2010年11月26日

渋谷のワイン酒場で

いぜん翻訳をやったグループと出版社の人とで、会食。

ワインを飲みながら、独学でスゴイことなした人物として、安藤忠雄と武満徹の話が出た。この二人は尊敬するね。特に武満氏。家にはピアノもなく、道を歩いていてピアノの音が聞こえると、そのお宅に入って行って「ぜひ弾かせてほしい」と頼んだのだそうだ。頼まれた方も、どうぞどうぞと許してくれた、のんびりした良い時代だった、と武満氏が書いている。

ピアノの音が聞こえるとどうしようもなく弾いてみたくなる気持ち、私にもそんな時期があったなあ。独学もしなかったんだけど。

安藤忠雄氏の場合、子供のころ自分が住んでいたオンボロ長屋、特にそこに差し込む陽の光が、後の建築の原点になったという。彼の「光の教会」は、そんな「素朴な日常」に近く、またきわめて遠いほど洗練されていると思う。

部屋の本棚には、安藤氏と武満氏の本が、たまたま隣り合わせに並んでいる。
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2010年11月25日

パソコンの仏語辞書が不自由

仕事で大量のフランス語を訳さなくてはいけなくて、ほとんど睡眠も削ってるんだが、パソコンに仏語辞書を入れて、解らないフランス語の意味がすぐ出るようにしたい。辞書は買ってある。

たしか、BTONIC辞書ビュアーをいれるはずだったが、あの便利な「ポップアップ検索」が使えないもののようだ。どうやったら使えるようになったんだっけなあ。 Unicode版のPDICで引けるように変換を行うんだったかしらん?

Google辞書のマウスオーバー機能みたいなのが付いてると、すごく助かるのだが。
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2010年11月19日

ダンス

歩けたのは本人も嬉しいようだ。が、2、3歩がせいぜいなので、たいていはハイハイ(いつの間にか、かなりできるようになっている)か、伝い歩きであちこちへ行く。

パコは、TVなんかから音楽が聞こえてくると、膝を曲げて、“踊り”?始める。褒めてやると、実にうれしそうな美しい笑顔をする。子供に入れ込むとは、こういうことなんだろうなあ。
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2010年11月18日

歩いた!

つかまり立ちも、つたい歩きも簡単にするし、つかまり立ちから両手を離して、そのまま両手を持ち上げて2本足で立つ――と書いたのは、先月の28日。

朝、外出の用意をしている時、パコをプレイサークルの柵の中に入れておいた。2本足で立って、手ばたきをしたと思ったら、右足を一歩前に出した。10センチほど。

「おおっ!」という周りの声(と言っても、私と上さんだが)。ついに、人類は独立歩行へ!!小さな一歩だが、パコには巨大な「一歩」である。
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2010年11月14日

両手ばたき

人間は、自由に繰れるようになった手をどうするか?
指をしゃぶる、物をつかむ、足をつかむ(「あ、足を発見!」)、2本の手があること、指があることを発見。

そして――、ついにシッカリとした手ばたきへと、人間の可能性は進化する。ここから「音楽」が生まれるか。「歌」がうまれるか。

上手くたたけると、周りが褒める。褒められると、嬉しくてまたたたく。これで周りの称賛をえることをよく理解したらしい。
とりあえず、パコはできるのが楽しくて、いつもピチピチ叩いている。
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2010年11月12日

2本目の歯

パコは、つかまり立ちだが、ジャンプのようなことをするようになった。
しっかし、元気だな。上さんが周りのお母さんたちに聞いてみると、こんな元気な子も珍しいらしい。

しかも、今日、2本目の歯が下に生え始めているのを発見。あいかわらず、食欲は旺盛。いつも完食で、足りないと大騒ぎである。
「へえ、おひぃ様、すみませんねぇ〜。ウチにはこれしかお米がなくて〜。松の木でも焚いて、おもてなし、いたしましょうか……」
と泣きついても、
「ウー、ウー、んまんまウー(翻訳:ったく、なにやってんのよ!腹減ってんだよ、何か出せ、ゴルアー)」
と大声を立てるばかりだ。
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2010年11月11日

MLBゴールドグラブ賞、選出の欠陥

昨日、上さんがインフルエンザ予防注射の第1回目(乳児は2回に分けてする)をしてもらいに町医者の所に行ったら、「脚のポツポツは冷たい気温にさらされたためでしょう」と言われたという。まだ、ポツポツはあるんだが。

さて、アメリカ大リーグで、アメリカン・リーグのゴールドグラブ賞(最も優れた守備をした選手に与えられる賞)が発表された。これは、すべてのチームの監督とコーチが投票し、オール・スターなどのファンの人気投票とは異なり、いわば「プロの眼」による選択である……と思われていた。

この問題で言いたいことは2つ。選出のシステムの欠陥が1つ。そして、それをしっかりと批判するアメリカのスポーツメディアのことだ。

ショートはNYヤンキースのジーター選手が選ばれた。エラーはわずか6個と、それだけ見れば立派な記録だ。が、守備というのは守備範囲を考慮しなければならない。できるだけ広い範囲をカバーしようと守備をすれば、それだけリスクを冒すことになり、エラーをする確率も増える。しかし、その方が「いい守備」と言えるだろう。極端な話、ほとんどまったく動かず自分の目の前にだけ来たボールを捕ってエラーがほとんどなくても、そんな選手は「良い野手」とは言えない。

事実、今年36歳になるジーターの守備範囲はかなり狭くなっていた。一方、テキサス・レンジャーズのショート、アンドラス選手は、16個のエラー。守備機会は659回。対するジーターは、553回。アンドラスの守備範囲の広さ、相手の得点を防いだ功績は、その実際の試合を見たものなら誰でも納得するものだ。

守備範囲の正確さを表す指標に、「ゾーン・レイティング」と言うのがあり、それによれば、ジーターのランクは、中くらい以下である。(「ゾーン・レイティング」は、www.fangraphs.comのUltimate Zone Rating や www.fieldingbible.comで)。 監督とコーチでも、「エラー」の数だけに頼るシマリのない投票をしてしまう、ということなのだろう。

上のような、ジーターの「あり得ない受賞」を批判している新聞記事はいくつかある。たとえば下の記事だが、2番目の「この選出システムには欠陥がある」と指摘しているのは、ヤンキースのお膝元、NY市の「NYデイリー新聞」である。NY市のスポーツ紙はヤンキースに熱狂的なことで知られるが、「不正」をちゃんと指摘する健全さがある。どこぞの国の、大球団のチョウチン新聞のようなものばかりではない。
http://sports.yahoo.com/mlb/news?slug=capress-bba_gold_gloves-5083727
http://www.nydailynews.com/sports/baseball/yankees/2010/11/10/2010-11-10_derek_jeters_selection_as_american_league_gold_glover_at_shortstop_exposes_flaws.html 
http://bleacherreport.com/articles/514492-2010-derek-jeter-awards-honoring-big-name-players-with-terrible-gloves
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2010年11月09日

原初的な否定語「ネンゲー」?

パコの脚のスネとふくらはぎにあるポツポツは、まだ治らない。ネットでいろいろ調べてみたら、この時期、寒暖のはげしい差にさらされると、出ることがあるんだそうだ。私が子供のころ、卵アレルギーがあったので、まあ、まだ要注意だが。

今日、パコがしきりに「ネンゲー」と言った。頭に軽く「ン」の音が入る。苛立っていたり、何か嫌がったりすると「ネンゲー、ネンゲー」と言うので、何かを否定する言葉なんだろうか。とすると、ちゃんと「n」の音が入っているのに感動。

というのも、日本語の「ない」、英語の「no」「not」、フランス語の「non」「ne……pas」、ドイツ語の「nein」「nicht」、ロシア語の「ニィエト」、ラトビア語の「nē」、クロアチア語「nema」など、多くの言語の否定的反応、否定辞は「n」の音で始まって、この一見普遍的な性格は言語相対主義(言語はそれぞれ独立の体系をもつ)に対する判例になっているのだと思うのだけど。どの赤ん坊も否定語を「n」で始める、という説だ。

……って、やはり「一見」でしかなく、多数ある言語のうちどのくらいの割合がそうかどうか知らないんだが。
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2010年11月08日

どうもついていけない

日本文化は嫌いではないが……
最近の「カワイイ」文化、どうもイケない。TVでは、一晩中、必ずどこかでそれらしいタレントが現れ、NHKもそれを「クール・ジャパン」だとか名付けて放送し、パリでは日本「カワイイ」文化のシンポジウムまで開かれ、モスクワではそんな女子をわざわざ日本から呼んでまで舞台にしているという。

ああ、なんてこった。自分がオジサンになったからでなく、昔から受け付けないのだけど。
しかし、それを追い回す、日本ツヅ浦々にいるオジサンたちの方が、さらに不思議ではある。
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2010年11月07日

パンよりご飯

(育児日記より)
パコは、時々、両手を叩くようなふりをしていたが、両手がぴったり合わず、なんか間が抜けていた。しかし、昨日、「両手叩き」が成功。褒めて手をたたいてやると、ニコニコしてまた叩く。人間って、日々、運動能力が進歩するのだなあ、とつくづく感じる。

さて、上さんがいないので、パコにゴハンをあげた。昨日デパートで買ってきた白いパンを、スープに混ぜで柔らかくしてあげたが、2,3口食べると、口から出してまるで興味を示さなくなった。

気取ったパン屋(みかけがファンシーで「キレイなパン」ばかり売っているヤツ)で買ったのは自分のポリシーに反するが、高かったんですけど。それでも、喰わない。夕方、もう一度やってみたがダメ。代わりにお粥をあげたら、実にうまそうに喰った。

そうですか、あなたはパンでなくご飯派なのね。

夜、風呂に入れたら、脚のスネとふくらはぎにポツポツと何やら出ている。蕁麻疹か?食べ物に反応したのか?パンに卵か何か入っていた可能性はある。「キレイなパン」屋はアカン。
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2010年11月06日

パコの初“運動会”

近くの児童館での運動会。参加者は、1歳〜3歳くらい。パコが8カ月で最年少だったらしい。

もちろん、1歳までの部なんて、どんな競争ができるのかあやしいものである。「運動会」に行ったと聞いても、「へっ?」てなもんだ。案の定、お母さんたちが子供を箱に入れて、引っ張るのだそうな。ご苦労様です。1歳以上でも、「よーいドン」しても、アサッテの方に走って行ってしまったりで、“競争”どころではなかったらしい。ご苦労様です。

それでも、先週、自分で作った“メダル”をもらってきた。もちろんパコは何のことかわからないから、手にしても、すぐ口に入れてしまう。いまは、ベビーベッドの上にさみしげに飾られている。
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2010年11月03日

また「まんま〜」

また「まんま〜」と言いだした。何かにつけ「まんま〜」という。さかんに唇を動かしてかむようにするので、何か食べたいようにも見えるが、どうやら、少なくともご飯のことではなく、何かを求める言葉らしい。

文化の日なので、パコにかなり付き合った。
もう、立ち上がるのも苦労しなくなったし、伝い歩きも楽々である。早えなあ。私の子とはいえ、足腰、すごいしっかりしている。私も若いころは足腰はしっかりしてた方だが、それはむしろ、子供の時に野山を駆け回っていた(文字通り、遊ぶ時は走り回っていた)せいだと思う。
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2010年11月02日

バブ〜

パコは、一生懸命、唇を動かすことが多くなった。でも今日は「まんま〜」は言わない。代わりに、「バブ〜、バブブ〜」と言う。昨日のはなんだったのかねぇ。

しかめつらして、不満そうに言うし、その後の飲みっぷりからして「ミルク」のことらしい。
とりあえず、ボキャブラリー2個か。
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2010年11月01日

初めて口にした言葉が……?

上さんと夕飯を食べていたら、テーブルのわきに置いたベビー・ラックからこっちをじっと見ていたパコが、口をやたらモゴモゴさせている。食べるしぐさ?舌もペロリと出したりする。

すると、口をモゴモゴさせながら、
「まんま〜」
と言った。なぬ? もしかして、はじめて喋った?
パコは「まんま〜、まんま〜」を繰り返す。「ん」のところを、噛みしめるような唇で言う。
「お母さん」? 「お母さん」なのか? 8か月で?

「口の動かし方からすると腹がすいたのかもしれない」と、私はつとめて冷静に反応した。だが、パコは、ついさっき夕方にご飯を食べたばかりなのだ。しかしそれでも、パコは炊けたばかりのゴハンをじっと見つめながら
「まんま〜、まんま〜」
を繰り返した。ご飯が食べたい?

これは、やるしかあるまい、と白いゴハンの柔らかそうなところをあげてみると、実に旨そうに喰った。パコは食が早熟で、いや「天賦の才」があって……と夫婦で想像をたくましくした。しかし、パコはその後、ミルクを飲みながら爆睡してしまった。

パコが寝た後で、夫婦で複雑な顔を見合わせた。これが最初の言葉かどうかは、微妙である。孤独でさみしいヤツが、たまたま電話で話した相手に「会いたい」って言ったようなもんじゃろ。あまりにもドサクサまぎれで、「コトバ」と認定できるか? そういうと、上さんも神妙な顔で同意した。

まあ、「まんま〜」が「食べたい」だとしたら、「ママ」でも「パパ」でも、「おかぁちゃん」でも「おとーちゃん」でもない。夫婦痛み分けだねえ?
それにしても、最初の言葉が「喰いたい」か――。将来が思いやられるのお……。
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