉には「将来生じるかもしれない不利益に対して、それを補うことを保証すること、または保証するもの」とある。) 

 が、それ以外の「保証する」程度の意味しかないのにわざわざこの語を使うケース(特に学者・役人系)が多いような気がする。ならば単に「保証する」と言えばいいのに、ペダンティック(衒学的な)悪趣味としか思えない。わたしは、難しい言葉を無意味に使いたがるやからが大嫌いである。この語を見るたびに、いつもイラつくが、確証がほしい。

 で、調べてみたが、ネット(!)の辞書は、みな法律用語しか意味としてあげない。それらしい鍵になるのは、やはり『ウィキペディア』にあったが(笑)、これではジョークなので、他に探すと、あった。http://okwave.jp/qa2717340.html
 なんだ、やはり、(別のものでの具体的な)「保証」「確保」じゃないか(これだけでは、根拠がちょっと充分ではないが)。  

日本人、どうしてもっと判りやすい日本語使わんのかねえ。難しい語を使いたがるのは、ほんと日本人の一種の病気だな。

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2007年02月21日

かつての知識人?

ホームレスのジャックは、今日も、歩道に寝ていた。
眠っているので、いつものように、通り過ぎるこちらを見つめたりしない。
そのかたわらには、ビールのケース。
どうやって買ってくるのか。

足元にはダンボール箱があり、そのなかを通りすがりに覗く――。
と、英語の本が、何冊か入っていた。
どういう経歴の持ち主なのだろう。アメリカから来たとか……。
もとは、けっこうな知識人だったのではなかろうか、
などと、いろいろ想像してみる。
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2007年02月16日

フランスの人種差別

 パリで『オヴニ(OVNI)』という日本語情報紙が発行されているのだが、フランス社会についてのなかなか的を射たいい解説情報が載ることが多い。   

           

 そのなかにたいへん興味深い記事が載っていた。半数以上とは、やはり、かなりの差別国家と言っていいだろうなあ。  

                                     

 それと失業率。これは「減った」といっても、まだかなり高い。最初の記事のような状況を考えると、有色人種ではもっと高いに違いない。

56%
フランスに住んでいる黒人は300万人から500万人と見られているが、最近 Sofresがそのうちの13000人を対象にした世論調査によると、56%が何らかの形で人種差別を受けたとしている。「頻繁に」と答えた人は12%。62%が交通機関など公共の場で、42%が職場でと答えている。この1年間で人種差別的行為が増えていると思うと答えた人は37%。           

    

2092000
2006
12月も前月比、失業者が2300人減って、失業率は就労人口の8.6%に。全国雇用局(ANPE)に登録している失業者総数は2092000人で、1年前と比べると23万人減となる。
 

22カ月間続いて失業者が減っており、この失業者数は20017月に戻るものだ」とジャン=ルイ・ボルロー雇用相。この失業者減少の傾向が3カ月後の大統領選挙にどんな影響をもたらすか?

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2007年02月15日

パリのインターネット事情

 パリの日本人のあいだでは、インターネットやウェブについて、いつもこんな会話がされる。
「ネットに関しちゃ、フランスは、もう先進国の中ではサイテーだな」
「いや、先進国のでない国だって、もっとマシだよ」 

 それくらい、フランスではインターネット回線は、非常に遅れているのだ。接続に時間がかかることは前に書いたが、光ファイバーなど、夢のまた夢。 

 そのフランスで、近々、光ファイバーが走るようになるという記事が、今日の新聞、フィガロ紙に載っていた。

France Télécom lance des abonnements à la fibre optique

http://www.lefigaro.fr/actubourse/20070215.FIG000000092_france_telecom

_lance_des_abonnements_a_la_fibre_optique.html 

 ただし、31日からパリの8つの郊外といくつかの大都市で(月44,90 ユーロ)、という限定つき。記事では「もはやテスト期間ではなく、これは実用の段階である」と、フランス・テレコム社関係者は言っているなんて書いてあるが、そういう“限定版”は、ふつう「実験的な段階」というんではないのかなあ。やっぱり、遅れてるよなあ。


 ときに、最後の「しかし、判断するのは消費者である!(エクスクラメーションマーク)」なんて書き方は、さすが、フランスですね。
Avec sa nouvelle offre, France Télécom répond à Free, qui a annoncé un milliard d'euros d'in­vestissement dans la fibre optique d'ici à 2012, tout en promettant de ne pas modifier pour le consommateur son prix de 29,90 euros par mois. « Cette gratuité de façade sera compensée par des coûts cachés : installation, facturation de la box, durée d'engagement, coûts de résiliation et autres », estimait récemment le cabinet Sia Conseils, tout en reconnaissant que « la tarification agressive de Free sera une nouvelle fois un des déclencheurs de l'adoption précoce de cette technologie ». Mais en définitive, c'est le consommateur qui sera juge !
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2007年02月14日

今日のバゲットは……

 朝、眠い目をこすって、バゲットを買いに行った。

「ボンジュール、マドマゼル。いつものあれね」

と、カウンターのうしろを指差して言おうとしたら
その隣の奇妙なかたちのパンが、目についた。

 「それ、なに?」
 「バゲットよ。買ってみたら? 中身はおんなじよ。だって今日は……

と、ニコリと微笑んで、こちらを見る

「今日?……そういや、バレンタインデーか……
 まだ寝ている脳みそが、そう反すうした後、
このお嬢さんは女性で、女性がそう言うなら買わなくてはなぁ、と考えた。
ValentinBaguette1.jpg
 しかし、帰って袋をあけて、まな板の上に載せ、マジマジと見つめながら思った。
フランスよ、ちょっとやり過ぎではないのかね……

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2007年02月07日

冬の贈り物

 朝、ベッドの中で、左ヒザの痛さで目が覚めた。

 いや、痛さには夢の中で気がついていて、「あ〜あ、久しぶりに来やがった!」と、眠りながら怒っていたのだ。昨日、街の中を歩きすぎたせいか、持病がでたのである。 

 しかたない起きるか、とやっとのことでベッドから身を引きずり出す。一歩あるくごとに激痛が走るので、15センチぐらいずつしか前に進めない。ゾンビのように体を左右に揺らしながら歩く。

 窓辺を見ると、なにやら、外が白い。 

  56分かけて窓辺にたどり着く。と、あっと声が出た。 

  ほぅ……。雪だ。パリの街に、屋根々々の上に――その灰色や茶色を霞ませるように、白いものが、ゆっくりと音もなく落ちてゆく。パリは、冬でも雪がめったに降らない街である。しかも、今年は暖冬で、この冬は雪など拝めないと思っていた。 

 ヒザの痛さは、気圧のせいであったか。しかし、こんな贈り物が付いてくるのなら、まんざらガマンできなくもない。
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2007年02月01日

シック?or チープ?:シャンゼリゼー通り談義

 昨日のIHT紙に、パリのシャンゼリゼー通りが、「地球上で最も美しい通り」の“称号”を再び手に入れるために商業化の波に対抗し始めた、という記事が載っていた。

 ブランドもの、ぜいたく品の店、有名チェーン店などの「ショーケース」になり始めたこの華やかな通りで、商業店舗の進出を押さえ、かつての“品のよさ”を取り戻そうという動きだという。いわば「平凡化・チープさ(banalization)への対抗」、その最初の犠牲者はアパレル・ショップH&Mになったそうだ。http://www.iht.com/articles/2007/01/31/news/paris.php 
But the road where Charles de Gaulle celebrated France's liberation from the Nazis, the one known as "the most beautiful avenue on earth" has spiraled downward, like Times Square in New York and Oxford Street in London, into a commercialized money trap. 

Most of the music clubs are gone. More of the movie theaters are closing. Sometimes, all that seems to be left on the almost two-kilometer, or mile-long, stretch are the global chain stores that can afford the rent. 

And so, in a truly French moment, the city government has begun to push back, proclaiming a crisis of confidence and promising a plan aimed at stopping the "banalization" of the Champs- Élysées.
 記事によると、こうした高級店進出の結果、店舗の家賃はうなぎ上り。たった100平方フィ−ト(93平方メートル)の年間賃貸料は120万ドル(ヨーロッパで最高、世界でもニューヨーク Fifth Avenue 香港 Causeway Bayに次いで3番目)。住居区も維持できなくなり、かつては「シャンゼリゼー通りの魂」と呼ばれた映画館は、12年前の半分の7館になってしまった。さらにこのまま賃貸料の高騰が続けば、閉めざるをえない映画館が続出するという。
A recent supplement of the weekly Le Nouvel Observateur ran a cover article under the headline: "Champs-Élysées Investigation: Chic or Cheap." In a sense, the avenue is a victim of its own success. The opening of luxury showpieces like Cartier in 2003, Louis Vuitton's five-story flagship store in 2005 and Fouquet's Barrière hotel late last year (the least expensive room is nearly $900 a night) have given the avenue new glitter.
 1990年に、当時のパリ市長シラクが、歩道を広くしたり木々を植えたりして、シャンゼリゼー通りの整備をはじめ、それ以来、この通りは多くの観光客を引きつけ拡大して来た。しかし、商業化を野放しにしてきた結果「バランス感覚を失い始めたという危機感」(フランソワ・レベル副市長)が背景にあるという。こういうバランス感覚が出るところが、フランスらしいのかもしれない。

  シックさを取り戻すか、あるいは、「ロンドンのオクスフォード通りのようにダサく安っぽい(tacky)もの」に成り下がってしまうか分かれ目にきている、と記事は結んでいる。
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