2011年04月06日

3月27日付朝日新聞は「魚への心配、少なく」

「エネルギーは安全保障問題」と言い原発を推進してきた人たちよ、この原発事故はまさに「安全保障問題」ではないのか? あなたたちは、世界から後ろ指さされない誠意と自負を持ってやっているか?

遠出していて読む機会がなかった27日の朝日新聞を開けたら、「魚への心配、少なく」という記事。本当にひどいな、この国の安全委員会は。

朝日新聞のWeb版では、ヘッドラインを変更して、「『魚食べて心配ない』 原子力安全委、海水汚染巡り見解」と、より原子力安全委の立場をそのままつたえるという形になっている。そりゃそうだ、このままでは、新聞が政府や東電の「御用看板」のヘッドラインである。ただし、下の青字のところを、ネット記事では削除している。全く、この新聞はやることが小賢しい。
海水に基準超す放射能 魚への心配、少なく
 福島第一原発事故の影響で、原発からの排水が基準の千倍を超すなど、周辺海域で放射能汚染が深刻化している。これに対し、原子力安全委員会=班目(まだらめ)春樹委員長=は26日、「放射性物質は海では希釈、拡散される」として、人が魚を食べてもまず心配はない、との見方を示した
 東京電力による原発の放水口付近の調査では、25日朝にヨウ素131が1立方センチあたり50ベクレル、セシウム137が同7.2ベクレル検出された。原発の排水を規制する基準に照らすと、ヨウ素は1250倍、セシウムは79倍にあたる。東電は、1日1回だった測定回数を2回に増やすことにした。
 一方、文部科学省が23日から原発の沖合約30キロ地点で調べると、最大で1リットルあたりセシウムが26ベクレル検出。飲用水の基準に比べると、7分の1以下だが、09年度に調べた通常値の1万倍を超えていた。
 海洋生物への影響について、原子力安全委員会は26日、「排水口付近では濃度が高いが、魚介類に取り込まれるまでに潮流に流されて拡散、希釈される。さらにヨウ素は半減期が8日と短いため、人が食べるまでには相当低減していると考えられる」とした。
 一方で、財団法人海洋生物環境研究所の御園生(みそのう)淳研究参与(環境放射能)によると、濃度が高いと魚類が取り込んだ放射性物質が体内で最大で海水の30〜50倍の濃度まで蓄積されることもあるという。半減期が30年のセシウムは心配が残るという。「放射性物質は薄まるので、現時点で魚への影響はまず心配ないだろう。ただ、今後も高濃度で汚染が続けば、2〜4カ月で魚に影響が出ることもありうる。消費者、漁業者が安心できるよう、継続的な広域の調査が必要だ。消費者や漁業者の安心にもつながる」と指摘した。
http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY201103260409.html
posted by ろじ at 00:00| パリ | TrackBack(0) | 日本・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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