2011年07月18日

食物のトレーサビリティー破たん

夜、パコはなかなか寝つかなかった。母親が乳を含ませても、しばらくすると寝室の襖を叩いて出ようとする。「父親を呼んでるよ」と言われて行ってみるが、そうではないらしく、すぐあらぬ方向を指さして、泣き叫んだ。

オムツを取り出すから、替えたいのかと思えばそうでもないらしい(さっき替えたばかりである)。玄関に行くというから連れて行くと、玄関の靴を指して(?)何か言う。「もう遅いからね」と諭すと、さらに涙目で訴える。

なにをやっても、寝たくないと泣き叫ぶ。こんなのは初めてである。これが「夜泣き」というのだろうか。母親も父親もクタクタになって、結局、12時近くまで。

さて、牛肉の放射線問題だ。これまでも、この政府のモノゴトの決定の遅さにはあきれることばかりだが、放置した稲ワラ餌を牛にやるのを許していたとは――いや、外に野ざらしにするのを放置していたとは、ちょっと信じがたかった。本来なら、事故の後、農作物、畜産すべてで何らかの通達をすることを考えなかったのか?この政府は、アタマを使うことができないのか?

しかも悪いことに、この国は「食の安全」に関しては、穴だらけである。日本の「トレーサビリティー破たん」に関して先日書いたが、その良い例がこれだ。これからも、ますます被害が出るだろう。
セシウム汚染の牛「岩手県産」で流通も
福島県から出荷された放射性セシウム汚染の疑いがある牛肉が「岩手県産」などと別の産地表示で流通しているケースがあることが17日、分かった。農林水産省によると、牛は出荷されるまでに複数の場所で育てられることが多く、飼育期間が最も長い場所を産地として表示するのが基本とされるためだが、小売店や消費者には分かりにくい仕組みとなっている。

 「仕入れた時に『岩手県産』と表示されていた。福島県経由とは認識していなかった」。山口市内でスーパーを経営する会社は17日、福島県浅川町の農家が出荷した牛の肉を販売したことを文書でこう釈明した。

 このスーパーで販売された牛の個体識別番号から生産履歴を調べると、2002年5月5日生まれの雌で、出生地の記載はない。03年3月以降の約7年半は岩手県内で飼育され、昨年9月22日、浅川町に移動。今年5月11日、千葉県の食肉処理場で解体された。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20110718-806744.html
posted by ろじ at 00:00| パリ ☁ | TrackBack(0) | パコの成長 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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