2011年02月17日

早すぎる離陸

パコは、目の前の人にお辞儀をする。深々と屈伸をして、頭を下げる。「おはよー」で教えていたら、いつでもするようになった。

手にもった何かを近くの人に手渡しもする。渡すふりをして、「わたさないよー」と走って行く、お茶目も始めた。嬉しい変化だ。

悲しい変化もある。これまでは、ほっぺたを差し出すと、口付けしてくれた。離れたところにいても、わざわざ歩いてきてしたものである。お父さんだけにするので、上さんには鼻高々であった。

それが、今日、止めてしまった。ほっぺたを差し出しても、横を向いたり、口付けをするようなフリをして、さっと身を引いてしまう。わざとやってるとしか思えない。父親に距離を取るようになったか――早すぎる離陸だ。
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2011年02月13日

雛人形届く

買った雛人形が届いた。今日を選んだのは、大安だからだと、上さんは言う。上さんはふだん迷信的ではないくせに、こういうことになると妙にゲンを担ぐ。お宮参りもしっかりと行かされたし。

家には広い場所がないし、パコが手の届くところに置くと大変なことになるので、TVボードの棚2段を空けて、そこに飾った。お内裏様も3人官女もチト窮屈そうだが、もともと小ぶりなのでピッタリおさまっている。

飾ってあるのに気づいたパコは、人差指を雛人形の方に伸ばして、「あーあー」と言った。抱き上げて近づけてやると、気のせいか、笑顔を輝かせた。
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2011年02月06日

「あった」

風呂に入れている時、パコはいつも、湯船の側面につけている温度計を取りたがる。吸盤でへばりついているのを取ってやると、入っているあいだ、それを興味深く眺めたり、お湯に浮かべたりしている(水に浮くようになっている)。

湯船の端に風呂のフタを丸めておいてあるのだが、数日前、パコはその下の見えないところに手を伸ばして、温度計を放した。温度計はプカプカ浮いてはいるが、フタの陰に見えなくなった。

パコはまた手を伸ばして、温度計をつかんだ。その時、私が「あった」と言ったら、パコも、たどたどしく
 「あってィ」
と言った。「あったねー」と繰り返してやると、再び手にした温度計を振り回しながら、「あってィ」「あってィ」と、言う。

温度計の名前が「あった」だと思っているかもしれないし、嬉しい時「あった」と言うと思っているかもしれない。

しかし、その夜以来、パコが何か見つけたり、手にしたりすると、「あった」と言ってやる。パコは、カワイイ声で「あってィ」と言って、何かに気がついたような顔をする。

「あった」が何かの<存在>とつながっていると気づくのは、そして、身の回りの“世界”に関わっていけると気付くのは、いつであろうか。
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