2011年12月24日

初めてのクリスマスイブ

年内の仕事がなかなか終わらず、上さんも仕事でいないので、今日は、パコを保育園に預けて仕事。はかどらず、ネットサーフィンや年賀状作りをしている自分に苛立ち、ついに夕方、外にジョギングに。昨日もジムに行ったし、上手くいかないときは体でも動かすほかない。

暗い公園を黙々と走るのは自分くらいで、すれ違う人たちは、家かどこかに足早に急ぐ風情。公園のベンチで、ひと組の男女がギターを弾いていた。そんなクリスマスイブも良い。

上さんが、立派なディナーとケーキを作ってくれた。パコも大喜びでお代わりした。わが人生、小さい時から、クリスマスイブや正月なんて、まともに祝ったことが少ないから、こんなイブも良いと思う。

深夜、パコのためのプレゼントセッティング、終了。1歳半になるパコには、実質的には初めてのクリスマスだ。

パコは、家ではいつも、通販の広告で入ってきた紙のおままごとセットや、ジュースの空きプラスチックと紙コップで遊んでいる。「じゅーすを、どうじょ」。「あい、できましたよ。あついですよ」などと、“焼いたハンバーグ”を食べさせてくれる。
「じゅーす、もっと?」
「ハイお願いします」と言うと、喜んで注いでくれる。
そんな紙切れでもあまりにも熱心で、時には、見ていて不憫になった。さすがに、上さんが木のコップとお皿を買ってきたりした。そこで、クリスマスは、キッチンセットをプレゼント。

パコが寝室でなかなか寝なかった時、「良い子には、サンタさんがプレゼント持ってくるよ。その窓から……」と言うと、「そこから?」と大きな目を開いて指さして言いながら、それまで寄りかかっていた母親を飛び越えて、自分の寝床に横になり、寝たふりをした。サンタ神話は効果絶大を実感。
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2011年12月21日

読む

パコはまだ字が読めない。最近、「の」という形が分かったくらいだ。絵本も「読んで、読んで」とこちらに頼むばかりだ。

しかし、パコは、保育園からの連絡帳は自分で読むのが好きである。今夜も、母親からひったくって、寝ている母親の上にまたがり、ページを開いて読み始めた。文章のオワリが「……した」だというのは知っている。

「パコが……っした……パコっが……したっ。……っした……」
白いページが来ると、「おしまい!」という。
しかし、パコが開けている連絡帳は、いつも逆さまなのであった。
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2011年12月18日

柿かリンゴか

お久しぶりです。仕事やパコの(立て続けの)病気で、ブログを書く時間どころか寝る時間もありませんでした。少しずつ書いて、過去の日記は徐々にアップしていくことにします。
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パコは水ぼうそうも治って、食欲も出てきた。

柿がお気に入りだ。しばらく前に食べた甘い富有柿に味をしめたのだろう。しかし、この時期、柿は産地を気にするからというだけではなくて、かなり高価で手に入れにくいものだ。一つ200円ほどすることもあり、家ではいつも買えるものではない。

それでも、パコは
「あきー、あきー」(「かき」がまだ発音できない)
と、食後に言うことが多い。たまに手に入ると、ドンドン口にする。もちろん、そんな時は、私の分を上げる。

昔、ある映画で、アメリカのNYあたりに住むアイルランド移民のボクサーが、すさまじい貧困の中、わずかばかり手に入ったハムの切れ端を娘にゆずる場面を観た時、「そんなものか」と思ったものだが、今は、子供に食べさせるのなら自分の分がなくても良い、という気持ちが分かるようになった。

それでも、柿のかわりに比較的安いリンゴがある時など、パコはこちらのすまなそうな顔を見て、
「いんご」(りんご)
と言ってくれることも多くなった。親孝行な娘だ。
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2011年08月08日

今度は風邪

パコの手足口病とトビヒが落ち着き、脚のタダレていた肌が治って、ホッとしたかと思うと、今度は、渇いた咳が止まらない。鼻水もでるようになった。子供というのは、いくらでも病気するんじゃのう。はあ……。

あまりに咳をするので、昨日の日曜日、ネットでこの地区で開いている医者を探し出し、こちらは寝不足なので、代わりに上さんに連れて行ってもらったが、小さな路地を探るようにして見つけ出した医院は、昭和の初期に建てられたような時代モノだったそうだ。
  「もう、ぜひとも見せたかったわよー」
愉快そうに、上さんは言った。建物に見合ってかなりお歳をめしたおじいさん先生は、自分で薬も調合する方だったそうな。うーん。

老先生のお診立ては、「クーラーの使いすぎでしょう」とのこと。いただいたお薬をネットで調べて見たが、どうも納得できなかった。

とりあえず、今日、別なお医者さんに診てもらった。この先生は、ウィルス性の風邪と診て、咳と鼻水を止めるための処方箋を書いて下さった。
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2011年08月05日

一日中パコと過ごす

今日は、仕事を休んで、一日パコの相手。昨日まで3日間、パコを病児保育に預けた。引き取りに行った時のパコの嬉しそうな顔、連れて帰る道でのパコのぐったりした寂しそうな顔をみて、心が痛んだ。

なれない環境に3日もいて、さすがにストレスもたまったのだろう。それでは元気も出ない。病気も治るまい。そこで、今日はパコと過ごすことにしたのだ。

昨日は、病児保育に行く道、また同じ手を使って、「あの優しいおねえさんに看てもらおうねー」と話しかけた。ところが、保育園に着いてみると、違う看護師さんだった。

パコは看護師さんのわきを挨拶もせず素通りして、畳部屋に行って座った。こちらを振り返るので、「じゃね、パコ、バイバイ」と言っても、返答もしない。怒ったような冷たい目で、こちらに一瞥をくれるばかり。
「オイ、あのおねえさんじゃないぞ。ウソついたね……。看護師さんの手前、黙って見過ごしてやるけどね!」
こちらが部屋を出る時も、ついに一言も何も言わなかった。怒ってるのが分かった。

さて、一日中、部屋で一緒にゴロゴロし、外を少し散歩したりしたら、パコに笑顔が戻ってきた。食欲もさらに出てきた。きっと来週の月曜からは、ふだんの保育園に行けることだろう。
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2011年08月02日

病児・病後児保育

手足口病に罹ったパコを病児・病後児保育に連れて行った。ふだん行く保育園と違うので、パコも怪訝に感じていたが、着いて部屋に入ると、とたんに泣きだした。優しそうできれいな看護師さん二人が迎えてくれたが、大泣きである。

そりゃ、突然、知らないところに置いてかれるんだもの、驚くわなあ。罪悪感も感じるが、仕方がないのだ、パコよ許せ。

夕方、引き取りに行くと、看護師さんに「最初は泣いてましたけど、同室の男の子が来たら、ピタリと泣きやんで、一緒に遊んでましたよ」と言われた。うーむ。パコ、お前は外面がいいのか、オトコの子が好きなのか……。いや、ソイツは、どんな男の子なんだ?
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2011年08月01日

手足口病だった

朝、上さんの声に飛び起きた。
「パコの状態が、悪くなってるよ」
見ると、お尻の赤いプツプツがさらにひどくなり、タダレに近くなっている。痛くはないようで、パコは泣きはしないが、見ているだけで可哀そうになる。あちこちにトビヒのような発疹もある。

近くの皮膚科をネットで調べたが、あるはずの医院がない。業を煮やして、持病の足の痛みが走っていたが、簡単に着替えて走り出た。開院していることを確認して、上さんに電話して朝食後に行ってもらう。

診察の結果は、手足口病でした……。しかも、トビヒと併発。脚の蚊に刺されたのを掻きむしったところからトビヒが入った、と言われたそうだ。

仕事に行かねばならないから「病児・病後児保育」を探したが、どこも全部いっぱいだった。夫婦でため息――。私はどうしてもしなくてはならない仕事が詰まっていて、上さんに看てもらうしかない。できるだけ早く切り上げて――と考えていたが、結局、夕方までかかって上さんに一日中、付いていてもらうことになってしまった。申し訳ない。しかし、こちらも2時間しか寝ていないし……。

往復の電車の中でため息をついた。パコは皮膚が透き通るようにきれいで、見る人皆が、嘆息をつくほどだった。それが、あんなにタダレてしまって……。ああ、可哀そうにのぉ。代わってやりたい……。
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2011年07月31日

またもトビヒ

いかん。体調が悪くて、座っているだけでもツライ。左手の指はまだ腫れているし、左の瞼が、痙攣というか、開ける時に時々引っ掛かる。何もする気にならない。

まあ、精神的に甘ったれてるのだ。自分を叱咤せねば。

昨夜、パコが寝る前にオムツを替えていたら、股のところに赤いプツプツの発疹を発見。かなりひどい。以前から脚のあちこちにも虫さされのような腫れが多いので、気にはなっていたのだ(昨日の医者では、結局、虫刺されだろうということで、薬をもらってきただけだ)。同じ部屋にいても、われわれは刺されないのに……。

唇のところにも発疹が出ている。ヘルペス?もしかして、手口足病?だったら大変である――まあ明日の朝、見てみよう、と今朝、またチェックしてみたら、かなり酷いことになっている。皮膚も赤く腫れている。すわ、大変。さっそく医者に。しかし、自分は行ける体調ではないので、日曜診療の病院を探して、上さんに行ってもらう。

結局、脚の虫刺されの掻いたところから菌が入って、トビヒのようになったのだそうだ。体力が落ちているからだろうとのこと。薬をもらってきた。まあ、本人は元気そうだが……。手口足病でなくて、ホッ。

昨日、保育園に迎えに行ったら、先生から「夕方になると微熱が出ますね。体力が落ちているようですよ」と言われ、どうしたらいいんでしょうと訊くと、「早く迎えに来てやるのがいいんですよ」。できないから保育をお願いしてるんじゃ? 皮肉を言ってるのか、プロらしからぬ、とも思ったが、怒ってもはじまらない。ただ、こちらも一杯いっぱいなのだ。
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2011年07月25日

名前

パコが、“言葉”を積極的に使うようになった。一週間ほど前から、広告を見ながら、フニャフニャフニョと“読む”のだ。

朝、起き出してきたかと思えば、「むンニャむーにゃむー」と、“歌”らしきものを歌うこともある。

こちらを指さして、「だれ?」と訊くと、「かあーたん」や「おとーたん」と言う。「パーちゃんは?」と言うと、自分の鼻を指す。

「パーたん」は、前から、食べ物が欲しい時に言っていた。お菓子を食べていると、お菓子を指さして「パーたん」「パーたん」と言う。「パコちゃんも食べる!」という意味だ。「お菓子食べる?」と訊くと、さっそくお座りして待っている。

名前があるのがおもしろいのか、母親を指さして「ん?」とやる。「おかあさん」と答えると、もう一人の父親を指さして「ん?」とやる。「おとうさん」と答えると、また母親の方を指さす……ということを延々と繰り返す。時に、エアコンを指して、「ん?」。

風呂に入れてやっていると、ボディタワシを指さして「ん?」。気になるあちこち指さして、徹底的に訊くのである。
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2011年07月23日

食いしん坊

パコはよく食べる。保育園に迎えに行くと、ほとんどいつも、先生から「良く食べますねー」と言われる。家では喰わせてないように思われるのではないか、とちょっと不安になるくらい。
家でも、食う時は尋常な量ではない。「おいしい顔は?」と訊くと、目を細め、口をつぼめて、「美味し〜い」顔をする。

広告の写真の「寿司」をつまんで、口に入れ、「はむはむ」とやる。すみませんねえ……。でも、寿司なんか、どこで覚えたのか。

しばらく前から、写真や絵の「食べ物」にも反応するようになって、TVにおいしそうな物が映ると、「あーあー」と指さす。

口にあったものはいつまでも食べたがる。しかし、いったん気に入らなくなると、決して口をあけてくれない。一度、うまいフランスパンを買ってきたら、そればかり指をさして、近所で買っておいた普通のパンには、ガンとして口も開けなかった。

口が肥えるのはいいけれど、高くつきそうだよ、このおヒィ様。
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2011年07月18日

食物のトレーサビリティー破たん

夜、パコはなかなか寝つかなかった。母親が乳を含ませても、しばらくすると寝室の襖を叩いて出ようとする。「父親を呼んでるよ」と言われて行ってみるが、そうではないらしく、すぐあらぬ方向を指さして、泣き叫んだ。

オムツを取り出すから、替えたいのかと思えばそうでもないらしい(さっき替えたばかりである)。玄関に行くというから連れて行くと、玄関の靴を指して(?)何か言う。「もう遅いからね」と諭すと、さらに涙目で訴える。

なにをやっても、寝たくないと泣き叫ぶ。こんなのは初めてである。これが「夜泣き」というのだろうか。母親も父親もクタクタになって、結局、12時近くまで。

さて、牛肉の放射線問題だ。これまでも、この政府のモノゴトの決定の遅さにはあきれることばかりだが、放置した稲ワラ餌を牛にやるのを許していたとは――いや、外に野ざらしにするのを放置していたとは、ちょっと信じがたかった。本来なら、事故の後、農作物、畜産すべてで何らかの通達をすることを考えなかったのか?この政府は、アタマを使うことができないのか?

しかも悪いことに、この国は「食の安全」に関しては、穴だらけである。日本の「トレーサビリティー破たん」に関して先日書いたが、その良い例がこれだ。これからも、ますます被害が出るだろう。
セシウム汚染の牛「岩手県産」で流通も
福島県から出荷された放射性セシウム汚染の疑いがある牛肉が「岩手県産」などと別の産地表示で流通しているケースがあることが17日、分かった。農林水産省によると、牛は出荷されるまでに複数の場所で育てられることが多く、飼育期間が最も長い場所を産地として表示するのが基本とされるためだが、小売店や消費者には分かりにくい仕組みとなっている。

 「仕入れた時に『岩手県産』と表示されていた。福島県経由とは認識していなかった」。山口市内でスーパーを経営する会社は17日、福島県浅川町の農家が出荷した牛の肉を販売したことを文書でこう釈明した。

 このスーパーで販売された牛の個体識別番号から生産履歴を調べると、2002年5月5日生まれの雌で、出生地の記載はない。03年3月以降の約7年半は岩手県内で飼育され、昨年9月22日、浅川町に移動。今年5月11日、千葉県の食肉処理場で解体された。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20110718-806744.html
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2011年07月17日

ヘルパンギーナ

昨夜は、パコの熱が下がらず、一晩中、保冷枕にちゃんと頭を当てているかを確認しながら、一晩を過ごした(それだけしてたわけではないが)。

今朝、昼近くまで寝ていたら、パコが周りで跳ねまわっている。大きな笑い声、手をたたきながら陽気である。上さんが日曜も開いている病院に連れて行ったら、「ヘルパンギーナ」とかいう夏風邪で、明日には熱も下がるだろうと言われたという。
「流行りの夏風邪です。そのまま放っておいても、寝ていれば治ります」
と言われてたという。今朝は、まだ8度5分あったが、いまは7℃台に下がっている――というより、もう元気・全開。まあまあ、良かった。

目の前に座って、いつもするようにキスをしてくれたと思ったら、絵本を持ってきて持ちあげた手にちゃんと渡す。「もうこんな時間よ」とでもいうように、目覚まし時計を渡してくれる。

「ハイハイ、じゃあ、コーヒーでもお願いできますかね」と言うと、上さんをテーブルのところまで連れて行って、「うっ?」と、載っている自分のミルク入りコップを指さした。上さんが取り上げると、「よし」付いて来てと言わんばかりに、スタスタと歩いてきて、私を指さした。「のむ?」――

追記:
ところが、昼食の頃からまた泣き始めた。かなり激しい。小さなトマトをあげたら、吐き出した。そして、ひたすら泣き続ける。食べることも乳を吸うのもイヤがる。

「ヘルパンギーナ」を家の育児書で調べたら、喉頭にブツブツができてモノが食べられなくなるという。場合によっては、その(対処療法用の)薬も出すという。医者は、そのことに触れさえもしなかったのだ。まったく情報不十分! この医者、U医院という、何度か行ったことがある病院だが、イケない。前回のアレルギー性皮膚病も見落としで、結局、他の病院でちゃんとした診断をしてもらったのだった。(新しい)医学的知識がないようだ。

結局、寝てくれたものの、今度は寝過ぎて、一晩中起きて動き回っていた。育児と言うのはまさにこういうものを言うんだろう。

朝日新聞が、1955年、政府が原発を導入するために行った「偽装」について報じている(スクープ?)。最近の朝日は東電、原発業界への批判の姿勢が強く出てきている。距離を置き始めた?
原子力委の設置、裏に偽装報告 55年 初の海外調査団政府が1955年、原発を導入するために初めて派遣した海外調査団の報告書が、原子力委員会の設置を推進する内容に偽装されていたことがわかった。作成に関与した旧通商産業省の初代原子力課長(故人)の偽装を認める証言が、文部科学省の内部文書に記録されていた。

日本原発導入初期の流れ(朝日110716) 文書は85〜94年、日本の原子力行政の重鎮で、原子力局長や原子力委員を務めた故・島村武久氏が、原子力政策にかかわった政治家や官僚、学者など33人を講師として招いた「島村研究会」の録音記録。A4判620ページにわたって文書化され、文科省が製本したものを朝日新聞が入手した。

 政府は54年12月、初めての原子力予算で、物理学者を団長とする15人の「原子力平和的利用海外調査団」を派遣。4班に分かれて米英仏やインド、スウェーデン、デンマークなど14カ国を巡り、原子力行政の組織体制を調べた。

 調査団は帰国後、原子力を推進・開発する政府の機関について「各国の統括機関はほとんどすべて委員会の形をとり多頭。各方面の意見を十分に入れるためと思われる」と報告書に明記して、集団指導体制による委員会の設置を日本でも急ぐよう提言した。

 事務局として作成にかかわった旧通産省工業技術院原子力課の初代課長の故・堀純郎氏は88年、「島村研究会」に招かれ、「(トップに)委員会をつくっているのは米国だけで、ほかにはどこもない」と指摘。フランスは「役所」、イギリスは「公社」だったにもかかわらず、「(諸外国は)どこでも委員会だ。だから日本でも委員会を作らなくちゃいかんと強調した」と偽装を証言した。

 さらに「若い事務官がこんなうそ書けるかと憤慨した」とも証言し、のちに資源エネルギー庁次長となる豊永恵哉氏が偽装に抵抗したことを明らかにした。
 豊永氏は朝日新聞の取材に「委員会は米国にしかなく、責任があいまいになり、日本になじまないと思った。むしろしっかりした行政組織を作るべきだと上司に進言した」と話す。

 政府は報告書をもとに原子力委員会を56年に発足させ、初代委員長に正力松太郎国務相、委員にノーベル物理学賞の湯川秀樹氏、経団連会長の石川一郎氏らを起用。著名人を集めた委員会を設け、米国の水爆実験で「第五福竜丸」が被曝(ひばく)した事件による原子力への世論の逆風を弱める狙いがあったとみられる。政府が公表した報告書の偽装は、原発導入期からの隠蔽(いんぺい)体質を示すものだ。(山岸一生)
http://www.asahi.com/politics/update/0717/TKY201107160721.html
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2011年07月16日

週末はフィーバー

午後、保育園から電話があった。パコに39度近い熱があると言う。あわてて迎えに行く。

あちこち電話したが、土曜の午後は小児科病院は閉まっている。とりあえず、明日の朝まで看て熱が下がらなければ、救急でもなんでも、医者に行くしかない。

保育園に着くと、パコは医務室のベッドに横になっていた。オデコに乳児用の(?)小さなヒエピタが貼られている。元気がない。朝は、あんなに威勢がよかったのに(大騒ぎで、グラスを一つ床にたたきつけて割った)。

帰宅してジュースを飲ませるが、いつもの元気さはない。横になるパコに添い寝する。仕事が遅れるが仕方がない。私もいつまで生きられるか判らない。機会があれば、できるだけパコの相手をしなければ。
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2011年07月14日

目を覚ましたら

目を開いたら、かたわらのかわいい子が、ムックと顔をあげてこちらの顔を見た。

「おお、かわいコちゃん。私のかたわらで目を覚ましたかわい子ちゃんは、君で、4857人目かなあ」
と言ったら、パコは
「ふふー」
と、なかば呆れ顔を含んだ大きな笑顔で、起き上がった。ジョークが分かる子に育ってるようだ。
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2011年07月06日

パコの嫉妬

夜、パコはなかなか寝ない。母親に甘えて乳をねだっては、また起きて歩きまわる。何回目かの後、部屋の隅にあった収納式のベンチに上ってしまった。

ベンチには、郵便局からもらった小さなサルのヌイグルミが置いてある。「サルタン」と名付けている。それを見て、上さんが、ふと
「パコに、嫉妬があるって、チェックしたことないなあ」
と言った。

顔を見合わせた後、私が「サルタン」を引き寄せて
「サルタン、かわいいねえ」
と抱きしめた。
上さんも、「サルタン、チュッ」とキスをした。

パコは、こちらを見るでもなく、思い深げに視線をただよわせている。サルタンをベンチに戻す――と、パコはすました顔で、「サルタン」をつまんで、ポイッと床に投げた。

上さんは、そのサルタンをつかんで、一緒に布団に横になった。
「あー、サルタンはオヤスミ、いい子だねー」
抱きしめると、パコはベンチから降りて行って、そのわきに横になったのだ。

もう、嫉妬の気持ちって湧いてきてるんだねえ。

パコの「水イボ」が治らない、どころか、手に小さな点が二つほどでてきた。あす、医者に連れて行くことにしよう。明日は仕事がないので、久しぶりにジムにでも行こうと思ったが、これでは行けそうにない。
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2011年07月03日

口をとがらす

パコが、何かにつけて、口をとがらして見せるようになった。オムツを替えたくないとか、オヤツが欲しいとか。母親をまねているようだ。パコを叱る時に下から睨んでする「メッ」も、まねるようになった。

こうして、表情豊かになるんだねえ。しかし、親の在り方が、こうモロにでると、ややあせる。

夜、通販で注文していたシンチレーションの線量計が届く。精度は、先に買った小型ガイガーカウンター(ロシア製)よりも良いらしい。アメリカ製(香港で組み立て)のもの。

ガイガーカウンターで、この辺りは「0.11」位が普通だが、シンチレーションの線量計では「0.07」位を指す。0.03〜0.06くらいの差がある。低めなので、何となくホッとする。もちろん、セシウムのどれかだけに反応しているようだったら、低いのは事実を伝えていなくて問題なのだけれど。
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2011年07月02日

夏祭り

朝の9時半から、保育園の夏祭りである。

保育園から、親も浴衣か甚平を着て来るように、言われていた。甚平なんか持っていないが、娘のためだ。と、わざわざ買った。

パコには、トンボの柄の甚平を着せた。当日、浴衣を着る予定だった上さんは、止めにした。必要なものがないという。しかたなく、私が甚平を着る。

3人で保育園に向かう。朝から甚平で外を歩くオヤジ――わきに娘がいなかったら、どうみてもアブない中年だ。

保育園に行ってみると、甚平を着ているのは私だけだった。父親たちは、ほとんどTシャツ姿で、ハチマキをしている人もいる。もちろん、手にはカメラ。

パコは、見たこともない熱気に気おされたのか、急に泣き出した。
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2011年03月14日

「おつむ」と「おてて」

記者会見をする枝野官房長官が、非常に疲れた顔をしている。寝る気にはなかなかならないのだろうし、日本では「不眠不休」が美徳とされるからな。しかし、疲労がたまれば判断を誤ることもあろう。そもそも、スポークス・パーソンを別に置けばいい。専門的な問題は、専門家にブリーフさせればいい。どんな官房長官だって、すべての専門家ではないのだから、ちゃんと答えられない質問というものがある。能率も良くないだろう。

なんでも官房長官がやるという日本の習慣はおかしい。

さて、余震が落ち着くのを待って、パコを風呂に入れる――災害地の人々に比べたら天国であろう。

「おつむテンテン」というと、パコは両手を頭の両脇にやる。以前は、ホッペタを触って、まるでムンクの絵「叫び」のようだったが、いまは頭に届くようになった。体を洗っている時、「おつむ」と言いながら頭を指さし、手を指して「おてて」と言ってみた。何度か繰り返す。パコは、言葉は似てるが違うものを指すのに気づいたようだった。「おつむ」と「おてて」が別ものだということに気づくのはいつだろうか……。

そこからついでに、パコを指さして「パコ」、私を「とうちゃん」と指さしていたら、眼をじっと見開いて驚いたような顔をした。なにか感動的な発見があったという顔にみえる。
モノには別のなまえがあることに気づいた?――親バカは先走るのである。
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2011年02月17日

早すぎる離陸

パコは、目の前の人にお辞儀をする。深々と屈伸をして、頭を下げる。「おはよー」で教えていたら、いつでもするようになった。

手にもった何かを近くの人に手渡しもする。渡すふりをして、「わたさないよー」と走って行く、お茶目も始めた。嬉しい変化だ。

悲しい変化もある。これまでは、ほっぺたを差し出すと、口付けしてくれた。離れたところにいても、わざわざ歩いてきてしたものである。お父さんだけにするので、上さんには鼻高々であった。

それが、今日、止めてしまった。ほっぺたを差し出しても、横を向いたり、口付けをするようなフリをして、さっと身を引いてしまう。わざとやってるとしか思えない。父親に距離を取るようになったか――早すぎる離陸だ。
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2011年02月13日

雛人形届く

買った雛人形が届いた。今日を選んだのは、大安だからだと、上さんは言う。上さんはふだん迷信的ではないくせに、こういうことになると妙にゲンを担ぐ。お宮参りもしっかりと行かされたし。

家には広い場所がないし、パコが手の届くところに置くと大変なことになるので、TVボードの棚2段を空けて、そこに飾った。お内裏様も3人官女もチト窮屈そうだが、もともと小ぶりなのでピッタリおさまっている。

飾ってあるのに気づいたパコは、人差指を雛人形の方に伸ばして、「あーあー」と言った。抱き上げて近づけてやると、気のせいか、笑顔を輝かせた。
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