2008年06月30日

案の定、壁が……

 隣のすさまじい工事で気になっていた壁――やはり壊されていた。
(参照: http://dokugo.seesaa.net/article/92410147.html

080630壊されたカベ 先週、とっくに終わったと信じていた隣のアパートの工事がまた始まった。ああ、またやってるな、しかしまたやけに激しくやるね、こりゃ、と思っていたら、今夜、トイレ脇の壁を見たら、なんと、向こうまで見える穴。

 予想通りのフランスの工事――、あいた穴が、いや、あいた口がふさがらない、というか、もうこの国で起こることなら驚かない。いや、やはり呆れてものが言えないよ。

 とりあえず写真を何枚も撮る。どうすんだ、一週間後には旅行に行くのに……。

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2008年06月29日

シャンティイの花火

シャンティイの花火1

 パリの北、馬とお城で有名なシャンティイで、今月14日に、恒例の花火大会があった。今年で14回目という長い歴史を持つ。瀟洒な城を背景にした花火ショーは、なかなかのもの。

 華やかなりしベルサイユのスタイルに倣って、音楽をつけた花火で、ショーの最初のほうでは昔ながらの地上から低く吹き上がる花火も披露。国際コンクール形式で、スペインなども参加。こういう形でやると、フランスはふだん出さない真剣さを見せるようだ。

シャンティイの花火2 会場は、大変な混みようだった。隣に座らせてくれた二人のオジさんたちは、ブルゴーニュのランスから来たそうで、なんとこの花火を見るために1月にチケットを予約したという。こちらは2週間前になんとか取れた、と言うと、驚いていた。
「花火が好きでね。もう十二年間、来続けているよ。もちろん、7月14日の独立記念日もパリに来るさ」
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2008年06月28日

街かどのウェディング・ドレス店

街かどのウェディングショップ1 うちのアパートは、大通りから入って、90度に折れ曲がった小さな街路に面している。パリの多くの通りの例にもれず、この街路にも地上階にいくつか店が開かれている。数ヶ月前、その角に、小さなテイラー・ショップが開店した。ウェディング・ドレスのようなファンシーなもの専門の店らしい。

 その数ヶ月前、それまで空き家だった角の店舗内で若い女性が縫い物をしているのを見かけた。店の中には、古びれた机一つとイス、そしてミシン、それだけだった。通りかかると、若い女性は、いつも縫い物をしていた。

 そのうち、イスが立派になって飾りさえ付いて「客」にすすめるのに恥ずかしくないものになり、室内に張ったロープにウェディングものらしい白く華やかなドレスがいくつか下げられ、「ショー・ウインドー」がシンプルながらそれなりの体裁を整え、そこに縫ったドレスが飾られるころ、この街かどの若々しいテイラー・ショップはオープンした。

 パリの将来のデザイナーは、こうして“若い一歩”を踏み出して行くものなのだろうか――ちょっと感動しながら、毎日、そこを通り過ぎる。
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2008年06月27日

イタリアがEU国だって?

 昨日のトルコの話で思い出した。話が飛ぶが、いまイタリアのナポリはゴミ問題で大変なのである。もう半年以上ものあいだゴミが回収されないので、街中は悲惨な状態だ。この問題にはマフィアの暗い組織が絡んでいるとニュースで読んだが、その遠因も含めて、この惨状はEU国としてはまったくのテイタラクだといわざるをえないだろう。
ナポリの未回収ごみ問題に見るマフィアのごみビジネスの現状
【1月10日 AFP】(前略)訴訟専門弁護士のマッシミラーノ・マロッタ氏によれば、ナポリおよびカンパニア州のごみ回収作業会社やごみ処理施設でマフィアが関与していないものはない。中には直接、マフィア組織が運営しているものもあるという。
 元来、マフィアは麻薬密売を主な収益源としていた。しかし、1980年代頃からごみ関連ビジネスが麻薬密売に次ぐ収入源となり、この動きは1990年代に加速した。
 競合他社を押しのけ、安全基準も無視する「エコマフィア」は、イタリア北部から船で搬送した産業廃棄物をナポリ周辺に不法投棄する。未分別の40万トンものごみが大袋につめられ山積みとなっている。放置されたごみからは有害ガスも発生する事態となっている。
 環境アナリストによると、こうした違法ごみビジネスにより、マフィアは年間25億ユーロ(約4000億円)にも上る収益を得ているという。
 しかし、現在、11万トンもの未回収ごみがナポリおよび近郊の路上に放置されている問題は、マフィアだけが原因ではない。ごみ埋め立て処分所が満杯となりゴミ収集が不可能となっていることも原因のひとつなのだ。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2334611/2508658

 EUの行政執行機関である欧州委員会も、すでにとっくに提訴という形で「警告」を出している。EUのメンバーとして許しがたい愚かさということなのだろう。が、解決の見込みもない。
欧州委員会、ナポリのごみ問題でイタリア政府を提訴
【5月7日 AFP】欧州連合の行政執行機関である欧州委員会は6日、イタリアの都市ナポリがごみ問題解決に取り組んでいないとして、イタリア政府を欧州司法裁判所に提訴した。ナポリでは、ごみ処分場不足から大量のごみが回収されずに放置されており、欧州委員会は今回の提訴によって、イタリア政府が緊急対策を取ることを期待している。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2387729/2903692
 
 トルコは、いま、EUに加盟しようと必死になっている。しかし、なかなか認めてもらえない。「いやトルコはあれがダメだから、これが不十分だから……」と、反対されるのだそうだ。トルコからしてみれば、こんなゴミ問題も解決できないEUメンバー国イタリアと比べたらはるかにマシだ、イタリアがメンバーなら自分たちもとっくの昔に加盟できてるはずだ、と思うところだろう。当然のことだと思う。

 ときに、今年の4月に、イタリアとトルコのあいだで2015年の万国博覧会の開催国を争い、その結果がパリで決まったというブログ記事を書いたが、負けたトルコとすれば、なんとも言いがたい思いだろう。
http://dokugo.seesaa.net/article/93288669.html 
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2008年06月26日

ユーロ杯・準決勝戦

 昨日25日の夕刻、ある「シャトー」(大きな多目的会館をこんな風に呼ぶ)での国際的な集まりに行っていたら、広間に大型テレビを設置して、ユーロ・カップ準決勝戦を放映していた。ドイツ対トルコ。

 ドイツがんばれよー、と声を出して応援していたら、隣にいた黒髪で黒い瞳の女性が
「まったく、なんでドイツなの? トルコを応援してよ、ト・ル・コ!」
と笑って深い瞳睨んだ。見ると、トルコの民族衣装らしいものを着て、応援の気合かなり入ってます。

 意地悪だと思ったが、(ほんのり酔いも手伝って)訊いてみた。
「いやね、ホントは、トルコ応援したんだけどね……。実をいうと、日韓ワールドカップの時は、トルコは本当にクリーンな良いチームで大好きだったんだけどね。いつからトルコはあんなダーティーなチームになっちゃったんだい?」
「……うーーん、たしかにそうねえ。野心がありすぎるのかなあ……。この試合も9人が反則で出れないの――」(実際は4人)と、悲しそうに言う。
後悔した。

 試合は、最後まで息をもつかせぬナイスゲーム。広間の観衆は、ドイツ派とトルコ派で真っ二つ。どちらかというとドイツ派の方がお行儀がいいのは、ドイツの国民性を繁栄?
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2008年06月25日

あちこちで続くスト

近所のデモ1
 17日に「カタツムリ作戦」ストのことを書いたが、いまだにパリのあちこちの交通機関で、ゲリラ的にストが起きているようだ。メトロ、とくに「RER」(Réseau Express Régional(地域高速鉄道網)の略)と呼ばれる地下鉄が、なんの予告もなく遅らせられたり、間引き運転をするようだ。サルコジの提案する政策に対する実力行使であろう。

 ひと月ほど前(5月29日)の朝、前の夜に夜更かししたためやや寝坊していたら、外で歓声がした。声の方向からすると、近くの大通りの辺りである。デモの一団が通り過ぎてるんだろう、まったくあいかわらずデモが多いな、とベッドの中でグズグズしていたら、またしばらくして、歓声が上がりしきりに続く。それにしても長いな、どんだけ長いデモなんだ、といぶかった。

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2008年06月24日

マイノリティー関係のパリの事件

 旅行から帰ってみると、パリでいくつかの無視できない事件が起きていた。
▼ユダヤ人少年が暴行を受け重体
 21日、パリ19区で17歳のユダヤ人少年が、少年のグループに暴行を受け意識不明の重体になったという。テレビのニュースだけでは判らず調べてみると、この地区(移民や有色人種が多い)では、数週間前から、ユダヤ人と黒人の少年グループが対立しており、この被害者の少年はキパ(帽子)をかぶった少年グループの中にいて襲われたという。

▼ヴァンセンヌの不法移民収容所で火事
 パリの東の端にヴァンセンヌがあるのだが、そこにある不法移民収容所で22日、火災が発生、ほぼ全焼した。放火とみられている。
この収容所は、本国送還を待つ273人の不法滞在者を収容する国内でも最大規模の一つである。煙を吸った20人が入院し、14人が逃亡したという。残った収容者はパリ、ニーム、リールなどの他の収容所に移送されるためバスで載っているところが、ニュースで流れていた。
 警察の発表によると、収容所では21日にチュニジア人の収容者(41)が心臓マヒで死亡しており、それが引き金となって起きた暴動から放火に発展した可能性がある。外国人支援団体は、現在の不法滞在者に対する政策によって収容所の待遇が劣悪化したことに遠因があると政府を批判している。
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2008年06月23日

バスク地方のサン・ジャン・ド・リュズ

サン・ジャン・ド・リュズ1

20日から本日まで、フランスの南、スペイン国境バスク地方にある海岸の町サン・ジャン・ド・リュズ、そこからバイヨンヌ、そして最後にボルドーに寄って帰ってきました。印象に残ったことを、簡単にメモ程度に。

風景が美しく人々も純粋だというバスク地方には、ずっと訪れてみたいと思っていたのですが、サン・ジャン・ド・リュズのすぐ隣のビアリッツは巨大な避暑地(フランス人は、なぜか夏に暑いところに行きたがります)、あまりにも観光化されすぎています。で、選んだのがこの小さな港町。ちょっとした驚きが待っていました。

着いてみて、なにやら街中が妙に活気づいていることに気がつきました。しかし、人々がみな同じように赤いスカーフを巻いているのはなぜサン・ジャン・ド・リュズ5か判りませんでした。店の売り子のほとんどが黒のシャツに赤いスカーフを巻いていて、ふーん、商売熱心なのかバスクのアイデンティ意識が強いのかな、ぐらいにしか思わなかったのです。売り子のオネエサンがおそろいの身なりなので写真を撮っていたら、こっちへ来て撮れといいます。
「ホラ、バスクの旗の前だし、手にはサングリアを持ってるわ。完璧でしょ?」
美しい娘さんが、笑顔でポーズをとってくれます。
どの人たちも、みな優しそうに対応してくれます。ノンビリとして穏やかな雰囲気です。

サン・ジャン・ド・リュズ3海岸へと回ると、まるで夏です。海岸は入り江になっていますが、ここは何回かの工事でこんな形にしたのだそうです。ビーチには、すでに多くの水着が横たわっています。ビーチに面して巨大な近代的ホテルがあって、これは完全にバカンス地。

市街にもどると音楽が聞こえます。街の真ん中に公園があり、その中央に円形の屋根つき舞台のような建物があります。そのまわりに人が集まって、さらに、そこから延びるメイン通りの両側を取り囲んでいます。これはいったいなにが、と近寄ってそこにいた女性たちに訊くと、何とかいう街のお祭りで、これから子どもたちの行進がやって来るのだ、と笑顔で教えてくれました。

それで分かりました。黒の服装と赤いスカーフは、その祭りのためだったのです。同じ装いの人たちが続々と集まってきます。まもなく、鼓笛隊などの子どもたちの列。子どもたちもみな同じ赤と黒の装いです。

行進が行過ぎると、さっきの女性たちが、親切に、これからはあっちに行った方がよく観えると教えてくれました。行進隊は、市庁舎前のようなところに集まっていました。

サン・ジャン・ド・リュズ2すばらしいお祭りでした。この町の子どもたち、老若男女が、黒と赤の装束で町の広場に集まって、歌を歌うのです。素朴で軽やかなリズムの、おそらくは町の歴史を織り込んだ歌を、何曲も歌うのです。子どもを肩車して歌う親子、踊りだす子どもたちもいます。

「祭り」が終わると、赤と黒に酔いしれる空気の中、赤いスカーフを買いに走りました。片隅に黒くヨットを描いたサン・ジャン・ド・リュズのスカーフを捜したが見つからず(道行く女性に訊いたら、何年か前のものだと答えた)、バスク地方のマークが入ったものを手に入れました。さっそく首に巻きました。

サン・ジャン・ド・リュズ4どこでもここでも、音楽が響き、ダンスをしています。観察していると、太鼓と笛を持ったグループや歌だけのグループなどが、カフェやレストランの前で歌って、お礼にお酒を振る舞ってもらうようでした。アジア人が少ないせいか、多くの人が笑顔で挨拶をしてくれます。

夕食後、水平線に夕陽が沈むビーチの片隅に座って、レストランで飲み残したワインをボトルごと飲んでいたら(飲み残したワインを、なんと“お持ち帰り”させてくれるのです)、二人のきれいな女の子が話しかけてきたのにも驚きました。歳の頃十五、六で、一人はフランス的、もう一人はスペイン風の大変な美人です。

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2008年06月20日

安ワイン放浪記 -- Chateau de Passavant (Anjou Villages) 2001

 今日から、このブログにフランスで飲んだ安ワインを記録していこうと思う。20年モノのボルドーとかロマネ・コンティなどの高価なワインは、わたしの懐では飲める可能性もない。高価で良いワインの味を峻別できるほど、こちらの舌が発達しているわけでもない。しかも、「高いワイン」はかなりキリのない世界らしいし。

 せっかくフランスにいるのだ、身近に手に入る(=身分相応の)安ワインをいろいろ試してみようじゃないか、と気づいたのは、情けないことだが、つい先頃だった。Late is better than doing nothing(遅くとも、しないよりはマシ)。題して「安ワイン放浪記」。記事カテゴリ名はズバリ「安ワイン」。

 決まりは簡単。安ワイン、メドは10ユーロ以下、日本円にして1600円以下のワインで美味いモノ、おもしろいモノを求めてみよう、という方針――というほどのものでもないが、とりあえず安いのを手当たりしだいに買って飲んでみようというものだ。

 で、先週まず買ってみたのが、パリの西ロワール地方のアンジュ(Anjou)という小さな中世都市近くでできたワイン。
Chateau de Passavant 、2001年
原産地 Anjou Villages
住所 S.C.E.A. David Lecombe 49560 Passavant sur Layon
近くでいろいろ安ワインを店先に並べて売っている店があるので、その中から手ごろなモノを選らんだ。7.85ユーロ。アンジュ地方というとロゼワインで有名だが、これは赤。紫かオレンジがかった赤である。

 香りは、やや野性的な血か土のにおいが混じる。酸がちょっと出すぎているような気もするが。口に含むと、“アタック”は全体に軽めでユルイ感じもするが、構造がしっかりとある。時間がたつにつれて田舎っぽく素朴な味わい。かなり気に入った。
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2008年06月19日

ユーロカップ、フランス対イタリア戦

17日夜は、フランス全土が注目したフランス対イタリア戦。近くのバーで、しばらく観た。ここは、このユーロカップのあいだ、店の外に「フランス・チームを応援しよう」というブルーの幕をかけるくらい力を入れているくらいなので、さほど大きくもない店内に、二つのテレビの他に大型スクリーンを設置していた。その前に、りっすいの余地もないほど客たちが陣取った。

両チームとも必死なのは伝わったが(そりゃそうだ、勝てないと決勝リーグ進出がないとみなされているのだから)、決め手どころか切れ味にかけるフランス・チーム。リベリーがケガをするなど不運が重なったが。イタリアもものすごく良いプレーというのは多くはないが、少しずつフランスを上回っていた。

それにしても、今回も審判がひどかったと思う。スイス対トルコと同じ審判だったな(Ľuboš Michĕl氏)。この審判は眼が悪いのだろうか。しかも、最初に安易なイエローを出してこの試合の“反則の基準”を作ってしまったので、その後もカードの連発。(選手とのやりとりによる)オフィシエーションでなく、反則カードで試合をコントロールする最低の試合だ。

審判のあまりのひどさに、近くのテーブルにいたフランス人の若者の方を振り向いて
 「なんだね、こりゃ。ひどすぎるよ」と言ったら
 「そうなんだよ」
と応え、諦めたように眼をグルリと回した。

店の子どもらしき男の子が最後まで大声で応援していたが、試合終盤には立ち上がる客も。一人いたイタリア人の客が喜ぶ他は、店内は静かだった。

家に帰ってテレビのチャンネルと回すと、すでに「討論会」の番組が重苦しい雰囲気であちこちに。フランス人は、サッカーの試合の後は、サッカー・ジャーナリストや元選手などが集まって、こういう“反省会”ばかりする。かなり沈うつな空気である。その後、二日ほど“反省会”は続いていた。予選敗退は、よほどのショックだったのだろう。
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2008年06月17日

カタツムリ作戦

このブログ、完全に過去の記録帳になってしまった。さて、昨日、テレビのニュースを流して聴いていたら、「operation escargot」とさかんに言うので見ると、ハイウェーにトラックの列。

ふーん、料理のカタツムリを運搬するトラックがデモをしとるのかね、まあこのガソリン高騰への抗議としちゃわからないでもないな――、と思っていたら、「operation escargot 」とはこのデモ自体の名前だった。お恥ずかしい。今日、インターナショナル・ヘラルド・トリビューン(IHT)紙のニュースで確認した。

ハイウェーをトラックの群れがノロノロ走って交通を妨害し、政府への意思表示とする。テレビの映像ではブルドーザーもいたな。英語では「Operation Snail」。フランスの南スペイン国境の都市から北の英仏海峡沿いの町カレーと、全国に渡って行われた、と報じている。イギリスでもやったのだそうな。
http://www.iht.com/articles/2008/06/16/europe/17fuel.php 
http://www.iht.com/articles/reuters/2008/06/17/europe/OUKWD-UK-FUEL-PROTESTS-FRANCE.php
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2008年06月14日

ユーロ・カップ、欧州移民の波

 ユーロ・カップが始まり、9日には「オランダ対イタリア」戦を観た。毎回のようにイタリアはスロースターターなので、その劣勢は意外ではなかったが、オランダのプレーの正確さにはさらに驚いた(結果は3対0)。もっと驚いたのは、オランダのチームの構成である。オランダ・チームといえば、白人でずうたいの大きな選手がもともと特徴だったが、こんなに有色人種系がいたっけ?
(オランダの移民状況については、最近になって興味を持ち始めたので、あらためて書く。)

 同じことを、11日の「スイス対トルコ」戦でもっと強く感じた。双方チームにモスリム系とおぼしき選手の多いこと。同国チームが試合をしているのではないかという印象さえうけた。スイスにもこれだけの移民が増えたということだろう。(それにしても、この試合は上の試合以上にレフリーがオソマツでしたね。)

 ついでに言うと、トルコはいつからこんなダーティーなチームになってしまったんだろう?日韓W杯では「フェアプレー・チーム」賞をもらったような良いプレーをするチームだったのに。こんな試合を観ると、サッカーを一言でいうと「卑しい」に尽きる、という感をますます強くする。イタリアは、すぐ痛がり苦しんだり大げさな「演技」が多すぎるので嫌いだ。“痛さ”でのた打ち回っていたそのすぐ10秒後に、全速で走ってシュートしてるって、なんですか?

 13日の「フランス対オランダ」戦は、オランダの底力と、(おそらくは前回すぐに敗退した屈辱へのリベンジの)意欲を感じた。スピードと無駄のないパスワーク。チームがベテランの上手さでプレーのストラクチャーがしっかりしている一方で、出てくる若手が着実なプレーをする。しかし、フランスの方も、優れた個人プレーヤーが目に付かず、チームもバラバラだった。

 フランスもイタリアも崖っぷち。しかし、これで、17日の「フランス対イタリア」戦は面白くなった。
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2008年06月06日

フレンチ・オープン・テニス

 知り合いがフランスの有名なテニス競技場Roland-Garrosに行って来た、とメールをくれた。いま、フレンチ・オープン選手権が開かれているのだ。ときに、Roland-Garrosは「ローラン・ギャロス」とフランス語でも最後の「s」を発音するのだな。テレビでちゃんと言っていた。

 一昔前だったら、勇んで観に行ったろう。が、最近は、てっきりテニスから遠ざかってしまった。昔は、かなり熱心に(徹夜で)観たものである。こう見えても、昔は、野球の次に、卓球とテニスはよくしたものだ。スポーツ狂いのわたしとしては、今のテニスについて、とくに日本のテニス界についてはいろいろ語りたいことがありますな。

 昔、卓球して後にテニスを始めた自分は(なんか、すでに体育会系語りだな)、卓球の打ち方を応用してボールをラケットで上にコスって打っていた。それを、自分のコーチ達――お決まりのように、みな上から下まで白いテニスウェアでキメていた――は誰もが、「ラケットを送り出すように打たなくちゃいかん」と注意・指導したものである。しかし、上にコスってそれで充分鋭いボールが入るのである。いまで云う「トップスピン」てヤツであった。

 しかし、その翌年に、ビヨン・ボルグというトップスピンを武器とする選手が出て優勝を重ね、それからというもの、世界はトップスピン全盛になった。

 決してジマンではない。いかに日本のスポーツ界が画一的な指導をするか、みな右に倣えで同じことをしたがるかという例を指摘したいのである。そういえば、あのころ、学生の自分は金がなく、いつも安い色もんのTシャツを着ていた(そして軽蔑の眼で見られたものである)が、いまは、トーナメントでもそれが当たり前になった。きっと、いまは日本じゃ、みーんな色もんTシャツを着ているのであろう。いい気味である。

 久しぶりに、テニス観戦に行ってみますかな。Roland-Garros。
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2008年06月03日

またリノベーション

夏時間になってから、なんか体の調整が狂ってしまったようで、夜はクタクタ。そのうえ、隣でまた工事が始まった。

「また」といっても、この前は上の階だったのだが。今度はまさにお隣さんで、重機でも使ってるんじゃないかと思わせるようなすごい音である。ちょっとでも夜更かししたりすると、睡眠の質に効いて来て、疲労が重なってしまう。あさ8時半前から始めて、5時にはちゃーんといなくなっちまうんだが。

なんか、始終、リノベートしていますね、この国は。
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