2011年07月19日

長期脳死

パコの睡眠時間に振り回されて、やや過労気味。これぞ育児!

読売新聞が、脳死にさいして、患者の家族に対し、「長期脳死」の可能性について十分な説明はされていないことを報じている。(記事のヘッドラインが、ややズレているが。)

実際の紙面によれば、医者の側も、移植コーディネーターの側も、どちらも説明しようとしないという。日本は伝統的にインフォームドコンセントがしっかりなされていない傾向があるが、ここでも互いにゲタを預けた形で、「インフォームドコンセント」の本来の意味を見失って形式ばかりにこだわる、典型的な日本的手続きの在り方ではないかと思う。
改正移植法1年、15歳未満の脳死29人
15歳未満の子供からの脳死臓器提供を認める改正臓器移植法が全面施行された昨年7月からの1年間に、実際に臓器を提供した1例のほかに、少なくとも29人の子供が脳死と判断されていたことが、読売新聞社の調査でわかった。

 この中には30日以上生き続ける長期脳死の該当患者が12人いた。家族が臓器提供を承諾すれば、法的な脳死判定を経て数日以内に臓器は摘出されるが、患者の「死の時期」を決めることになる家族に対し、長期脳死の可能性について十分な説明はされていなかった。

 調査の対象は、厚生労働省が子供からの臓器提供が可能な施設として公表した全国56施設。アンケート形式で実施し大学病院や小児専門病院など54施設から回答を得た(回答率96・4%)。その後の取材を含め、6月末までの状況をまとめた。

 ほぼ確実に脳死と医師が判断した29人のうち、13人では臓器提供の話し合いが行われた。その後の経過が判明した9人のうち6人は、脳死と判断された後も3か月以上生存し、入院時から2年以上生きたケースもあった。
(2011年7月19日03時02分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110718-OYT1T00791.htm
posted by ろじ at 00:00| パリ ☁ | TrackBack(0) | 日本・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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