2011年07月09日

なさけない推進派

NHKスペシャルの原発事故についての討論会に、奈良林直氏という人が、原子力委員会の委員(元東芝社員)として出ていた。

この人、酷いね。数年前、フランスで原発が止まったために熱中症で5万人の死者が出た、と説明してたが、どんな因果関係があるというんだ。エアコンが使えなかったからか?フランスは、そもそもエアコンなんか備えている家はほとんどないですぞ。

その他、かなりアヤシイ発言も(「使用済み核燃料は、増殖炉を使うことによって、これから2,500年分の日本のエネルギーになる」。「再処理にかかるコストは、電気代に割り振ると、たった1円」」)。国民、ナメられてるなあ。NHKも確信犯なんだろう。

北海道大学の教授先生らしいが、この研究者様、むちゃくちゃ。もちろん、発言すべてが、原発推進まずありき。そもそも、そんな「原子村」の住人が安全委員会にいることが問題視されないことこそ、この国の病巣を示している。

推進派、腹が立つというより、情けなくなってくる。

同席していた経産省出身の澤氏は推進派の論客だそうで、どんな論陣を張るか興味があったが、論理的なようでいて反対派の飯田氏に説明をまともにさせようとしない、笑ってはぐらかしたり――と、これもガッカリした。推進派がいることはかまわない。しかし、こんな時期だからこそ、真剣に人を説得できる論理で真摯に語りかけなくちゃ、マズイんじゃないかい? 原発で作業している人の苦労を引用したりするんじゃなく(原発労働者がかわいそうと言うんなら、推進派ははっきりと責任を取るべし)。

それとも、推進派は、そのままでは「人を説得できる論理」がないってことかい?
posted by ろじ at 00:00| パリ | TrackBack(0) | 日本・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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